富山県は医学部予備校がない代わりに地元の進学予備校が豊富な合格実績を誇っています。
富山県は甲信越地方にある都市で地元の進学予備校で対策している人が多いかもしれません。
しかし、医学部最短合格を実現するには医学部予備校で対策することが一番。
では、富山には医学部予備校があるのか。
県内の医学部受験事情を紹介しながら医学部予備校について解説していきます。
富山県の医学部受験事情
富山の高校は偏差値を調べると分かる通り公立が高い地方都市ならではの傾向があります。
トップは、富山中部高校で県内最難関高校で医学部合格実績も豊富です。
国公立大学医学部医学科の合格者数は38名(2019年度)と多く、富山県内で医学部に一番近い高校と言えるでしょう。
また、過去に大学合格力ランキングで上位に選ばれたことのある富山高校や、国公立大学医学部に16名(2019年度)の合格者を出した高岡高校も進学校として有名です。
いっぽう、私立であれば学習塾が母体の完全中高一貫校の片山学園高校が、2019年度の合格実績では国公立10名、私立7名と新規開設校にもかかわらず高い実績をあげています。
これから高校進学を目指す中学生や小学生は上記の高校が医学部合格を目指すなら候補になってくると思います。
富山大学医学部医学科の情報
富山大学医学部医学科は、富山医科薬科大学から2005年に富山大学へと統合された新設医大です。
近隣の新潟大学や金沢大学と比較されがちですが、新潟大学はセンター重視型、金沢大学は二次試験重視型、そして富山大学はバランス型となっているので、受験者層は変わってきます。
なお、偏差値などの難易度では上記大学より若干下がりますが、国公立大学の中では中堅に位置しています。
所在地 | 富山県富山市五福3190 |
---|---|
男女比率 | 66:34 |
定員 | 前期60名、 後期20名、 地域枠15名、 特別枠10名 |
医師国家試験 合格率 |
91.3% (全国平均89.0%) |
富山県内の医学部予備校
富山県は専門の医学部予備校はなく、大手進学塾、フランチャイズの映像予備校または地元の進学予備校で学ぶことになります。
浪人すれば県外の医学部予備校も候補に入るので一気に選択肢は広がります。
ただし、富山のページなので、地元で医学部合格を目指す場合の学習機関について紹介していきます。
家庭教師・教室での個別指導が選べるトライ
トライ式医学部合格コースを設置する大手学習塾です。
マンツーマン指導を家庭教師か、トライの個別教室で受けるか選択できるので、自分に合った指導スタイルで勉強できるのが特徴。
トライの全国各地に校舎を展開していますが、全て直営なので指導レベルや学習環境の質が確保されており安心です。
河合塾と提携する富山予備校
富山予備校は駿台と並び医学部合格実績豊富な大手河合塾の提携予備校として毎年多くの医学部合格者を輩出。
特に評判高い河合塾のテキストなど教材を使って勉強できるので、全国のライバルと同じレベルの対策が可能です。
授業の前後にプロ講師に質問ができるので、不明点はその場で解決できます。
国公立医進コースが設置されているので、国公立大学志望の受験生におすすめ。
ちなみに、石川県にある金沢駅西予備校は姉妹校です。
受験生が多く集まる富山育英予備校
富山育英予備校は国公立大学をはじめ多くの医学部合格者を輩出する地元の進学予備校です。
充実した学習環境は授業の効率性を高めると同時に快適な受験生活を送ることができます。
医学部を目指すコースも充実しており、国公立大学医学部向けのコースはセンター試験で高得点が狙えるよう5教科がバランスよくカリキュラムに組み込まれているのが魅力。
合格実績豊富な医学部予備校の通信授業も体験してみるのがおすすめ
富山県には医学部予備校がなく、専門的な対策がしたい人は進学予備校の選抜クラスに入る必要があります。
しかし、選抜クラスに入れなければ医学部の専門的な対策はできなくなるので、その場合は東京や大阪など有名な医学部予備校の通信講座を受講するのも1つの方法です。
映像授業と違い通信講座は、医学部予備校のプロ講師がテレビ電話を使ってマンツーマンで指導をしてくれるので、リアルタイムかつ臨場感溢れる授業が受けられます。
したがって、通信でも高い学習効果が期待できるので一度医学部予備校の通信講座を体験してみることをおすすめします。
サポート体制も整備されており、医学部予備校に通う通学生と同等のフォローアップが受けられるので安心です。
当サイトでは、現在医学部予備校の口コミ・体験談を募集しています。医学部志望の受験生に役立つ情報の場として、ぜひご協力お願いいたします。
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