東京医科歯科大学は世界で活躍する医療人を育成する医歯学系総合大学です。
東京医科歯科大学医学部医学科は、国内唯一の医歯学系総合大学院大学であり医歯学融合の特色ある教育を行っている医学科です。
東京医科歯科大学は、1928年(昭和3年)に東京高等歯科医学校が設置されたのを起源にもち、医学科は1944年(昭和19年)に東京医学歯学専門学校となったときに設置されました。
国立最古の歯学部に始まり、日本初の看護系大学院大学、国立大学で初の保健衛生学科の設立等、常に医歯学教育・研究のパイオニアとして牽引しています。
医科歯科大学では、研究および臨床において国際社会のリードとして活躍できる医療人の養成を目指しています。
そのため、積極的に国際交流も行っていて、特にハーバード大学での臨床体験実習に参加できる貴重なプログラムを有しています。
また、その他多数の国々の研究拠点や医療施設での研究体験を行うことができる機会が設けられています。
医学科のスケジュール
医科歯科大学では、医歯学融合教育を掲げており在学6年間を通じて学部間の垣根を越えて学生同士が学ぶ機会が多く設けられています。
まず、一年次には教養教育を中心に学習し、後期には湯島地区にある付属病院で週に1回医療人としての意識を高める目的として医学導入が行われます。
2年次から4年次までは、生体および病気のメカニズムを学習し、臨床科目については統合型教育で学習していきます。
さらに4年次は、自由選択学習(プロジェクトセメスター)が設けられ、最長半年の間、自分の興味のある分野について研究を行い研究者としての考え方やものの捉え方を身につけていきます。
5年次以降は、付属病院や関連病院での診療参加型臨床実習が行われます。これは、4週間ずつ16ローテーションで様々な医療現場で実践訓練を行います。
また、国際社会に通じる医療人を育成することに力を入れており、1~3年の間には医学を英語で学ぶ講義があります。
基本情報
キャンパス | ■国府台地区:教養教育 ■湯島地区:専門教育 |
---|---|
住所 | 〒113-8510 東京都文京区湯島1-5-45 |
医学科公式HP | http://www.med.tmd.ac.jp/ |
東京医科歯科大学医学部の入試情報
【前期日程】
試験科目 | 試験時間 | |
---|---|---|
センター試験 | 180点 | 2日間 |
数学 | 120点 | 90分 |
理科 | 120点 | 120分 |
英語 | 120点 | 90分 |
面接 | / | 10分程度 |
合計 | 540点 | / |
【後期日程】
試験科目 | 試験時間 | |
---|---|---|
センター試験 | 500点 | 2日間 |
小論文 | 100点 | 120分 |
面接 | 100点 | / |
合計 | 700点 | / |
東京医科歯科大学医学部は、志願者数が募集定員の4倍を超えた場合にのみ、センター試験の結果により第一段階選抜試験を行うとしています。 募集定員は、前期試験が82名、後期試験が10名となっています。
例年、倍率は4.0倍から4.5倍程度のため、ほとんど第一段階選抜試験は行われています。東京医科歯科大学医学部の入試科目の内容について紹介すると、英語は医学に絡んだ専門的な文章が多いです。
日本語要約は必ずと言っていいほど出題されるので記述対策も重要です。 数学は膨大な量の計算があるため、正確さと計算力が求められます。
理科は証文数が多く、データを読み取る能力も試されることが多いです。
平成29年(2017年)度入試結果
【前期日程】
募集定員 | 志願者数 | 受験者数 | 合格者数 |
---|---|---|---|
82 | 366 | 320 | 93 |
2次試験結果
最高点 | 最低点 | 平均点 |
---|---|---|
428.6点 | 368.8点 | 389.8点 |
【後期日程】
募集定員 | 志願者数 | 受験者数 | 合格者数 |
---|---|---|---|
15 | 194 | 39 | 18 |
2017年東京医科歯科大学医学部の志願倍率は3.9倍であり、第一段階選抜試験は行われませんでした。
英語は、専門用語は多く語彙力がないと読解は難しい試験でしたが、内容自体は具体的で読みやすいものでした。今年の東京医科歯科大学の生物は、論述力を求められた試験でした。
平成28年(2016年)度入試結果
【前期日程】
募集定員 | 志願者数 | 受験者数 | 合格者数 |
---|---|---|---|
82 | 396 | 315 | 91 |
2次試験結果
最高点 | 最低点 | 平均点 |
---|---|---|
430.8点 | 368.2点 | 388.5点 |
【後期日程】
募集定員 | 志願者数 | 受験者数 | 合格者数 |
---|---|---|---|
15 | 202 | 27 | 19 |
2016年度の東京医科歯科大学医学部の前期日程における倍率は4.4倍であったため、第一段階選抜試験が実施されました。
近年の東京医科歯科大学医学部の倍率と比較すると、かなり倍率が高い入試となりました。 英語の試験で、本文の内容にあっているかどうかの正誤問題が出題されたのが特徴です。
数も24問と多く、文章の隅々まできちんと読解することが必要な入試でした。
テスト開始時に、設問をチェックしていない受験生にとっては厳しい問題だったよう。
各大学の医学部に合わせた対策が必要です。
平成27年(2015年)度入試結果
【前期日程】
募集定員 | 志願者数 | 受験者数 | 合格者数 |
---|---|---|---|
82 | 388 | 315 | 93 |
2次試験結果
最高点 | 最低点 | 平均点 |
---|---|---|
430.2点 | 367.4点 | 389.1点 |
【後期日程】
募集定員 | 志願者数 | 受験者数 | 合格者数 |
---|---|---|---|
15 | 160 | 24 | 16 |
今年度の東京医科歯科大学医学部前期日程の倍率は4.2倍でした。前期日程の合格者の女子比率が30%を超え、近年では最高の女子率となりました。
数学についてみていきますと、大問が3つあるうち2問が難しくなっていました、整数についての大問1は、比較的易しめだったのできちんと得点したいところです。
平成26年(2014年)度入試結果
【前期日程】
募集定員 | 志願者数 | 受験者数 | 合格者数 |
---|---|---|---|
82 | 388 | 322 | 90 |
2次試験結果
最高点 | 最低点 | 平均点 |
---|---|---|
464.6点 | 365.6点 | / |
【後期日程】
募集定員 | 志願者数 | 受験者数 | 合格者数 |
---|---|---|---|
15 | 162 | 37 | 16 |
最高点 | 最低点 | 平均点 |
---|---|---|
663.1点 | 603.7点 | / |
前期試験の倍率が4倍を超えていたため、第一段階選抜試験が実施されました。
今年度の東京医科歯科大学医学部前期日程の合格最高点は、得点率86%とハイレベルな戦いでした。
2014年度入学試験をもって、東京医科歯科大学医学部は後期試験の入試結果を公表するのを終了いたしました。2015年度からは前期試験の入試結果のみ公表しています。
東京医科歯科大学医学部医学科の口コミ・体験談
当サイトでは、現在東京医科歯科大学医学部医学科の口コミ・体験談を募集しています。医学部志望の受験生に役立つ情報の場として、ぜひご協力お願いいたします。
東京医科歯科大学への合格実績がある医学部予備校
野田クルゼ | |||
---|---|---|---|
野田クルゼは、2015年から国立大学医学部のみを受験する特別クラス「国立医進コース」を新設。少人数で、特に医学部受験生が苦手とする文系科目のサポート体制も魅力です。 学費も、一般大手予備校と同様のレベルで、医学部専門の授業が受けられる金額となっています。40年以上の医学部受験指導実績がある野田クルゼなら、ワンランク上の国立大医学部合格も実現可能です。 |
|||
特徴 | 割安な料金体系で国立医進コース誕生 | ||
口コミ・評判 | |||
校舎 | 東京 | ||
駿台予備校 | |||
---|---|---|---|
駿台予備校は、医学部に強いと昔から言われ毎年多くの医学部合格者を輩出している大手予備校です。 特に、難関国公立大学医学部および私立上位大学医学部の合格者数を多いのが特徴です。長年多くの医学部合格者を輩出した豊富なデータと質の高い授業で医学部合格へ向けた受験生の学習をサポートします。 |
|||
特徴 | 実績豊富な伝統の医学部コース | ||
口コミ・評判 | |||
校舎 | 全国主要都市 | ||
河合塾 | |||
---|---|---|---|
河合塾は、難関国公立大学及び私立大学の医学部合格者を多数輩出している大手予備校です。机の河合&テキストの河合と言われるほど、学習環境や教材に定評があります。また、学士編入者の医学部合格者は他の予備校機関を圧倒しており、国立大学入学定員の45%を占めています。 |
|||
特徴 | 医学部学士編入では他を圧倒 | ||
口コミ・評判 | |||
校舎 | 全国主要都市 | ||
当サイトでは、現在医学部予備校の口コミ・体験談を募集しています。医学部志望の受験生に役立つ情報の場として、ぜひご協力お願いいたします。
口コミ投稿はこちら
福岡で合格実績豊富な全寮制の医学部予備校
生徒の2人に1人が医学部進学を実現させる実力派予備校