東京にある医学部合格の実績が豊富な高校に進学するのが一番の近道です。
医学部受験ブームにより、今では進学校で有名な東京の高校の生徒が目指しています。
東大や早慶の理系に進学するより、医学部を重視する生徒が増えており、合格者数も高校によって大きく異なる状態です。
小学生や中学生で医学部を目指している人は高校選びも現役合格を実現するために実績豊富なところを目指すのが近見です。
東京の医学部合格者数高校別ランキング
国公立医学部
順位 | 全国 順位 |
区分 | 高校 | 合格者数 |
---|---|---|---|---|
1 | 7 | 私 | 開成 | 59 |
2 | 16 | 私 | 麻布 | 42 |
3 | 16 | 私 | 桜蔭 | 42 |
4 | 26 | 私 | 豊島岡 女子学園 |
36 |
5 | 33 | 私 | 海城 | 33 |
私立医学部
順位 | 全国 順位 |
区分 | 高校 | 私立 |
---|---|---|---|---|
1 | 2 | 私 | 桜蔭 | 81 |
2 | 3 | 私 | 海城 | 79 |
3 | 4 | 私 | 開成 | 75 |
4 | 5 | 私 | 豊島岡 女子学園 |
72 |
5 | 8 | 私 | 白百合 学園 |
61 |
6 | 12 | 私 | 巣鴨 | 57 |
7 | 16 | 私 | 雙葉 | 49 |
8 | 20 | 私 | 吉祥女子 | 44 |
8 | 22 | 私 | 暁星 | 44 |
10 | 23 | 私 | 駒場東邦 | 43 |
11 | 24 | 私 | 麻布 | 41 |
12 | 25 | 公 | 日比谷 | 40 |
13 | 26 | 国 | 筑波大附 | 38 |
14 | 27 | 私 | 芝 | 37 |
15 | 30 | 私 | 桐朋 | 36 |
16 | 35 | 国 | 筑波大 附駒場 |
35 |
16 | 35 | 私 | 女子学院 | 35 |
18 | 40 | 私 | 城北 | 34 |
18 | 40 | 私 | 世田谷 学園 |
34 |
18 | 40 | 私 | 本郷 | 34 |
上記のランキングを見ると中学受験で有名な難関私立が揃ってランクインしている状況です。
やはり、男子・女子の御三家を筆頭に東京の難関中高が上位を独占していることから、医学部を目指す生徒は中学受験を経験している人が多いようです。
中間一貫校に入ることが医学部合格への最短ルートであることが、東海や灘などの医学部合格実績を見ても定説になりつつあります。
医学部へ行きたいと早い段階から思っているのであれば中学受験で上記にランクインしている学校へ進学することをおすすめします。
都内の公立高校から医学部合格は困難か
東京に絞って高校別の医学部合格者数ランキングを見ると分かる通り、私立高校ばかりがランクインしています。
それも全ての高校が中高一貫教育を取り入れており、6年を通して対策している強みが結果にも反映していることが分かります。
では、都立高校から医学部合格を目指すことは難しいかと言えば、トップの公立高校であれば十分合格が狙えます。
確かに、高校受験を挟むので一貫して6年間を勉強に費やせる一貫校に比べるとスムーズな学習計画が立てにくいですが、トップ校であれば毎年医学部合格者をコンスタントに輩出させているうえ、3年間で医学部合格に必要な学力は身につけられます。
また、都立武蔵や両国など中高一貫を取り入れている公立高校もあるため医学部を見据えて中学受験で目指すことで、高校受験対策の時間を割く必要なく医学部対策に専念できます。
よって、医学部を目指す場合は日比谷高校・西高校・国立高校か、あるいは都立二番手とされる戸山高校・八王子東高校の5校が理想的です。
立川高校・国分寺高校・武蔵高校・新宿高校・青山高校・両国高校などそれ以外の都立二番手であれば、上位の成績に位置していなければ現役で医学部合格は厳しいでしょう。
都立高校 | 所在地 | 参考 偏差値 |
|
---|---|---|---|
トップ | 日比谷 高校 |
千代田区 | 76 |
西高校 | 杉並区 | 75 | |
国立高校 | 国立市 | 74 | |
2番手 | 戸山 | 新宿区 | 71 |
八王子東 | 八王子市 | 70 | |
青山 | 渋谷区 | 69 | |
新宿 | 新宿区 | 69 | |
立川 | 立川市 | 69 | |
都立武蔵 | 武蔵野市 | 69 | |
両国 | 墨田区 | 68 | |
国分寺 | 国分寺市 | 68 | |
都立国際 | 目黒区 | 67 |
戸山高校はチームメディカルの指定を受け合格実績を伸ばす
戸山高校では、チームメディカルと呼ばれる医学部を目指す生徒同士が、放課後や長期休暇期間を使って医療機関の見学や交流会、医学部教授による模擬授業など、医師の仕事や医療への理解を深めながら医師として社会貢献できる人材を育成する3年一貫のプログラムが設けられています。
もちろん、医学部入試を突破できるよう学科試験や面接・小論文対策など生徒一人ひとりに対して学力向上に向けた指導を専任教員が行っています。
チームメディカルは平成28年に東京都教育委員会より指定され、国公立をはじめ医学部合格者を伸ばしている実績があります。
なお、チームメディカルには誰でも入れるわけではなく、各学年定員20名とし希望者が多い場合は選抜が実施されます。
医学部予備校で効率の良い対策を
東京には実績豊富な医学部予備校が沢山あるので、高校の授業で不足しがちな医学部対策を補填することができます。
医学部予備校と言えば高卒生が通うイメージでしたが、近年は現役生を対象とした専門コースを設置する校舎も増えています。
なかには東京御茶ノ水駅にある野田クルゼのように現役生専用校舎を設置している医学部予備校もあり、高卒生に気を遣わずにノビノビと勉強できます。
医学部合格を目指す受験生の多くは大手進学塾や医学部予備校に通いながら対策しており、高校の授業だけでは難しいのが現状でしょう。
単科講座も開設しており、苦手な科目だけに絞って受講できるので医学部予備校の学費が高いと言われていますが、費用負担を抑えることも可能です。
また、学校生活との両立もできるよう現役生クラスはカリキュラムや学習システムが工夫されているのでムリなく学べます。
現役生におすすめの医学部予備校
野田クルゼ | |
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特徴 | 現役合格に必要な学習環境が充実 |
野田クルゼは、40年以上の歴史を誇る難関大学をはじめ国公立大学医学部医学科の合格実績が豊富なお茶の水駅にある医学部予備校です。 医学部予備校のなかでも現役生を対象とした学習環境整備に早期から努めており、現役校舎や専用コースの設置など現役生が快適に学習可能です。 なかでも系列の早稲田アカデミーとコラボした現役生限定の「最難関医学部必勝講座」は、東大理三や慶應医学部など国内トップの医学部を目指す受験生から毎年高い評価を得ている人気講座となっています。 早稲田アカデミー大学受験部および野田クルゼから選抜された一流講師による集中講座は、外部生も受講する価値ありです。 |
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