医学部受験情報
海外医学部留学という選択肢

海外医学部留学という選択肢

ハンガリーやチェコの国立大学は日本人受け入れ実績も豊富で医学部留学先としておすすめです。

近年は、ハンガリーやチェコといった東欧への海外医学部留学が活発化。

背景には国内の医学部受験の難易度上昇により、合格することが困難になりつつあるからです。

あくまでもゴールは医者になることであり、それを実現するための新たな選択肢について紹介していきます。

国内の医学部ブームを避けて海外で医師を目指す

国内の医学部は、空前の受験ブームとなっておりどの大学も難易度の高い競争試験を突破する必要があります。

2年、3年の浪人も普通と言われる医学部受験を最終的に合格できれば問題ありませんが、合格できずに諦める人もいるのが現実です。

高額な授業料を払って医学部予備校に通い、何年かかっても合格できなればお金もそうですが、貴重な20代という時間が奪われてしまいます。

したがって、国内の医学部を回避して海外にある大学医学部へ進学してみてはいかがでしょうか。

海外は国や大学にもよりますが、国内の医学部に比べて入学審査が比較的容易なところも少なくありません。

ただし、授業は英語で行い卒業判定も厳しいので、入学は容易ですが卒業するのは困難であることを覚悟しておく必要があります。

社会人の方で海外の医学部に進学している人も多く、再受験生にもおすすめの選択肢となります。

国によっては、物価が日本よりも安く学費と生活費を合わせても私立大学医学部よりも負担が軽いところもあります。

卒業後に日本の医師国家試験を受験する資格を付与されるケースも多いので、Uターンにより日本で医師として活躍することも可能です。

日本に事務局を持つハンガリーとチェコ

どの国にも大学に医学部が設置されていますが、いきなり見知らぬ土地・異なる文化で生活するだけでも大変なのに医師を目指すとなればさらに困難が生じてしまいます。

しかもインターネットが普及した今なら情報入手も容易ですが、海外のしかも医学部ともなれば、なかなか日本語で情報を得るのは困難です。

そこで、海外の医学部留学を目指す人におすすめなのがハンガリーとチェコの国立大学医学部です。

両者は東京に事務局を開設しており、日本語で情報を得ることが可能なのはもちろん、進学支援を受けることができます。

日本人の受け入れ実績も豊富でノウハウやサポートが整っているので、現地の生活も安心なのが魅力です。

両国は、英語で授業から医師国家試験まで全て受験可能なのうえ、EU加盟国なので医師免許取得後は、様々な国で医療行為が行えます。

また、帰国後の日本医師国家試験(受験資格の個人審査あり)も事務局がサポートしてくれるので、幅広い選択肢の中から医師のキャリアプランが形成できるメリットがあります。

近年は、国内で外国人患者を受け入れる医療機関も増えており、医療ツーリズムなんて言葉あるくらいなので、語学堪能で海外経験のある医師は日本での活躍も高く期待できます。

気になる学費ですが、ハンガリーおよびチェコは物価水準が日本より低く、国立大学で学費も安いので、日本の私立大学医学部よりも大きく費用を抑えることが可能です。

ハンガリー国立大学医学部

東京都新宿区にあるハンガリー医科大学事務局では、ハンガリーにある国立センメルワイス大学、国立ペーチ大学、国立セゲド大学、国立デブレツェン大学の4大学医学部への進学プログラムが用意されています。

ハンガリーはヨーロッパ中央に位置する人口1000万人ほどの小さな国ですが、教育や研究のレベルは高く、ノーベル賞受賞者の人口割合はなんと世界1位です。

ヨーロッパのなかでも比較的治安が良く、豊かな自然のなか快適な環境下で医学部の勉強に集中できます。

医学部本コースだけでなく予備コースが設けられており、医学部での授業がスムーズに入れるよう理科や英語、ハンガリー語など学習できます。

また、英語力が合格基準に達っしなくても、3ヵ月間の英語研修で別途対策できるので安心です。

大学によっては30歳以下が望ましいという入学規定がありますが、医学部再受験生でも多くの方が年齢を気にすることなく出願できるのではないのでしょうか。

また、30歳以上でも学力が高かったり、医学に関連する経験があれば合格できる可能性があるのでまずは事務局に相談してみると良いでしょう。

毎年多くの日本人卒業生が医師国家試験に合格している実績があるので、日本でも活躍できるチャンスが大いにあります

各大学の学費および生活費の試算

大学名 コース 学費+生活費
(年間)
国立
デブレツェン
大学
予備コース 約200万円
医学部 約309万円
国立
ぺーチ大学
予備コース 約229万円
医学部 約301万円
国立
セゲド大学
予備コース 約200万円
医学部 約301万円
国立
センメル
ワイス大学
予備コース 約229万円
医学部 約356万円

チェコ国立大学医学部

ハンガリー医科大学事務局と同じ場所にあるチェコ医科大学事務局は、国立マサリク大学および国立カレル大学の2大学へ医学部進学をサポートしています。

カレル大学は中欧最古の歴史を誇り国内最高学府としても有名で医学部は国内で第1位に選ばれる名門総合大学で、ノーベル賞受賞者も多数輩出しています。

マサリク大学も国内で2番目の歴史と規模を誇る大学で、ヨーロッパで優れた教育を行う大学に贈られる「EUNIS Elite Award」を受賞しています。

ドイツやオーストリアに隣国に位置するチェコ共和国は、ハンガリーやスロベニアと同じく高い経済成長を誇っています。

治安については、スリや置き引きなど軽犯罪は注意が必要ですが、日ごろから用心していれば日常生活に支障はありません。

ハンガリーよりも学費や生活費を抑えることが可能で、1年間の生活費は学費を入れても300万円を切る安さです。

年齢制限を設けていませんが、若い学生よりも高い学力や経験が要求されることがありますが、基本的に個人の資質が合否を左右しているようです。

また、進級率は約6割と決して高くはありませんが、日本人学生専用の勉強部屋やチューターによる学習支援といったサポート体制は充実しています

各大学の学費および生活費の試算

大学名 コース 学費+生活費
(年間)
国立
マサリク
大学
予備コース 約166万円
本コース 約215万円
国立
カレル大学
予備コース 約157万円
医学部 約264万円
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