名古屋市立大学医学部は多方面で活躍できる医師を養成する公立大学です。
名古屋市立大学医学部医学科は、1943年に創設された名古屋市立女子医学専門学校をルーツに持つ公立大学の医学科です。
これまでに4400名の卒業生を輩出し、患者さんに寄り添った医療を大切にする医療人として活躍しています。
卒業後は、一般病院で働く臨床医のみならず、研究医や行政機関、WHO等の国際機関をはじめとした様々な分野で活躍できるよう、カリキュラムや指導内容が作り込まれています。
在学中から薬学部や看護学部の学生と交流を行うことで、チーム医療を学ぶ機会が設けられていたり、英語で診察が学べる講義や「MD-PhDコース」を設置して早期から研究に専念できる環境が整備されています。
6年次には、オーストラリアの名門大学の1つであるニューサウスウェールズ大学で臨床実習を体験することができ、海外の医療や文化を直接学ぶことができます。
医学科のスケジュール
名古屋市立大学医学部医学科では、1年次は滝子キャンパスで他学部生と一緒に教養科目を学ぶと同時に、早期体験学習として最先端の医療現場や研究を学んでいきます。
2年次からは、桜山キャンパスで本格的な医学部の学習がスタートし、3年次にかけて基礎医学部を中心に学びます。
また、基礎自主研修が用意されており、4か月間、基礎医学研究室に入って研究の基礎を習得していきます。
4年次からは、臨床教育が始まり、疾患の状態や診察・診断などの知識の習得と並行して、診察スキルや倫理などの医療人としての考え方や捉え方を学び臨床実習に備えます。
5年次からは、臨床実習がスタートし、臨床現場で診察活動に従事することで、応用力を身に着けていきます。
6年次には、選択制臨床実習が用意されており、大学病院や連携教育病院などの学外での臨床実習を経験することができ、実践能力を更に磨いていきます。
基本情報
キャンパス | ■滝子キャンパス:全学教育科目 ■桜山キャンパス:専門教育科目 |
---|---|
住所 | 〒467-8601 愛知県名古屋市瑞穂区瑞穂町字川澄1 |
男女比率 | 80:20 (H27合格者) |
医学科公式HP | https://www.nagoya-cu.ac.jp/academics/undergrad-med/ |
名古屋市立大学医学部の入試情報
試験科目 | 試験時間 | |
---|---|---|
センター試験 | 500点 | 2日間 |
数学 | 150点 | 120分 |
理科 | 200点 | 150分(2科目) |
英語 | 150点 | 120分 |
面接 | 200点 | / |
合計 | 1200点 | / |
名古屋市立大学医学部は、前期のみの入試を行っています。面接は200点満点ですが、名古屋市立大学医学部合格者は一律で満点をもらっているようです。
科目の比率が、センターも含めて理系科目に比重が高いので文系科目に苦手意識がある人でも受けやすい大学です。 一般入試以外にも、推薦Bと地域枠による推薦も行っています。
一般入試の問題は、以前は難問ぞろいでしたが、最近は易化傾向にあります。
平成29年(2017年)度入試結果
募集定員 | 志願者数 | 受験者数 | 合格者数 |
---|---|---|---|
70 | 506 | 456 | 74 |
センター試験結果(比率)
最高点 | 最低点 | 平均点 |
---|---|---|
95.4% | 80.0% | 88.9% |
2次試験結果
最高点 | 最低点 | 平均点 |
---|---|---|
1052.3点 | 953.2点 | 988.4点 |
今年度の名古屋市立大学医学部倍率は、6.2倍でした。
平成28年(2016年)度入試結果
募集定員 | 志願者数 | 受験者数 | 合格者数 |
---|---|---|---|
70 | 603 | 545 | 74 |
センター試験結果(比率)
最高点 | 最低点 | 平均点 |
---|---|---|
95.2% | 82.8% | 89.3% |
2次試験結果
最高点 | 最低点 | 平均点 |
---|---|---|
1079.7点 | 983.3点 | 1013.1点 |
2016年度の名古屋市立大学医学部の倍率は、7.4倍でした。合格者の最高点は、90%なことからも分かるように、ハイレベルな入試です。
正規合格者73名に追加合格者1名を加えた累計74名が、名古屋市立大学医学部の最終合格者数です。追加合格者の発表は、3/28~3/31の間に行われました。
平成27年(2015年)度入試結果
募集定員 | 志願者数 | 受験者数 | 合格者数 |
---|---|---|---|
70 | 467 | 402 | 72 |
センター試験結果(比率)
最高点 | 最低点 | 平均点 |
---|---|---|
93.3% | 82.5% | 88.6% |
2次試験結果
最高点 | 最低点 | 平均点 |
---|---|---|
1075.4点 | 979.8点 | 1013.4点 |
今年度の名古屋市立大学医学部の倍率は、5.6倍でした。正規合格者70名に加えて、追加合格者1名の累計合格者数は71名です。
センター試験の合格最低比率が82%のように、センター試験でもきちんと得点を取ることが求められます。
平成26年(2014年)度入試結果
募集定員 | 志願者数 | 受験者数 | 合格者数 |
---|---|---|---|
70 | 484 | 422 | 71 |
センター試験結果(比率)
最高点 | 最低点 | 平均点 |
---|---|---|
96% | 82% | / |
2次試験結果
最高点 | 最低点 | 平均点 |
---|---|---|
1076.6点 | 966.1点 | / |
2014年度の名古屋市立大学医学部の倍率は、5.9倍でした。追加合格者は1名であり、3/28に発表されました。 推薦Bの合格者は20名であり、地域枠推薦は5名となっています。
名古屋市立大学医学部医学科の口コミ・体験談
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