社会人の医学部予備校選び

社会人で仕事と受験勉強の両立は非常に難しいのが現実です。

勉強時間の確保は言うまでもなく、年間を通じてモチベーションをいじるのも大変なので、医学部予備校で指導を受けて手厚いフォローを受けることをおすすめします。

そこで、今回は忙しい社会人向けに医学部予備校の選び方を紹介しています。

社会人の適切な医学部予備校選び

社会人で医学部を目指す受験生も多いですが、途中で挫折してしまう人も多いです。

社会人は経済的な負担もあるため、独学で受験勉強をしているケースも多いですが、近年の競争倍率および難易度の上昇により独学で医学部受験を試みるのは非常に困難な方法です。

さらに、社会人の場合は年齢の問題もあるので合格するなら1年でも早いほうがチャンスも広がります。大学によっては、3浪以上には入学を拒否する医学部もあるからです。

働きながら学習して医学部合格を目指すことは非常に困難と言っても過言ではないと思います。ほとんどの社会人受験生は会社を辞めて受験に専念しています。

もちろん学費などの問題も発生してきますが、教育ローンを利用できる医学部予備校がたくさんあります。

医師になればお釣りが出るほど元を取ることは可能なので、絶対合格を目指して挑戦してみてはいかがでしょうか。

基礎から徹底して学習できる環境を選ぶ

社会人の医学部受験生の多くは受験勉強から遠ざかっているため各科目とも一から学習していく必要があります。

したがって、いつでも質問ができる環境と生徒一人ひとりの学習状況を管理してくれる学校が、苦手科目を作りにくく、かつ学習計画を立てやすくなるでしょう。

さらに、他の現役受験生と比べても学習量は必然的に多くなってきます。したがって、学習時間の確保も重要ですが、いかに効率よく勉強するかも重要となってきます。

多くの医学部予備校ではムダの無い効率の良いカリキュラムになっていますが、しっかりと学習計画についていけるよう講師との距離が近く、いつでも相談できる体制が整っている環境がおすすめです。

少人数クラスだと、講師との距離が近いだけでなく、講師も各生徒の習熟度を見極めながら授業を進めてくれるので自分が気づかない問題点なども把悪してくれているので安心です。

社会人におすすめの医学部予備校

野田クルゼ
特徴	クルゼ方式で医学部合格者増加中
野田クルゼは、個別指導で別途弱点克服、再復習、など自分の希望の指導を受講することが可能です。また、合宿や集中講座で学習量と定着量を徹底確保しています。
詳細公式HP

白金台医進予備校シナプス
特徴	忙しい社会人向けのコースが充実
白金台医進予備校シナプスは、再受験生の指導にも力を入れており、忙しい社会人でも勉強できるよう柔軟に対応しているます。また、経済的な理由から医学部受験を諦めてほしくないという思いから、合格者奨学金制度を用意して夢実現へ徹底サポートを約束してくれます。
詳細公式HP

四谷学院
特徴	５５段階個別指導で基礎から応用まで徹底学習
四谷学院は、中学レベルから学習するので知識の穴を作らず基礎の徹底が図れます。55段階個別指導では自分の頑張り次第でどんどん次の段を目指すことが可能です。
詳細公式HP

進学塾ビッグバン
特徴	圧倒的な学習量で医学部合格を実現
進学塾ビッグバンは、大手予備校が1年で回すカリキュラムを3回繰り返し学習します。また、夜22時までは学内で強制学習を課しており圧倒的な学習量を確保できます。
詳細公式HP

編入制度を利用して医学部へ入学する選択もあり

社会人の多くは大学を卒業している人が多いと思いますが、その場合は医学部への学士編入という選択もあります。

文系出身者でも山口大学医学部や東海大学などへは編入することが可能で、大学2年または3年次からスタートできる編入制度は時間もお金も節約できてとても魅力です。

さらに、東海大学医学部では短大卒や専門卒でも入学条件が付与される注目の大学となっています。

ただし、編入試験は一般入試で合格するよりも競争率が高く、優秀な受験生が集まるので非常に難しい試験となっています。

独学で対策をするのではなく、医学部予備校などの学士編入コースでの対策は必須となるでしょう。

おすすめは、河合塾の系列である「河合塾KALS」の医学部学士編入コースがおすすめです。河合塾KALSの医学部学士編入は実績が高く、2011年度に国立大学で実施された編入試験の入学定員の45.2％が河合KALSの受講生が占める快挙を達成しています。

厳しい環境へと追い込むことが重要

社会人の場合、年齢問題により志望できる医学部が限られてくることや、勉強から遠ざかっていることなど、普通の受験生に比べるとハンデが沢山あります。

それでも難易度の高い医学部入試を決意するのであれば相当の覚悟を持って取り組む必要があります。

毎年、中途半端に医学部受験に手を出して途中でフェードアウトしていく受験生が後を絶たず、時間とお金がもったいないです。

したがって、医学部予備校は厳しい学習管理や1日12時間学習を強制する環境を選んで追い込んでいきましょう。

厳しいと評判の医学部予備校でも精神面のケアに力を入れているため、辛い時期もしっかりとサポートしてもらえるので安心です。