医学部受験情報
【国公立・私立】大学医学部偏差値ランキング

医学部医学科の大学入試偏差値ランキングで解説

国公立・私立大学医学部医学科の偏差値をランキングでまとめると同時に学費やヒエラルキーなど受験生に役立つ情報を大学別に解説。

2022年度入試結果を踏まえ、2023年度受験生向けに国公立大学および私立大学の医学部偏差値を最新ランキングでまとめています。

また、偏差値だけでなく、学費や国家試験合格率など受験生にとって知っておきたい情報を大学別に掲載。

志望大学選びに参考材料の1つとして利用してみて下さい。

国公立大学医学部医学科偏差値ランキング【2023年入試向け】

国公立大学医学部医学科偏差値ランキング

大学入試の偏差値といえば河合塾、駿台、東進、ベネッセなど大手予備校がそれぞれで偏差値を発表しています。

その中でも、医学部入試に関してはその保有データ量に定評がある河合塾の発表分を使って、医学部偏差値ランキングを作成しました。

【前期日程】一般枠偏差値ランキング(2023年入試)

国公立大学医学部の前期日程一般枠のみをボーダー偏差値でランキングにしました。

順位
大学名
偏差値
共通テスト
ボーダー
116回医師
国家試験
合格率
1 東京大学 72.5 89% 87.8%
1 京都大学 72.5 86% 89.3%
3 東京医科歯科大学 70 84% 97.3%
3 大阪大学 70 85% 93.2%
5 千葉大学 67.5 83% 96.0%
5 横浜市立大学 67.5 83% 98.7%
5 岡山大学 67.5 80% 90.7%
5 九州大学 67.5 82% 89.7%
9 北海道大学 65 82% 91.5%
9 東北大学 65 81% 96.6%
9 筑波大学 65 81% 99.3%
9 群馬大学 65 76% 95.2%
9 新潟大学 65 77% 93.3%
9 信州大学 65 76% 94.7%
9 金沢大学 65 77% 89.2%
9 福井大学 65 76% 94.7%
9 名古屋大学 65 82% 93.3%
9 名古屋市立大学 65 77% 96.1%
9 三重大学 65 77% 95.2%
9 滋賀医科大学 65 75% 92.4%
9 京都府立医科大学 65 76% 91.5%
9 大阪公立大学 65 81% 96.6%
9 神戸大学 65 82% 90.8%
9 奈良県立医科大学 65 75% 93.5%
9 島根大学 65 75% 91.5%
9 広島大学 65 79% 90.3%
9 山口大学 65 75% 92.0%
9 愛媛大学 65 76% 92.2%
9 長崎大学 65 75% 91.5%
30 旭川医科大学 62.5 75% 91.0%
30 福島県立医科大学 62.5 76% 92.1%
30 富山大学 62.5 76% 89.9%
30 岐阜大学 62.5 74% 93.9%
30 浜松医科大学 62.5 74% 96.8%
30 和歌山県立医科 62.5 75% 95.2%
30 鳥取大学 62.5 76% 85.6%
30 高知大学 62.5 75% 87.0%
30 佐賀大学 62.5 76% 95.4%
30 熊本大学 62.5 77% 92.0%
30 大分大学 62.5 74% 93.4%
30 宮崎大学 62.5 74% 88.8%
30 鹿児島大学 62.5 75% 87.1%
30 琉球大学 62.5 75% 91.4%
44 札幌医科大学 60 75% 87.8%
44 秋田大学 60 75% 96.7%
44 山形大学 60 76% 88.2%
44 徳島大学 60 75% 92.2%
44 香川大学 60 76% 90.8%
弘前大学 75% 87.0%

なお、数値は全て河合塾発表のもので、「ボーダー」とはいずれも合格可能性50%の数値です。

また、山梨大学は平成23年から前期試験を廃止しており、後期試験のみです。

弘前大学は2023年より総合問題で評価

弘前大学は2021年度入試は総合問題のため偏差値が算出されていません。

この総合問題については、募集要項でこのように説明されています。

日本語又は英語の文章や図表などの資料を用い、そこから得られる情報と意味の理解度を 評価します。これまで授業で学んだ知識を関連付け、多面的・多角的に考察し、考察の過程
や結論に至る根拠を記述できる力を重視します。例えば、教科書等で扱われていない初見の内容であっても、資料の意味するところを読み解き、科学的思考に基づき考察する問題などを出題することもあります。また、英語での解答や計算を求めることもあります。

まだ過去問は2年分のみですが、英語記事に関連して化学を軸に理系分野の能力を試させる問題構成でした。

このような特殊な問題が出題されるだけに、英数理科が独立して構成される模試からは単純に偏差値を割り出すことは困難なのです。

なお、弘前大学では共通テスト1000点、総合問題300点、面接200点の計1500点で評価が行われます。

実際の難易度としては、偏差値は62.5〜65.0、国公立医学部としては比較的入りやすい難易度といえます。

【前期日程】一般枠以外偏差値ランキング(2023年入試)

国公立大学医学部の前期日程一般枠以外を共通テストのボーダー偏差値でランキングにしました

順位
大学名
試験枠
偏差値
共通テスト
ボーダー
1 千葉大学 前期(地域枠) 67.5 83%
1 横浜市立大学 前期(地域枠) 67.5 83%
1 横浜市立大学 前期(診療科枠) 67.5 83%
4 群馬大学 前期(地域枠) 65 76%
4 滋賀医科大学 前期(地域枠) 65 75%
4 大阪公立大学 前期(大阪府枠) 65 81%
4 島根大学 前期(県内枠) 65 75%
8 浜松医科大学 前期(地域枠) 62.5 74%
8 三重大学 前期(地域枠) 62.5 77%
8 和歌山県立医科 前期(県民枠) 62.5 75%
8 鳥取大学 前期(鳥取枠) 62.5 76%
8 鳥取大学 前期(兵庫枠) 62.5 76%
8 鳥取大学 前期(島根枠) 62.5 76%
8 高知大学 前期(地域枠) 62.5 75%
15 山形大学 前期(地域枠) 60 76%
15 福島県立医科大学 前期(地域枠) 60 76%
15 香川大学 前期(地域枠) 60 76%
15 大分大学 前期(地元) 60 74%
19 福島県立医科大学 前期(地域枠) 62.5 76%
19 高知大学 前期(地域枠) 62.5 75%
弘前大学 前期(青森県枠)

このように医学部には地域枠と呼ばれる特殊な受験枠があります。

当該県の高校出身者などを対象に募集されているもので、定員自体少ないですが条件も様々あるため、そもそも受験資格のある人が限られており、一般入試で挑戦するよりも比較的難易度が低い傾向にある大学がほとんど。

実際に、偏差値で見ても一般入試より地域枠の方が偏差値が低い大学もあります。

【後期日程】難易度ランキング(2023年入試)

国公立大学医学部の後期日程を共通テストのボーダー偏差値でランキングにしました。

順位
大学名
試験枠
偏差値
共通テスト
ボーダー
1 東京医科歯科大学 後期 88%
2 千葉大学 後期(一般枠) 70 86%
2 山梨大学 後期 70 86%
4 名古屋大学 後期(地域枠) 83%
4 三重大学 後期 83%
4 山口大学 後期(全国枠) 83%
7 奈良県立医科大学 後期 67.5 82%
7 山形大学 後期 82%
7 山口大学 後期(地域枠) 82%
10 佐賀大学 後期 81%
10 秋田大学 後期(一般枠) 81%
10 福井大学 後期 81%
13 岐阜大学 後期 70 80%
13 鹿児島大学 後期 80%
15 浜松医科大学 後期 79%
15 旭川医科大学 後期 67.5 79%
15 琉球大学 後期 67.5 79%
18 宮崎大学 後期 70 77%
19 秋田大学 後期(地域枠) 75%
千葉大学 後期(地域枠) 70
富山大学 後期

国公立大学はヒエラルキー(格付け)が難易度に影響

国公立大学はヒエラルキー(格付け)が難易度に影響

国公立大学医学部医学科の場合、他の学部と違いヒエラルキーが偏差値に影響しているのが特徴です

医学界のヒエラルキーは、旧帝国大学を筆頭に、旧制医科大学、旧制医学専門学校、新設医科大学と続きます。

特に旧帝国大学と旧制医科大学は歴史が古く、多くの教授を輩出しているだけでなく、関連病院の数も豊富であるため卒業後の進路には困らないと言われています。

また、基礎医学研究面においても豊富な実績があることで有名です。

したがって、旧帝国大学(旧帝大)はどの学部でも偏差値ランキングでトップクラスの難易度を誇っていますが、医学部医学科の場合は歴史の古い旧制医科大学を前身とする地方国立大学も健闘していることが分かります

ただし、近年は医局制度の希薄化やマッチング制度の導入によって出身医学部の影響力は小さくなりつつあるので、合格できる大学や学びたい分野に強い医学部を目指すのがベストだと言えるでしょう。

私立大学医学部医学科偏差値ランキング【2021年度入試向け】

私立大学医学部医学科偏差値ランキング

【一般試験】ランキング(2023年入試)

私立大学医学部の一般試験のみをボーダー偏差値でランキングにしました。

順位
大学名
ボーダー
偏差値
115回医師
国家試験
合格率
1 慶應義塾大学 72.5 96.5%
2 順天堂大学 70 96.4%
2 東京慈恵会医科大学 70 97.4%
2 日本医科大学 70 94.2%
5 自治医科大学 67.5 100.00%
5 昭和大学 67.5 95.7%
5 東京医科大学 67.5 93.7%
5 東邦大学 67.5 89.0%
5 日本大学 67.5 90.2%
5 金沢医科大学 67.5 86.7%
5 大阪医科薬科大学 67.5 94.5%
5 関西医科大学 67.5 94.6%
5 防衛医科大学校 67.5 93.5%
14 東北医科薬科大学 65 96.8%
14 国際医療福祉大学 65
14 杏林大学 65 90.7%
14 帝京大学 65 89.0%
14 昭和大学 65 95.7%
14 愛知医科大学 65 90.7%
14 藤田医科大学 65 95.7%
14 近畿大学 65 97.0%
14 久留米大学 65 77.8%
22 岩手医科大学 62.5 90.2%
22 獨協医科大学 62.5 92.8%
22 埼玉医科大学 62.5 92.0%
22 北里大学 62.5 95.3%
22 東京女子医科大学 62.5 88.8%
22 聖マリアンナ医科大学 62.5 91.8%
22 兵庫医科大学 62.5 96.5%
30 川崎医科大学 60 90.6%

なお、偏差値は発表されているものの、2016年度開設の東北医科薬科大学や2017年度開設の国際医療福祉大学は、まだ卒業生を輩出していないため国試合格率は出ていません。

【地域・県民枠試験】ランキング(2023年入試)

順位
大学名
試験枠
ボーダー
偏差値
1 日本医科大学 地域枠前期 70
2 東北医科薬科 A方式東北地域 67.5
2 東北医科薬科 B方式東北地域 67.5
2 昭和大学 新潟県地域枠 67.5
2 昭和大学 静岡県地域枠 67.5
2 昭和大学 茨城県地域枠 67.5
2 東邦大学 千葉県地域枠 67.5
2 東邦大学 新潟県地域枠 67.5
2 日本大学 埼玉県地域枠 67.5
2 大学 大阪府地域枠 67.5
11 杏林大学 東京都地域枠 65
11 杏林大学 新潟県地域枠 65
11 昭和大学 特別地域枠 65
11 昭和大学 愛知県地域枠 65
11 近畿大学 大阪府地域枠 65
11 近畿大学 奈良県地域枠 65
11 近畿大学 和歌山県地域枠 65
11 近畿大学 静岡県地域枠 65
19 獨協医科大学 栃木県地域枠 62.5
19 北里大学 相模原市枠 62.5
21 岩手医科大学 地域枠C 60
21 川崎医科大学 静岡県地域枠 60
21 川崎医科大学 岡山県地域枠 60
21 川崎医科大学 長崎県地域枠 60
昭和大学 地域枠

私立大学医学部の地域・県民枠試験のみをボーダー偏差値でランキングにしました。

このように、私立医学部でも地域枠・県民枠が設けられており、意外と知られていないようです。

実際には定員数も少ないことから競争率・難易度は高いですが、同じ大学の一般試験よりも比較的偏差値が低い場合もあり、条件に当てはまる受験生にはぜひおすすめしたい受験枠でもあります。

私立大学は安い学費ほど難易度が高い

私立大学は安い学費ほど難易度が高い

私立大学医学部の場合は、ヒエラルキーよりも学費が安い大学のほうが偏差値ランキングでは上位に位置しています。

新設医科大学でも、学費が全額または一部無料になる防衛医科大学校、自治医科大学、産業医科大学は偏差値はトップレベル。

また、日本全国で最も新しく医学部が新設された国際医療福祉大学は学費が私立最安値ということもあり、歴史や実績がなくても中堅レベルとなっています。

逆に学費の高い医学部は偏差値は下がる傾向にあり、合格できる可能性は高まります。

つまり、私立大学は高額な学費の医学部は穴場となることが多いということです。

それでも難関であることには変わらないので、しっかりとした受験対策により学力を上げておく必要があります。

私立医学部学費ランキング(2023年最新版)

順位
大学名
6年間総費用
初年度費用
1 国際医療福祉大学 19,190,000 4,615,000
2 順天堂大学 20,800,000 2,900,000
3 関西医科大学 21,000,000 2,900,000
4 慶應義塾大学 22,059,600 3,843,350
5 日本医科大学 22,297,800 4,797,800
6 自治医科大学 22,600,000 4,600,000
0(実質負担額) 0
7 東京慈恵会医科大学 22,810,000 3,810,000
8 東邦大学 26,297,800 5,297,800
9 昭和大学 28,172,000 5,422,000
10 東京医科大学 29,833,800 7,578,800
11 藤田医科大学 30,526,000 6,596,000
12 産業医科大学 30,697,800 6,122,800
(実質負担額)11,504,600 2,325,600
13 大阪医科薬科大学 31,410,000 6,485,000
14 日本大学 33,100,000 6,350,000
15 東北医科薬科大学 34,007,800 6,507,800
16 愛知医科大学 34,350,000 8,350,000
17 聖マリアンナ医科大学 34,732,000 7,217,000
18 岩手医科大学 35,286,000 10,236,000
19 東海大学 35,306,200 6,473,200
20 近畿大学 35,827,000 6,804,500
21 久留米大学 36,378,000 9,313,000
22 獨協医科大学 37,300,000 10,300,000
23 杏林大学 37,590,700 10,090,700
24 兵庫医科大学 37,600,000 9,025,000
25 福岡大学 37,738,260 8,626,710
26 帝京大学 39,380,140 9,370,140
27 北里大学 39,528,000 9,438,000
28 埼玉医科大学 39,570,000 8,820,000
29 金沢医科大学 40,543,000 11,943,000
30 東京女子医科大学 46,214,000 11,449,000
31 川崎医科大学 47,365,000 12,215,000

私立医学部の場合は、入学金が100万円以上となることがほとんど。

したがって、表からもわかるように初年度にかかる費用は6年間総額の1/6というわけではありません。

6年間総額だけを見ていて、実際に合格したら初年度費用が想像以上で入学手続きができなかったという話も過去にはあるので、しっかりと確認しておきましょう。

2023年から大阪医科・関西医科の学費値下げで難易度に影響必至

私立の医学部は総じて、学費が安いほど偏差値が上がり難易度が高くなるということを説明しました。

2023年からは関西医科大学および大阪医科薬科大学の2大学が学費値下げを発表。

特に関西医科大学は、6年間の学費総額を670万円も値下げし、西日本で最も安い医学部になります。

順天堂大学や日本医科大学も数年前に学費を下げて難易度が大幅にアップしたこと、さらに、国際医療福祉大学が、新設であり問題の難易度があまり高くない大学であるのにも関わらず人気が高く入学が困難であるのは学費が最も安い私立医学部であるからだという事実を踏まえても、大阪医科薬科大学と関西医科大学は、2023年入試から大人気となり入学難易度が格段に上がることが予想されます

受験校決定の際は注意しておきましょう。

偏差値のおすすめ活用法

偏差値のおすすめ活用法

偏差値だけで医学部の出願先を決めるのは非常に危険。

というのも医学部では入試の仕組みが大学によって違うからです。

例えば、国公立大学医学部の場合、共通テストと二次試験の比重が異なれば、二次試験の各教科の配点比率も医学部によって大きく異なってきます。

二次試験で国語が出題される医学部もあれば、英語のない医学部も存在。

いっぽう、私立大学医学部の場合は、英語・数学・理科二科目が一般的ですが、科目間の配点比率が違えば、帝京や昭和のように国語が出題される医学部もあります。

このように、医学部入試の場合は大学ごとに仕組みが違うので、偏差値以外にも配点比率や試験科目を確認し、自分が1点でも多く点数を取れる医学部を選ぶことが重要です。

まずは、自分の学力と偏差値ランキングを照らし合わせて合格が実現できそうな医学部を複数ピックアップしてから、自分と相性の良い入試を実施している医学部を探すことをおすすめします。

現役生はココに注目!

現役生に最もお伝えしたいのは「合格可能性80%以上は存在しない」という事実。

医学部受験はかなりの難易度なだけに、誰もあなたの合格を約束することはできないのです。

つまり、模試の結果でA判定・B判定はかなりレアケース。

たとえ12月という直前の模試であってもE判定は決して無謀ではありません

現に12月でE判定のところに合格した受験生も大勢います。

現役生の多くが抱える問題は「時間のなさ」です。

自分の模試の結果から、偏差値ランキングや共通テストのボーダー偏差値を気にしてしまいがちですが、固執してはいけません。

データとして、毎年の医学部合格者のうち現役生は35%ほどと厳しい現状ですが、偏差値ランキングの元データはそれだけ浪人生以上のデータが含まれているということ

現役生は偏差値をあまり気にしない!!

端的に偏差値の数字に煽られるのではなく、自分を信じて日々の学習に取り組み続けていきましょう。

浪人生はココに注目!

浪人生の場合は、偏差値以外の要素に注目ポイントが集まります。

例えば、大学によっては2浪や3浪以上の入学者が皆無の大学も。そのため、各大学の現浪比は要チェック。

逆に、地域枠や推薦枠などは、現役や1浪までがほとんど。2浪は一部で行われ、3浪以上が受験資格のあるものはほぼ皆無です。

枠によっては非常に入りやすいものもあるため、今一度自分のこだわりを見つめ直し、地方大学や推薦枠での受験を検討してみてください

また、偏差値などの数値で判断する際には共通テストのボーダー偏差値を基準に検討するのがおすすめ。

浪人を重ねるほど、基礎の定着がおろそかになりがちです。二次試験で得点がとれようとも、共通テストで取れずに2段階選抜で足を切られては元も子もありません。

浪人生が満たすべきは共通テストのボーダー偏差値!!

受験勉強に限らず、全ては基本から。

特に夏の総本山は基礎の徹底に尽力するのがおすすめです。

留医学部再受験生はココに注目!

医学部再受験生と一重にくくっても年齢や大学・社会人経験など背景は様々。

しかし、一様に必要な準備として、「年齢に寛容な大学と寛容でない大学の把握」が挙げられます。

例えば冒頭のランキングで下位に位置する比較的入りやすい医学部の中には、25歳以上の入学者が過去5年を遡っても10名に満たない大学もあるほど。

たとえどれだけ偏差値を満たしていても、そのような風潮のある大学では合格可能性が低いと考えるのが妥当です。

また、医学部再受験の場合は一から大学入試を学び直すことが多いもの。

そのため、それぞれの地頭が影響して得意不得意の差が大きく出る傾向にあります

偏差値を参考にする場合には、大学ごとの偏差値ではなく、各大学の出題科目それぞれの難易度を自信の得意不得意を参照することをおすすめします

模試や各種媒体によっては、科目ごとの難易度・偏差値を分析し公表しているものもあるので、是非参考にしてみてください。

再受験生は得意不得意教化を各大学の偏差値に照らし合わせるべし!!

留年率も参考にしよう

偏差値ランキングの他にも確認しておきたいポイントが、留年率ではないでしょうか。

まず、大学によって進級判定が厳しい医学部があり、この場合、6年ストレート卒業率が7割程度しかないことろもあります。

せっかく難関試験に合格して医学部に入学できたのに、進級判定が厳しければ卒業も危うくなってしまいます。

特に私立大学医学部は学費が高額であるため、留年を機に退学してしまう学生がいるのも事実。

もちろん入れる医学部を選ぶの最優先ですが、大学選びで迷った場合は進級判定が厳しくない医学部のほうが効率よく医師になることができます。

医学部の留年についてはこちら

医学部予備校の対策なら逆転合格も夢じゃない

医学部予備校の対策なら逆転合格も夢じゃない

以上のように国公立・私立問わず医学部合格を実現するためには高度な偏差値が要求され決して容易な道のりではありません。

何年もかけて浪人して医学部合格を実現する人もいれば、最後まで合格できずに別の進路へ進む人だっています。

医学部受験を合格で終わらせるためには理想の学習環境でとにかく勉強に没頭することが重要。

そこでおすすめなのが医学部予備校です。

医学部予備校がおすすめな理由は、ずばり3つのポイントです。

少人数体制で受験生一人ひとりへの指導が丁寧

大手と違い、医学部予備校は少人数定員制を採用している校舎が多く、指導法も少人数集団授業か個別指導のいずれかを採用しています。

したがって、講師と生徒の距離が地上に近く、授業は緊張感を持って臨めるため理解度が大教室や映像授業と全然違います

生徒が少ないので質問はいつでも聞けるほか、講師は生徒一人ひとりの学習状況を把握しながら授業ができるので、いつでも最適な指導を実現し、偏差値を効率良く伸ばしていけます。

圧倒的な学習量を確保できる

医学部予備校は1日12時間学習は当たり前。

自習室は固定席で座席確保の必要がなく、授業の合間や夜間は好きなだけとことん勉強に取り組めるのが魅力です。

校内で学習することで集中できるのはもちろん、ライバルの頑張りが刺激となってモチベーション維持にも一役買っています。

圧倒的な学習量をこなすことで自信にもつながり、「本番では落ち着いて試験に取り組めた」という声をよく耳にします。

講師は医学部入試に精通したプロ

学習量が確保できても非効率な勉強なら十分に偏差値を伸ばすことはできません。

しかし、医学部予備校では入試に精通したベテラン講師陣が在籍しており、最短ルートで合格が実現できる授業以外でも徹底的にサポートを約束。

大学生講師ではなく、ベテラン講師がおすすめな理由はこれまで数多くの生徒を医学部に合格させてきた経験値があることです。

ノウハウが豊富なので、性格や学力によって最適な指導を提案できるため、偏差値の伸び率が違います。

頭の良い東大・医学部生講師との差はここに生じてきます。

量と質を確保できる医学部予備校だからこそ、偏差値40台から1年で医学部合格を実現する生徒も沢山いるのが特徴です

医学部の偏差値・難易度ランキングまとめ

今回は2023年向けの国公立・私立大学医学部の最新偏差値をランキングで紹介してきました。

多くの受験生は人気の駿台や河合塾など大手を選びがちですが、多くの人が現役時代または1浪時代に失敗して医学部予備校に移ってきます。

最初から医学部予備校に通っていれば良かったという声は合格体験記でも簡単に見つけられるほど多いです。

知名度や数だけの合格実績で安易に大手を選ぶのではなく、合格率や自分との相性を考えた上で医学部予備校も含めて学習環境を選ぶことが偏差値を飛躍的に伸ばして医学部合格を実現するためには必要不可欠です。

医学部予備校の口コミを大募集!

当サイトでは、現在医学部予備校の口コミ・体験談を募集しています。医学部志望の受験生に役立つ情報の場として、ぜひご協力お願いいたします。

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