医学部入試問題を斬る

エースメディカルみなとみらいの峰岸先生が様々なテーマを扱い医学部入試を徹底解説。

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峰岸先生が徹底解説!『医学部入試問題を斬る』

「医学部入試の攻略」というテーマで医学部入試の対策講座を開設しています。入試問題の解説の他、受験に関する様々なテーマで入試に切り込んでいきます。入試問題についても英語のみならず各科目はもとより、小論文、面接といったものも幅広く扱う予定です。

第168回.医学部入試問題-英語「長文読解-富山大学」②

今回は富山大医学部の入試問題(2017年)を扱っています。設問も含めると1700語の超長文です。今日は第1パラグラフ第5文から読んでいきましょう。解説の都合上本文やパラグラフに番号を入れています。

次の文章を読み,問いに答えなさい。

¶1⑤We both needed a break. ⑥We had been trying to get pregnant for over two years.⑦Sonia was now thirty-two, and I was thirty-four, and we were quietly panicking that our efforts had become [ (B) ].

[設問(1)]
下線部(A) My wife Sonia and I’d had a hard time (A)conceiving.の内容を最もよく表していると考えられる表現を下から選んで記号を解答欄に書きなさい。

  • becoming tense
  • believing in ourselves
  • conceptualizing our failures
  • getting pregnant
  • feeling frustrated

[設問(2)]
空欄[ (B) ]に共通して入る適語を下から選んで解答欄に書きなさい。

  • factual
  • fertile
  • fierce
  • forceful
  • futile

第1パラグラフ
第5文

We both needed a break.

主語はWe both(私たち二人とも)で述語はneeded a break(休暇が必要でした)です。

訳:私たち二人とも一息入れることが必要だったのです

第6文

We had been trying to get pregnant for over two years.

主語はWe(私たち)で述語はhad been trying (試してきた)です。「何を試してきたのか」はto get pregnant(妊娠すること)です。「どのくらいの期間か」は for over two years(2年間以上)です。つまり「子供を作ろうとしていた」ということですが、第2文でWe tried everything, but nothing worked. (私たちはすべてのことをやってみましたがうまくいくことはありませんでした)とありますから、「2年以上不妊の治療をしていた」ということです。

訳:私たちは2年以上も不妊治療をしていました。

ここで、設問(1)を見てみましょう。

設問(1) 下線部(A)の内容を最もよく表していると考えられる表現を下から選んで記号を解答欄に書きなさい。

(a) becoming tense(緊張すること)(b) believing in ourselves(自分たちを信じること)(c)conceptualizing our failures(私たちの失敗を概念化すること)(d) getting pregnant(妊娠すること)(e) feeling frustrated(不満を感じること)よって正解は(d)です。

第7文

Sonia was now thirty-two, and I was thirty-four, and we were quietly panicking that our efforts had become [ (B) ].

主語はSonia(ソニア)で述語はwas now thirty-two(32歳でした)です。nowは「今」ですが文脈上「その時は」です。I was thirty-fourは「私は34歳でした」です。次の文の主語はwe(私たち)で述語はwere quietly panicking(とても焦っていた)です。「何に対して焦っていたのか」は that our efforts(私たちの努力)がhad become [ (B) ](B)になってしまうことです。

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いかがでしょう。物語の前提が続きますね。設問(2)に合わせて[ (B) ]を埋めた訳を次回やっていきましょう。お楽しみに。

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エースメディカルみなとみらいでは、生徒各個人に合わせて英文のレベルを分け、中学生レベルの英文から科学雑誌の英文までを準備しています。医学部に受かる力の養成に直結した授業を展開しています。無料レッスン随時受け付け中です。お問い合わせください。

2019年2月08日

プロフィール

峰岸 敏之
1964年生まれ。早稲田大学大学院・法学研究科前期課程修了、法学修士。大手新聞社で新聞記者を経験後、講師業に転向。河合塾や城南予備校、栄光ゼミナールなどの大手予備校や医学部予備校などで、大学受験ブロック長や英語科責任者などを務める。指導教科は英語と小論文。2013年春に横浜に医学部予備校を開校し、「30年以上続く予備校を作り、医学部への合格者を1000人を出す」が目標。

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