授業なしの自習型医学部予備校は圧倒的な演習量が確保できるので得点力が磨けます。
医学部予備校のなかには授業を行わない自習のみのシステムもあります。
教材や参考書を使って不明点は講師からその都度教えてもらえるので学習効率が非常に高いと評判。
ここでは、自習型を採用する医学部予備校について紹介していきます。
授業なしの自習型医学部予備校
通常の医学部予備校の場合、講師の授業によって知識や解法を習得するのが一般的ですが、なかには授業を一切行わず自習だけの予備校もあります。
エースアカデミーや武田塾が授業を行わない方針を採用していることで有名で、授業がなくても医学部合格者を輩出しています。
「分かった」≠「できる」多くの医学部予備校でも演習の重要性を説いていますが、自習型は最も追及した学習スタイルであり、分からない点だけを個別に指導することで、多くの時間を演習に充て得点力を高めていく学習法です。
問題を何度も繰り返し解くことで凡ミスを減らし、解法スピードを高めていくことで、本試験で初見の問題にあたっても最低限の得点を稼げるだけの得点力を磨き上げることが可能になります。
また、ただ自習をするだけなら医学部予備校などの学習環境は必要ありませんが、自習型の予備校では講師やチューターによるピンポイントの指導や質問対応だけでなく、学習計画・戦略の立案や、進捗管理など最短合格を実現するためにきめ細かなサポートが受けられます。
自習型のメリット
授業を受けると分かった気になってしまい、それだけで満足してしまう受験生が多くいまるのが現実です。
しかし、授業で分かったからと言って問題が解ける訳ではありません。
それなら、90分などかけて授業を受けるよりも自分が分からない箇所だけ指導してもらったほうが学習効率は非常に高くなります。
特に集団授業だとレベル別で区切ったとしても授業で自分が理解している部分も多いので無駄は絶対的に排除することはできません。
分からない論点を自分で考えだして答えを導く過程は、応用問題を解けるようになるためには必要不可欠です。
アウトプットに時間を大きく費やせるので、とことん問題と向き合えるのも自習型の医学部予備校のメリットと言えるでしょう。
自習型は授業を基本的に行わないため、講師の拘束時間もなく医学生などのチューターで代用することも可能なので学費は割安です。
教材もオリジナルではなく、市販の参考書等で学習することも多いので教材費などの負担も軽減できます。
自習型なら、一般的な医学部予備校のような高額な学費を請求されることはないので家計にやさしく医学部を目指せます。
自習型のデメリット
自習型の医学部予備校の場合、フォローはありますがやはり多くの時間を自習に費やすため、自己管理できないとメリットを最大限に発揮できません。
自己管理が苦手な受験生は、厳格に学習を管理してくれる医学部予備校などを利用したほうが、学力は伸びる可能性が高いです。
生徒の中では授業を受けて講師から叱咤激励されることでモチベーションが上がり勉強意欲が高まる人もいると思います。
そんな生徒にとっては、自習室を利用して机に向かって勉強する時間がほとんどなので、モチベーションの維持が困難に感じるかもしれません。
また、デメリットとして自習型ならお金払ってまで予備校に通う必要性が感じられないと思う人もいるかもしれませんが、自習型の予備校では学習効率を上げるために正しい学習法を教えてくれます。
これは、独学での自主学習だけでは絶対に得ることのできないノウハウです。
さらに、自習といっても志望校に合わせた学習プランの作成や、各科目の勉強バランスなど細かく指導してもらえます。
自習といっても独学よりも得られるメリットは非常に大きいです。
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