医学部予備校の比較
医学部予備校を学費で比較

医学部予備校を学費で比較

予備校の授業料は大手と医系専門とでは大きく異なってきます。

医学部予備校と言えば500万円や1000万円など高額なイメージを持つ受験生が多いですが、実際は大手予備校に匹敵する料金体系を実現している医学部予備校も少なくないです。

もちろん安いからと言って医学部予備校の質は落ちることはなく、コストパフォーマンスに優れた指導を実現しているので人気があります。

ここでは、良心的な学費で多くの合格者を輩出するおすすめの医学部予備校をランキングで解説しているので確認していきましょう。

医学部予備校学費で選ぶ際のポイント

医学部予備校を費用面で選ぶ際のポイント

後悔しない医学部予備校選びが実践できるよう、学費で選ぶ際に知っておきたいポイントや注意点をここでは紹介しています。

できるだけ学費を抑えて医学部を目指したい受験生も多いと思いますので、医学部予備校を選ぶ際の参考材料としてご活用ください。

医学部予備校の特待制度を積極的に挑戦する

少しでも経済的負担を軽くしたい受験生は、医学部予備校の特待制度を積極的にチャレンジすることをおすすめします。

特待制度は数多くの医学部予備校で採用しており、学費の一部が免除になる場合もあるため、大きく費用負担を軽減することが可能です。

実施状況は予備校によって様々ですが、前年度入試の1次試験合格者や大手予備校などして模試成績優秀者は選抜試験を受けずに授業料の割引が受けられる場合もあります。

医学部予備校の選抜試験は通常、4月開講前の2月から3月にかけて実施されるため、残念ながら不合格になった人はできるだけ期間を置かず、まだ知識が定着している間に受験することで高得点が目指せるのでおすすめ

選抜クラスは優秀な生徒が集まるため毎年医学部合格率も高いのが特徴で、学費が安い上に合格に最も近い環境で学べるという一石二鳥の環境です。

額面で選ばず学習環境で最後は決める

学費は安いことに越したことはありませんが、額面に執着し過ぎて理想の学習ができなければ合格も遠のいてしまい意味がありません。

他校の何倍もの演習量・授業時間数を確保し、徹底した学習管理を行い手厚くフォローしているため、学費がそれだけ高くなっている医学部予備校も少なくないからです。

重要なのは、合格年齢が若年化している昨今の医学部入試において、1年で合格できる医学部予備校か選べるかどうかです。

したがって、まずは学費と学習環境とのバランスを考慮し、学費に見合うサポートや指導を受けられるかを見極めることから始めましょう。

学費が安くても十分なサポートが受けられない、あるいは生徒一人ひとりの学習管理が徹底されていない予備校は注意が必要です。

また、ネット上の口コミ評価や体験談は参考程度に留め、最後は自分の目でしっかりと確認しましょう。

他の受験生から高評価であっても、自分と必ずしもその医学部予備校が合うとは限らないからです。

費用はオールインワンか要チェック

医学部予備校に限った話ではありませんが、予備校によっては年間授業料とは別に季節講習や合宿講座、模試代などが後から追加で費用を請求される場合があります

この場合、当初思っていた金額と実際の負担した費用には大きく開きがあり、入学前に想像していた学費と全然違ったという声を耳にすることがあります。

あとで後悔しないよう、学費を調べる場合は年間授業料に全ての費用がオールインワンで含まれているか事前に確認しておくことをおすすめします。

入学後に別途費用が発生する場合は、その予算も含んだうえで医学部予備校同士を比較することが重要です。

おすすめランキング~学費編~

おすすめランキング~学費編~
ここでは、学費が良心的にもかかわらず、質の高い指導を行っている医学部予備校をランキングで紹介しています。

学習環境が合えば、コストパフォーマンスに優れた医学部予備校となり、合格を後押ししてくれるでしょう。

ランキング1位
スタディカルテLab
スタディカルテLab
学費 基本料金:5,500円/月

  1. 実力完成コース:7,700円/時間
  2. 受験対策コース:9,350円/時間
  3. 医学部受験コース:11,000円/時間

スタディカルテLabは、オンライン専門の医学部予備校です。学費は基本料金の月額5,500円に加え、医学部受験コースであれば1時間11,000円の個別指導が割安価格で受講できます。スタディカルテLabでは、オンライン通信専門の医学部予備校なので、校舎などの固定費がかかりません。また、IT技術など駆使して業務効率化を図ることで、人件費・印刷費・郵送費などの販管費の削減をしている理由から、他の医学部予備校と比較して割安な学費を実現しています。

いっぽう、講師の人件費については多くの予算を割いて実力派講師を採用しているので、質の高い授業が受けられます。まず無料体験授業から受講してみてはいかがでしょうか。

ランキング2位
KGS
KGS
学費 【高卒生】個別1コマ22,000円~、集団1コマ15400円~
【現役高3生】個別1コマ19,800円~、集団1コマ13,200円~
【高1,2生・中学生】1講座13,200円~

KGSは、名古屋にある医学部進学率が80%を超えている高い合格実績が魅力の医学部および難関大学専門の予備校です。

1クラス6名以下の超少人数クラスと個別指導が、他の医学部予備校よりも割安な学費で受講できるのが魅力です。名古屋から本気で医学部合格を目指したい志高い受験生が集まります。

ランキング3位
東京メディカル学院
東京メディカル学院
学費 高卒医学部コース:1,800,000円(税別)

東京メディカル学院は、生徒26名しか募集していない完全定員制の医学部予備校です。

定員制にすることで、生徒一人ひとりに多くの時間を費やすことが可能となり毎年多くの合格者を輩出しています。しかも丁寧な指導を受けれるにもかかわらず、授業料は医学部予備校の中でも特に安い価格で受講できる学校なのでおすすめです。

ランキング4位
医学部予備校四谷メディカル
医学部予備校四谷メディカル
学費 高卒生:195万円(特待生)~
中高生:月謝18万円~

医学部予備校四谷メディカルは、特待生で年間195万円と専門予備校の中では割安なほうです。業界初の学力に応じた学費設定を行い、定額制で入学後に追加で費用負担が生じる心配もありません。合格保証制度がついたコースもあるので、2年で医学部合格を目指す人などはお得です。学力や志望校によって学費が異なるので、興味がある方はまずは個別相談を利用して確認してみて下さい。

ランキング5位
TMPS医学館
TMPS医学館
学費 年間2,633,000円

TMPS医学館は、東京にある合格実績が豊富なことで有名な医学部予備校です。医学部合格率は89.3%を実現しており、高い学習効果が期待できます。

全国模試を作成する講師が在籍するなど講師のレベルが非常に高く、そんなプロ講師陣から少人数指導が200万円台で受講できるのは魅力です。徹底した学習管理と確立されたノウハウにより、多くの医学部合格者が毎年誕生しています。

医学部予備校学費が高くなりがちな理由

医学部予備校の学費が高くなりがちな理由
医学部予備校学費は、大手進学予備校や他の学習塾と比べると料金が高額になりがちです。

これは、少人数制や個別指導を採用している医学部予備校が多いため、講師1人当たりに対する生徒の数が極端に少なく、それだけ各生徒が負担する人件費の割合が大きくなるからです。

しかも、講師は業界を代表するプロ講師を採用しているため、人件費は他の講師やアルバイト講師に比べて高くなります。

1日の授業時間も多く大手予備校の約3倍学習するカリキュラムや、スタッフやチューターを含めて厳格な学習管理により手厚い指導を行っているため、どうしても費用は高くなってしまいます。

それでも、学費の安い大手予備校に比べて学費は高いですが、合格実績の高い医学部予備校で学習し短期間で合格できれば、費用面だけでなく貴重な時間を節約できます。

医学部予備校の学費がネックとなる場合は、苦手科目対策として単科講座を受講したり、大学別講座や季節講習、合宿講座などに絞って受講したりするなど、必要な分だけ他の予備校や高校の授業と合わせて受講していくと良いでしょう。

地方は授業料も安くなる?

地方は授業料も安くなる?
医学部予備校の場合は、物価の高い東京にある医学部予備校の学費が一番高いかと言えばそうでもありません。

大阪や福岡にある医学部予備校でも、東京の医学部予備校よりも高額な学費が設定している校舎がたくさんあります。

個別指導のほうが集団指導に比べて学費が高いので、ただ単に立地だけで学費が決まるという訳ではないのです。

ただし、寮やマンションなど親元を離れて医学部予備校に通うことを検討している人は、場合によっては地方のほうが割安になるかもしれません。

それは、九州や関西のほうが東京に比べて家賃などが安いため、学費と生活費を総額で計算すると費用が割安になることがあるからです。

医学部予備校学費を抑えたいなら通信コース

医学部予備校の学費を抑えたいなら通信コース
医学部予備校で医学部受験に特化した授業を受けたい、効率よく医学部受験の情報を入手したいとお考えの受験生、保護者は多いですが、医学部専門予備校の高額な教育費を払うのは、一般的な家庭では厳しいのが現実です。

医学部予備校の通学コースは現役生の場合、特定の科目のみを受講できる単科コースを多く設けていますが、浪人生の場合はすべての教科がセットになったコース設定がほとんどなのに加え、季節講習会費も別に支払う必要がある医学部予備校も多く、年間500万円近く支払うことになる場合もあります。

対して通信コースの場合は単科受講を可能にしている医学部受験予備校も多いため、特定の教科のみを受講することでかなり学費を抑えることが可能です

寮費や交通費がかからない

通信コース利用の場合、家での受講になるため学費だけではなく寮費や通学の際の交通費、飲食代なども抑えることが可能です。

寮利用の場合、特に医学部予備校の直営寮は生活管理・学習管理をしっかり行っている分、寮費は高額です。

また、自宅から通学する場合でも寄り道をして、お金や時間を無駄に使ってしまうことも考えられます。

通学と遜色のない指導が受けられる

従来の通信コースは添削指導や一方的に授業映像を視聴するようなタイプが多く、自学習や疑問点の解決は受講生の裁量にかかっていました。

近年は感染症拡大をきっかけに多くの医学部予備校が通信コースを充実化させ、オンライン双方向授業をとりいれています。

また、オンライン自習室や、自学習管理を行うアプリなども提供している医学部予備校もみられ、通信コースの一番の懸念材料であった自学習フォロー体制も充実してきています。

質問対応や進路相談・保護者面談もオンラインで行うことが出来るため、医学部通学コースと同様の充実した学習指導がうけられるといえます。

選択肢が広がる

通学コースの場合は、ネット環境さえ整っていれば全国どこからでも受講が可能なうえ、単科で受講も可能なので、立地の面からも学費の面からも選択肢が広がります。

通信コースの場合も通学コースと同様、体験授業も設置しているので家にいながら体験することで自分にあった予備校をみつけられます

どの予備校が合うかは受験生によって異なるので、様々な医学部予備校を体験されることをおすすめします。

医学部予備校

学校名 コース/授業料
野田クルゼ 【現役】:
1講座15,000円~/月
【高卒生】:
1,270,000円~/年
「国立医進コース」が誕生:79.8万円〜の料金設定
KGS 【高卒生】
個別1コマ22,000円~、
集団1コマ15400円~
【現役高3生】
個別1コマ19,800円~、
集団1コマ13,200円~
【高1,2生・中学生】
1講座13,200円~
ACE
Academy
【高卒生】
月額10万円(週3)
【現役生:高3生】
月額7万円(週3)
【現役生:高1,2生】
月額5万円(週2)
東京メディカル学院 医学部進学コース:
1,800,000円(税別)
横浜予備校 本科生(2名~4名):
年間255万円【税抜】
(入会金・教材費・
春期講習・夏期講習・
冬期講習・直前講習の
費用が全て含まれています)
プロ講師による
完全個別指導:
31,500円/月
演習授業(2名~8名):無料
レアル大阪 本科生:年間1,699,500円
東京
医進学院
【高校生・中学生】
個別42,000円~/月
【高卒生】
集団授業:3,600円/時間、
個別指導:10,000円/時間
(※年間授業時間は
約1,000時間)、
入寮費:1,000,000円~、
施設管理費:
1,700,000円、
入学金:500,000円
※全て税別
プロメディカス 本科コース;年間学費:
3,500,000円(税別)
TMPS
医学館
少人数コース;
年間2,633,000円
ウインダム 【現役】
個別28,000円~/月
【高卒生】
1,770,000円~
税別表記
医学部&
東大専門塾
Quest
昼間部正会員:
2,280,000円
富士学院 富士ゼミ:年間1,450,000~3,615,000円
メルリックス学院 私立医学部受験コース:
1,020,000円~
4,896,000円 ※税別
レクサス 難関医学部特訓コース;
年間3,700,000円~
4,580,000円
メディカル・ラボ 高卒生科:
年間4,800,000円
(初期費用含む)
メディカル
フォレスト
高卒生コース:
4,914,000円
高校生コース:
12,000円×必要なコマ数
医学部予備校
四谷メディカル
3,150,000円~
5,400,000円
進学塾
ビッグバン
年間:約5,000,000円
メビオ 高卒生:年間7,500,000円
PMD
予備校
公式HPより詳細を
ご確認ください

医学部予備校の学費は、300万円や500万円ほどかかると思っていた人にとっては、意外と割安な料金体系の予備校も少なくないと感じたのではないでしょうか。

あとは、どう上手く活用していくかということになります。

もちろん、学費が高い医学部予備校はそれだけサポート体制や一流講師による指導時間が充実しているケースも少なくありません。

ただし、学費をできるだけ抑えながら医学部を目指したい人は、苦手な講座や必要な科目に絞って受講することも1つの方法となります。

事実、大手予備校と掛け持ちして苦手科目や志望校対策に充てている受験生もたくさんいます。

また、大手予備校も季節講習やオプション講座なども受講すると結構な学費となってしまうことも多いので、医学部予備校だけが非常に高いとは一概に言えず、コストカットの努力で割安な学費を提供している予備校も少なくありません。

まずは、様々な医学部予備校を調べて学費と指導環境のバランスが取れているかをしっかりと見極めることが重要です。

大手予備校

学校名 コース/授業料
駿台予備校 スーパー国公立医系:
841000円
スーパー私立医系:
818,000円
代々木
ゼミナール
スーパーレベル国公立医学:
730,000円
ハイレベル私立医学:
760,000円
四谷学院 東大・京大・国公立医学部:
605,000円
私立医学部:
590,000円
河合塾 トップレベル
国公立大医進コース:
1,035,000円
ハイレベル
私立大医進アドバンス:
2,055,000円

大手予備校の場合、医学部コースでも100万円以下となっており、医学部予備校に比べると非常に安い料金体系となっています。

ただし、これらの学費には季節講習や直前講座などが含まれていないため、実際はもう少し費用がかかってしまいます。

したがって、学費で比較する場合は、通常授業に加えてオプション講座を含めた総合的な金額で比較することが重要になってきます。

また、大手予備校の場合は模試の成績優秀者や出席状況などを加味してスカラシップ生を選定し、学費の一部・全額が返還される制度もあります。

学力に自信のある生徒はこちらを活用することで額面金額より大幅に負担を抑えることが可能です。

家庭教師

学校名 コース/授業料
家庭教師の
トライ
コースや地域により異なる
(90分約6000円~)
クレスト 1講義90分あたり:
12,000~36,000円
(別途交通費)
メガスタディ プロ家庭教師:
月額62,370円
(90分×4回)
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