鳥取県は地元医学部に強い公立トップ進学校がありますが、医学部予備校はないため学習環境としては限定されています。
鳥取は歴史ある医学部があるため、昔から中国地方の医療をリードしてきた地域でもあります。
そんな鳥取で医師を目指すなら医学部予備校で学ぶのが一番ですが、県内に校舎あるのでしょうか。
今回は鳥取の医学部事情と医学部予備校を含めた学習環境について解説していきます。
鳥取県の医学部受験事情
鳥取県は、学習塾が作った中高があることで有名ですが、合格実績が豊富なのはやはり公立トップの進学校。
医歯薬や難関理系学部を目指す米子東高校の生命科学コースは優秀な生徒が集まることで有名。
高校名 | 医学部合格実績2019年 |
---|---|
米子東高校 | 国公立医学部:18名 |
鳥取西高校 | 鳥取大学医学部:10名 |
医学部合格実績を詳しく紹介されていませんが、国公立大学医学部だけでも二桁の合格実績を誇ります。
特に地元鳥取大学医学部医学科へは、米子東高校から14名、鳥取西高校から10名輩出しており、地元医学部への強いことが分かります。
鳥取大学医学部医学科の情報
鳥取大学医学部は、米子医科大学を前身とするだけでなく、新制八医科大学(旧医学専門学校)を起源に持つ医学部として中国地方の医療に長らく貢献してきた歴史ある医学部の1つです。
40代の合格者がいるなど昔から再受験生に寛容な医学部ではあるものの、最近は地域枠に定員数が割かれる傾向にあり、社会人の受験者数は減少気味。
ロボット手術や医療応用技術など高度専門医療と地域医療の両方を学べる全国でも貴重な大学です。
医学部入試は、センター試験の比重が高いため、鳥取大学医学部を受験するならセンター試験対策は非常に重要です。
地域枠入試では2浪まで受験できるのが魅力ないっぽう、後期入試の廃止で募集定員も105から80名と大きく減少するので、入試難易度は上がることが予想されます。
鳥取県の医学部予備校事情
医学部予備校はない
残念ながら専門的な対策や指導が受けられる医学部予備校は鳥取県内にはありません。
最寄りの医学部予備校へ通いたい場合、中国地方なら広島や岡山まで出る必要があります。
鳥取で医学部合格を目指す場合、進学予備校や学習塾の上位クラスに在籍するか医学部コースで勉強しているようです。
では、鳥取県で医学部の対策ができる実績豊富な学習機関はどこか見ていきましょう。
地方で医学部入試対策と言えば「個別教室トライ」
鳥取県内にもあるのがトライグループ。
家庭教師または教室で個別指導が受けられる個別教室の2種類から選択可能です。
トライには、「トライ式医学部コース」が設置されており、合格に直結した学習システムで効率よく勉強できます。
医学部予備校業界では有名な和田秀樹氏が監修した当コースからE判定の逆転合格者が誕生しています。
京都大医学部合格者も輩出「鳥取予備校」
鳥取予備校は、現役生と浪人生を両方を対象にした進学予備校です。
2019年度は京都大学医学部医学科の合格者を輩出。
医学部予備校と比較して合格者数は少ないですが、地元鳥取大学医学部への合格実績は豊富です。
浪人生で医学部合格を目指す場合は特進コースに在籍する必要があるので、それなりの学力が必要。
現役医大合格なら「駿英予備校」
高校生に特化した大学受験指導を行う駿英予備校。
鳥取予備校と同じく、医学部を目指すなら上位コースの授業を受講する必要があるため、現役合格を目指すなら1年でも早く対策を始めることをおすすめします。
米子東高校からも近いので優秀な生徒と切磋琢磨できる環境が魅力です。
評判の良い県外の医学部予備校も候補に入れよう
以上のように医学部予備校がない鳥取県では、地元の進学予備校や学習塾で勉強することになります。
しかし、これは学力優秀な受験生に限られます。
特に進学予備校の医学部コースは基礎学力がないと在籍すらできないので、偏差値40や50台で医学部合格を目指すことは鳥取では難しいかもしれません。
この場合は、やはり県外の医学部予備校を利用するのが一番でしょう。
医学部予備校は偏差値40台の生徒を1年で合格させている校舎がたくさんあります。
高校生で県外に出れない人も医学部予備校の通信講座を利用すれば、自宅で実績豊富な医学部予備校のプロ講師からマンツーマン指導が受けられます。
医学部合格までが遠い偏差値40や50台の受験生は、医学部予備校の資料請求や体験授業を通じて学習環境にこだわることをおすすめします。
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