医学部予備校の基礎知識
予備校と学習塾との違い

予備校と学習塾との違い

予備校と学習塾どちらも勉強する教育施設ですが目標や対象が異なってきます。

大学受験を目指す場合、予備校と学習塾のいずれかで対策するのが一般的。

最近は両者とも似たような指導を行っていますが、基本的に目的や対象は違います。

ここでは予備校と学習塾の違いを見ていきましょう。

予備校とは?

予備校とは、一般的に各種試験の対策を行うために、試験に必要な知識や情報を得ることができる学校となります。

予備校が行っている各種試験の対策には、専門性が高い分野が多く、司法試験や公認会計士試験、公務員試験などの各種試験を目指す学校もあります。

その中で、一番身近な予備校が大学入試を専門に行っている進学予備校ではないでしょうか。

大学受験の進学予備校(以下予備校とします)では、主に現役高校生と浪人生が対象となっており、予備校自体がもう一つの学校という位置づけになっています。

現役生であれば、平日の学校の終わりから、または、土・日に終日通い学習し、浪人生であれば、普通の学校のように朝から夕方まで通い志望大学合格を目指します。

予備校は専門性が高く、大学入試であれば医学コースや美大コースなども設けられていることが特徴です。

予備校がおすすめの受験生

予備校のカリキュラムは、高校などに通わなくても医学部合格できるだけの学力を身に着けることができる環境が整備されています。

したがって、高卒生はもちろん、高校の授業では医学部受験対策が不安な人や、より上位の医学部を目指したい人におすすめです。

大学合格の目標に向けた指導体制となっているので、無駄のない効率の良い受験対策を行うことができます。

難関入試である医学部を志望する受験生の場合、現役生でも多くの人が進学予備校や医学部予備校で対策しています。

学習塾とは?

学習塾は、学校の補助を主に指導するところで、学校の学習内容などをメインに予習・復習を行い、定期テストで成績向上を目指します。

学習塾は、高校生も対象にしていますが、もともとは小学生、中学生を対象にしている教育施設です。

生徒は、平日の夕方から夜間にかけて学習塾に集まり、国語、数学、理科、社会、英語の主要5科目の授業を受けることになります。

学校の学習補助がメインなので、学校の授業でわからなかったところを補うことで、学校の成績アップを念頭に指導しているが学習塾です。

ただし、学習塾も進学塾や個別指導塾のように、大学入試に対応している学習塾もあり、多様化しています。

学習塾がおすすめの受験生

現役生などで、あくまで学校の授業を中心に受験対策を行っていきたい人には学習塾が適している場合があります。

もちろん、予備校でも単科講座や個別指導などを利用すれば学校の授業に支障がない範囲で勉強できますが、学習塾はよりそれが顕著になっています。

学習塾は、大学受験対策に力を入れている教室もありますが、学校の授業補てんや定期テスト対策に強い教室が沢山あります。

また、基本的に高卒生がいないので、現役生でもノビノビと勉強できる環境があるのが魅力です。

予備校と学習塾の違いは?

項目 予備校 学習塾
目的 大学入試の
対策
苦手分野の
克服や
学校授業の
補助
授業料 400,000円~
5,000,000円
集団学習塾:
360,000円~
540,000円
講師 有名講師など
指導のプロが
行っている
専門講師も
多数在籍して
いるが、
大学生などが
アルバイトで
行っている
場合もある
カリ
キュラム
受験まで
タイトに
設定されて
いる
ある程度
自分の
ペースで
学習できる

予備校も学習塾も特徴があるので、自分に合った予備校や学習塾を選ぶべきで、苦手科目を克服することが目的なのに、予備校に通った場合、思うように点が伸びない可能性があります。

あくまで自分の状況と照らし合わせて予備校や学習塾を選ぶことをおすすめします。

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