難関入試の医学部に現役合格を実現するためには中学生から実績豊富な塾や予備校で受験対策を行うことが重要。
中学生や保護者の方で、医学部志望の方が近頃増えてきています。
その難易度は年々増しており、早くから考え、勉強することが重要になっています。
ここでは、医学部進学を考えて始めている皆さん向けに医学部を目指せる塾・予備校やそこに通う意義を徹底解説します。
医学部受験合格までの道のり
医学部入試への競争はもう始まっている
医学部に入るために「いつから勉強したらいいの?」「塾に通い始めるのはいつ頃がいい?」そんな疑問を持った中学生の方やその親御さんも医学部人気と相まって増えています。
実際に、小学生から塾に通い医学部進学を狙っている方もいる時代です。
中学生の段階で大学合格までに何を考え準備したらよいのか、このページでは徹底的に解説していきます。
様々な医学部入試の選抜方法
医学部入試も近年多様化しており、面接試験はもとより推薦・AO入試や地域枠入試、他学部からの編入などあらゆる方法があります。
推薦・AO入試であれば高校内で推薦をもらったり、内申書の成績が必要になります。
つまり、高校に入ってからが医学部志望者との勝負であり、そこで勝っていくためには中学時代の基礎が必要不可欠になります。
またひとえに医学部といっても、現役や浪人生の合格比率も各大学で異なり、注意が必要です。
医学部入試に必要な能力・資質とは
各分野・単元を苦手なく高得点をとれる学力
医学部に入るためには、1次試験に当たる共通テスト、2次試験に当たる前期・後期入試で国公立大学では共に高い得点率(約9割前後)が求められます。
そのような難関といえる受験を勝ち抜くためには、満遍なく受験に必要な全科目・単元で深い理解と応用力が必要です。
中学校の勉強は高校の勉強の基礎となり、その基礎がしっかりしていないと高校の内容、特に英語や数学で苦手を作ってしまうことになります。
しっかりと基礎を固め、当たり前に解ける、という水準を高めておくことが重要です。
その自分では補えない部分を補う手段として、今後塾に行くことを考えていく必要があると思います。
様々な価値観を理解し、専門性の高い倫理観を持てる
医師ひいては医療関係者は今現在もコロナ禍において患者さんのために自分の生活を制限されながらも懸命に働いています。
自分の休日だから何をしてもいい、といったような倫理観ではもちろん患者さんからの信頼はおろか社会からの信頼も失うことになります。
それだけでなく、医療者は日々命を前にして苦しい選択を強いられたり、様々な環境の患者さんの治療にあたっています。
その中では大学や塾で習うような机上の座学では割り切れないことも出てきます。
専門性の高い職業だからこそ、受験や各試験の合格のその先を意識して勉強する必要があります。
最後まで諦めない強靭な精神力
医療関係の職業に就きたいと考えている人は「あきらめないこと」が一番重要です。
これは受験でも、社会に出て働いても自分やチームの最大限を尽くす姿勢が求められます。医学部入学後の進級試験でも合格のためにものすごい勉強をこなしていくことになります。
自分の強い意志、精神力は自分やその周りの環境で身についていくものなので、自分を高いレベルの環境(塾、高校、友達等)のおくことは重要です。
その重要な環境の一部である塾選びについて見ていきましょう。
中学生におすすめ、人気の塾・予備校
費用や学費が気になる…
中学生から塾や予備校に通って医学部合格を目指すことは受験業界において早めの良いスタートといえます。
しかし、早いスタートということはそれだけ学費はもちろんかかります。
それだけでなく料金体系・コースや指導体制、評判、合格実績など気になる観点がいくつも出てきます。
いろいろなサイトに実績のランキングや東大・医学部合格を謳ったり、口コミが掲載されています。
しかし、一番大切なのは自分の勉強のスタイル・考え方に沿ったところを選ぶことです!
中高一貫校の特徴
中高一貫校は医学部合格しやすい大きなチャンスです!
というのも、カリキュラムが他の中学校と異なり多くは高校二年生までで高校の履修範囲を終え、高校三年生の間は大学受験勉強にフルに使えるからです。
そのため、習熟が浅くなりやすい数Ⅲや理科・社会の科目が他の高校生よりも点数の取れる傾向にあります。
また、ハイペースで授業を進むことは、医学部受験にとってかなり有利です。
中高一貫校の強みである、ハイペースで授業を進めることで、医学部により重点的な英語や数学に重点を置いた勉強ができ、理解をより深めることができるようになります。
さらに、中高一貫校では中学受験を勝ち抜いて合格しているので、勉強をする環境・習慣が身についています。
この環境で培った習慣は中学、高校での勉強にも大きく影響してきます。
中高一貫校に通っているなら
せっかくなら、先ほど述べた受験への利点をより大きく早くいかせるような塾・予備校選びをしたいですよね。
中高一貫校のハイペース・ハイレベルさについていくのが最近不安になってきた、塾・予備校まで集団で勉強できないという人には個別がおすすめ。
学校の対策はもちろん、大学入試までを熟知したオーダーメイドのカリキュラムは君の能力、努力を最大限に引き出してくれるはず。
その代わり、学費はやや高めであることが多いです。
最近ではオンラインの指導を行うところもあり、場所を問わず実力のある先生や人気講師、現役医学部生に直接指導、相談できる塾・予備校も登場しています。
一方、少人数での授業形式もおすすめです。
集団授業と個別指導の中間にあり、双方のメリットを持ち合わせています。
学校以外で同じ志の仲間も持ちたい、そのような理想も実現可能です。
学費も個別に比べると少々リーズナブルで、比較的手が出しやすい形式かもしれません。
以上のように、中高一貫に通う方は、その特徴を基に授業形式・習熟度から塾・予備校選びを行うことをおすすめします。
高校入試を見据えて勉強するなら
高校入試を見据えて勉強を行う中学生はまず、各都道府県の公立高校入試や私立の特殊な入試といった様々な形式の問題に対応する必要があります。
大学入試で医学部受験を選ぶという意志があるなら高校入試がゴールではなく高校内容までの先取りや考え方を学ぶ必要があります。
私立高校の特殊な入試はなおさら自らの力だけで合格することは至難の業になります。
公立入試でトップ校や難関私立高校受験に合格することが間違いなく医学部合格の近道です。
ですので、まずは確実にそのような高校に合格すべく塾・予備校を選びたいところですよね。
そこで大学受験を考える高校入試をするならば断然集団授業です。
高校入試は比較的同じような内容を試験範囲に設定され、同じ勉強であることが特徴です。
その中で、自分の解けない問題の基準が実は皆の常識だったりします。
井の中の蛙にならず、切磋琢磨しあう環境を求めるため、おすすめです。
学費も個別・少人数よりも手頃で通いやすいこともメリットです。
周りが行っているからとりあえず、こころなしかずっと勉強、といったような気持ちだけで決めるのはなし、どちらにせよ最大限成長できるとはいえません。
しっかりと行く意義・目的を明確にして親子で共有して日々努力していきましょう。
中学生から受け入れている大手の塾・予備校
医学部を目指すことを売りにしている塾・予備校の中で中学生を受け入れているところは少数といえます。
しかし、そこに早期から通う事には意義が大きくあります。
そこで今回紹介するのは、都市部でも地方でも医学部を目指す塾・予備校の特徴・概要を紹介します。
まず、医学部専門塾・予備校に通うメリットは大きく2つです。1つ目は同じ志の同輩、先輩が多数在籍し、同じ環境の中で切磋琢磨できることにあります。
大きくひとくくりに塾・予備校と言っても生徒の志望は様々です。
しかし医学部専門の塾・予備校であれば、数年後のカリキュラムや学ぶべき内容、勉強時間、変化していく医学部受験生の表情含めて肌感覚で感じ、また講師陣も医学部受験に特化しており効率の良い弱点克服や学習ができると言えます。
そして大学入試に向けて必要なものを効率よく勉強することは、時間的・心理的余裕が生まれ、多様な価値観を形成するための他の活動・経験もしやすくなります。
2つ目のメリットは豊富なデータ量です。
全国規模の塾・予備校であれば幅広く、あるいは地元特化の塾・予備校では近辺の医学部の情報を細かく持っています。
講師陣はそれを基にカリキュラムや講義内容を年々変更しているところも多く、最新の問題のトレンドが分かったり、動向が把握できるのは医学部専門の塾・予備校ならではです。
医学部の入試形態も国公立・私立も様々であり、必要教科や点数配分、その子の向き不向きなどあらゆる観点から分析・フィードバックがもらえます。
有益な情報は受験において最大の武器になります。
このようなメリットを考えながら、医学部専門塾・予備校の特徴を見ていきましょう。
完全個別指導で合格をサポート
授業はマンツーマンで、学習カリキュラムも生徒一人一人で作成してもらえる塾・予備校が増えてきています。
学費の面では少々高めですが、それでも十分学費以上の費用対効果が見込め、成績向上には直結しやすいスタイルだと言えます。
また、マンツーマンだと無駄を省いた学習スタイルが確立でき、早期から準備すべき重要なことになります。
補助的手段として塾・予備校を活用する意義は大きいです。
演習重視の塾・予備校
学習効率を最大限に上げるという事は自分一人ではなかなか難しいことといえます。
そのため、授業よりも演習が中心の学習スタイルをとっている塾・予備校もあります。
学習はインプット(暗記・概念導入)とアウトプット(過去問演習や模試)のバランスが非常に重要です。
最近はアクティブラーニングという言葉が台頭しているように、インプットは最小限にしてそれをいかに想像力とともにアウトプット、応用できるかが問われてきています。
そのような中で演習を先行して早くから行うのが今の受験業界のトレンドです。
医学部専門の塾・予備校に通い一緒に考え、受験に対応できる思考力をはぐくむことは大切です。
医師になる志を育む
生徒が将来医師となる、そのための強い自覚と覚悟を教え育むことをモットーとしている塾・予備校もあります。
これも最初に述べたように勉強や成績で医学部に入ったとしても、その先に待つ膨大な量の学習は高いモチベーションなくしては乗り切れません。
医師になるとはどういうことなのか、どのように自分が社会貢献したいのかを考えるのも、学習のモチベーションに直結する重要な因子です。
数日考える程度では答えの出ない難問ですので早めのうちから、時々考えておくことをおすすめします。
自分のペースで学習できる
ハイレベルな環境やハイスピードな塾・予備校でやっていくのが不安な人には、無理なく確実に学習を進められることを重視した塾・予備校もあります。
授業形態は個別指導や少人数授業等多様で、それらを組み合わせることで効果的な授業が受けられます。
また、担任制を採用している塾・予備校もあり、自分では管理できない、把握できない部分をサポートしてくれるのは大きなポイントです。
中学1年生から受け入れ
そんな細かいことはいいから、早く対策を始めたいという人もいるかと思います。
そんな人は中学生も1年生から受け入れている医学部専門塾・予備校を探すことをおすすめします。
医学部入学へ本物の実力をつけられると評判もあり、先述の医学部専門塾・予備校に通うメリットの恩恵を一番に受けることができます。
ライバルたちに差をつけるという意味でも基本をおろそかにせず、尚且つ医学部に向けての勉強を始めたい人にはうってつけです。
自分に合った塾・予備校を見つけよう
結論、様々な塾選びの基準はあれ、一人一人の受験への志と相性によって大きく将来は変わり得ます!
早いうちから塾・予備校選びをし、勉強スタイルを確立することが医学部受験合格の近道の一つであると思います。
勉強スタイルを確立するためには、様々な環境で自分を試し、今後の成長と能力に合わせたカリキュラムであることがなにより大切です。
今回紹介した中で、気になる塾・予備校があれば資料や問い合わせて実際に体験されることをおすすめします。
学費を含め様々なことで慎重にならざるを得ない場合もありますが、学費は子供の将来の受験のためのかけがえのない投資です。
無理はせずとも背伸びして、子供の意見に耳を傾け、親子で一度考える機会を設けることも必要かもしれません。
また、大学は医学部だけがすべてではありません。東大や京大を受験し、自分のやりたい分野に進むことも大いによい選択だと言えます。
学力では同等レベルの努力が必要ですので、目標としてそのレベルを狙えるように日々塾・予備校を利用して受験勉強していきましょう。
そして最初に述べたように、医療者は様々な価値観を理解することが必要であり、中学・高校時代でその時しかできない様々な経験をすることもかなり重要です。
ですので、塾・予備校での受験勉強と並行して友達や習い事、趣味や家族・親戚との時間も大切にしてほしいと思います。
そしてその経験は結果として医学部の面接試験や入学後の患者さんの理解に繋がっていきます。
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