代ゼミで有名な代々木で合格実績豊富なおすすめの医学部予備校を紹介しています。
医学部受験の短期合格を目指して予備校選びで迷っている受験生は少なくないでしょう。
大手予備校と医学部予備校のどちらにもメリット・デメリットがあり、選択を誤ると時間と費用を無駄にしてしまいます。
ここでは、代々木エリアで医学部受験に強い予備校を探したいという受験生のために、三大予備校の1つとされていた「代々木ゼミナール」と、合格実績の豊富な医学部予備校「YMS(代々木メディカル進学舎)」について詳しく紹介しています。
代々木ゼミナールの創業地
代々木の大学受験予備校といえば、「河合塾」「駿台」と並んで三大予備校と言われてきた「代々木ゼミナール」です。
代々木ゼミナールは現在、代々木の本部校(代ゼミタワー)・札幌校・新潟校・名古屋校・大阪南校・福岡校の6校舎を展開するほか、代々木ゼミナールの授業がオンラインで受けられる「代ゼミサテライン予備校」を全国に約560校を展開。
代々木ゼミナールには高1〜3生向けの高校生コース、高卒生向けの大学受験科、完全マンツーマン指導の個別指導スクールなどがあり、志望校合格を目指す現役高校生や高卒生をサポートしています。
代々木ゼミナールは医学部受験にも強い?
代々木ゼミナールの大学受験科医系コースには、国公立医系コースと私立医系コースがあり、医学部受験に対応できる環境が整っているといえます。
しかし、代々木ゼミナールのような大手予備校の授業形態はほとんどが集団授業のため、生徒一人ひとりに目が届きにくく、医学部合格に向けたきめ細かいサポートを受けにくい面があります。
また、代々木ゼミナールは伝統的に「私大文系に強い予備校」と評されてきました。国公立や難関私立の医学部に合格実績はありますが、合格者はそれぞれ数名程度で、大手予備校の中で代々木ゼミナールからの合格者は少ないといわれます。
一方の医学部予備校は、医学部受験に特化したカリキュラムが組まれた医系専門予備校です。
授業形態は5~10人程度の少人数指導やマンツーマンの個別指導が中心で、医学部受験に精通したプロフェッショナル講師が生徒一人ひとりを手厚くサポートします。
情報量やノウハウが豊富なため、効率よく医学部合格が狙える他、厳格な学習管理で圧倒的な学習時間を確保できるのも医学部予備校の特徴といえるでしょう。
このようなことから、医学部へ短期合格を果たせる確率は、代々木ゼミナールよりも医学部予備校のほうがおすすめです。
おすすめの医学部予備校はYMS(代々木メディカル進学舎)
代々木で医学部予備校に通うなら、代々木駅近くのYMSがおすすめです。
YMSは医学部予備校として40年以上の歴史を持ち、大学入学共通テストから二次試験・推薦選抜までベテラン講師陣が作成したカリキュラムに沿って合格に導きます。
YMSの講師陣は「実力」「経験」「人が好き」の3つの条件を満たす人に厳選されていることも付け加えておきます。
多くの医学部予備校が開校しては消えていく中、代々木で40年以上の歴史を誇るYMSは、それだけ生徒や保護者から支持され、結果を出し続けているからにほかなりません。
YMSは独自の指導システムで医学部への合格実績も豊富
YMSは医学部への合格実績に定評があり、2020年度の医学部入試最終合格者は198名、2021年度は265名に伸ばしています。
これは医学部予備校一校舎あたり日本一の合格者数です。
医学部予備校のYMSは、1クラス20人程度の小集団授業と担任指導(担任は教科の選任講師が務める)のセットで受験生活を支えます。
代々木ゼミナールのような大手予備校には見られないこうした独自の指導システムによって、国公立や私立難関医学部に毎年多数の合格者を輩出しています。
コースと学費の紹介
YMSのコースは「高卒生」「高3生」「中3生〜高2生」「留学生」の4つのコースに分かれています。
各コースの定員や学費は次のとおりです(学費は2021年度)。
高卒生
コース名 |
定員
|
学費(税込)
|
コースの特徴
|
---|---|---|---|
高卒国公立 本科コース |
30名程度 | 1,573,440円 (高卒国公立 標準の場合) |
国公立医学部に特化。大学入学共通テスト対策と志望校の入試傾向に合わせた面接・小論文対策をおこなう。 |
高卒 本科コース |
90名程度 | 3,289,000円 (高卒S標準の場合) |
私立大学医学部をターゲットとし学力に合わせたクラス分けを実施。模試の結果をもとに「HYPERクラス」「JKクラス」「STクラス」に分けられる。 |
国公立推薦 本科コース |
10名 | 教務・事務費: 12,100円、 生徒指導料: 22,000円/月、 学科対策費: 11,000円/90分、 夏期面接対策講座: 11,000円 |
国公立大学の学校推薦型選抜・総合型選抜に特化。志望校の入試傾向に合わせた面接(個人・集団)、小論文、学科対策をおこなう。 |
私立推薦 本科コース |
記載なし | 記載なし | 私立大学医学部の学校推薦型選抜・総合型選抜に特化。常設コースとして「東京医科大学」「東京女子医科大学」「北里大学医学部」「聖マリアンナ医科大学」の4コースが開講(常設以外の大学も随時開講)。 |
高3生
コース名 |
定員
|
学費(税込)
|
コースの特徴
|
---|---|---|---|
高三 本科コース |
30名程度 | 1,974,500円 (高三S標準の場合) |
現役合格に向けて一般選抜と 学校推薦型選抜・ 総合型選抜に対応。 少人数制の週6授業。 |
国公立推薦 本科コース |
10名 | 教務・事務費: 12,100円、 生徒指導料: 22,000円/月、 学科対策費: 11,000円/90分、 夏期面接対策講座: 11,000円 |
高卒生コースと同じ |
私立推薦 本科コース |
記載なし | 記載なし | 高卒生コースと同じ |
中3生〜高2生
コース名 |
定員
|
学費(税込)
|
コースの特徴
|
---|---|---|---|
Spire (スパイアー) コース |
40名程度 | 入学金:33,000円、 担任指導料:20,900円、 授業料:4,290円/コマ (Spire標準の場合) |
「基礎学力の完成」を目標に 演習・講義・小テストを バランスよく配置。 学年の枠がなく 自分のレベルに合った 授業を受けられる。 |
留学生
コース名 |
定員
|
学費(税抜)
|
コースの特徴
|
---|---|---|---|
外国人 留学生コース |
記載なし | 1,372,500円 (A特待/ 5〜7限授業を 受講する場合) |
入学試験の得点率で 「A特待」「B特待」「C特待」 に判定。 通常授業から生徒指導まで すべて日本語でおこなわれる。 |
YMSの評判はどう?
YMSは医学部予備校ならではの生徒一人ひとりに向けた的確なアドバイスやサポート体制に定評があります。
合格者からは「受験校ごとに細かくアドバイスをもらえた」「先生にすぐ質問できる環境が整っている」「定期的に勉強の近況を見てもらえ安心感がある」と評判です。
参考:YMS『合格実績・合格体験談』(https://yms.ne.jp/results/#interview)
YMSの本科コースには入学試験がある
YMSの本科コースに入るには、入学前に受ける学力判定テストに合格しなければなりません。
テストでは学力だけでなく、医師としての適性の有無を重視して選考されます。
試験に合格するにはある程度の基礎学力は必要とするものの、予備校ですから難易度はそれほど高いものではありません。
医学部予備校で入学試験を実施しているコースは少数派ですが、入学試験には次のようなメリットがあります。
YMSは全体的に生徒の質が高い
入学前にテストで生徒を選抜しているだけあって、YMSの生徒の質は高いと評判です。
他の医学部予備校の場合、上位クラス以外は学力もバックグラウンドもさまざまな生徒で構成されるため、生徒の質にはばらつきがあります。
医学部予備校の中には、休憩室で騒ぐ生徒たちがいてストレスになるといった苦情が出るところもあります。
事前に入学テストが実施されているYMSなら、ほかの生徒がそうした余計なストレスをためこむ心配がありません。
質の高い授業を志高い生徒と一緒に受けられる学習環境であれば自然とモチベーションも上がり、医学部合格の確率はさらに高くなります。
学費が減額される特待生制度がある
YMSでは、テストの得点率や面接結果によって学費が減額される特待生制度が設けられています。
医学部予備校の学費は一般に高額ですが、特待生になれば費用負担を大幅に抑えることが可能です。
私立専門のメディカルフォーカスも校舎所在地は代々木
メディカルフォーカスは現役生の難関大・医学部受験において高い合格率を誇る代々木にある茗渓予備校が培ってきた教務力はそのままに、一切の甘えを排除して、私大医学部を専門的に目指すコースとして生まれた私立大学専門医学部予備校です。
「医学部予備校× 個別指導× 管理自習」という理念のもと「新しい勉強のかたち」で医学部合格を勝ち取ります。
代々木にある医学部予備校の中では珍しく既卒生専門となっています。
メディカルフォーカスはJR代々木から徒歩4分、新宿駅から徒歩10分の好立地、平日は21時までの指導ですが代々木駅から非常に近いこと、代々木周辺には多くの予備校があり人通りも多いので安心です。
自信があるからできる【医学部合格保証制度】
代々木の医学部予備校メディカルフォーカスでは本科コースに属して合格できなかった場合、翌年の通常授業料の半額免除が受けられます。
この制度こそが、確実に医学部合格ラインへと成長させる講師力・教育システムへの自信と、生徒全員を必ず医学部へ送り届けるという医学部予備校としての責任の証であると考えており、1年間での合格を全力でバックアップします。
コースと学費の紹介
コース名 |
定員
|
学費(税込)
|
コースの特徴
|
---|---|---|---|
高卒生専門 コースのみ |
1クラス6人 | 入学金:20,000 円 前期:1,180,500 円(夏期講習含む) 後期:1,180,500 円( 冬期講習含む) 国語選択は茗渓予備校新宿校(代々木校舎)で選択できます。 |
私立専門、既卒生専門の「クラス定員6 名」の超少人数コース |
代々木の医学部予備校メディカルフォーカスの評判はどう?
代々木にある医学部予備校メディカルフォーカスは比較的新しい医学部予備校のため、現在のところ口コミサイトなどでの入学者の情報は公開されていません。
しかし、2020年・2021年速報の合格実績として東京慈恵医科大学・順天堂大学・日本医科大学をはじめとした上位医学部合格報告がHP上にアップされていることから、代々木に一校舎のみと小規模ながら実力派医学部予備校といえそうです。
医学部専門予備校のオンラインコースも1つの選択肢
通代々木の通学制の医学部予備校ということにこだわらず、代々木以外のオンラインコースのある医学部予備校を選択肢に加えれば、交通費と通学時間をカットできるのでもっと広い範囲から医学部予備校を選ぶことができます。
遠方で医学部予備校までの交通費が高額になる浪人生や、部活などで忙しくて医学部予備校に通えない現役高校生にとって、自宅でプロ講師の指導が受けられる医学部予備校のオンラインコースは最適です。
受験生の中にはオンラインコースなどの通信制は学習が単調になりがちで、継続して勉強できるか不安という人もいるかもしれません。しかし、医学部予備校のオンライン通信コースには以下のようなメリットがあります。
映像授業ではないライブ型授業だから集中力が違う
医学部予備校のオンライン通信コースは、授業を収録したビデオを視聴する映像授業ではなく、ZOOMなどを用いて講師と生徒がコミュニケーションを取りながら授業を進めるライブ型授業です。
ちなみに「代ゼミサテライン」は、代々木ゼミナールの対面授業を収録したものを各校舎の個別ブースで視聴する映像授業です。
オンライン授業は自宅にいながらリアルタイムで医学部予備校の個別指導やクラス授業を受けられるので、臨場感があり、緊張感も保たれて単調になることはありません。
また、オンライン個別指導の場合、講師は生徒の理解度や習熟度を確認しながら授業を進めるため、わからないまま過ぎてしまう「勉強の未消化」も避けることができます。
授業中に質問ができることはもちろん、学習方法や志望校についてもいろいろ相談できるのが医学部予備校のオンライン通信コースの特徴です。
メールや電話などで講師のサポートが得られる
医学部予備校のオンラインコースでは、復習や演習問題などでわからないことがある場合も、メールや電話などの通信手段を用いて解答の出し方を教えてもらうこともできます。
また、定期的にカウンセリングや面談が実施されたり、学習計画の作成から見直しまで日々の学習管理をしてもらえるなど、通学制の医学部予備校とほとんど変わらないサポートを受けることができます。
東京には他にも沢山の医学部予備校がある
代々木で医学部予備校を選ぶなら前述したようにYMSをおすすめしますが、入学試験を受けずに入れる医学部予備校を探したいという場合は、代々木から近い渋谷エリアで探してみるといいでしょう。
代々木からJR山手線で一駅の渋谷には、私立医学部に強い「医学部予備校代官山メディカル」や、社会人の再受験生が多い「医学部予備校メルリックス学院」などがあり、それぞれ高い合格実績を誇っています。
代々木や渋谷以外のエリアにも医学部予備校が数多くあり、東京都内には2022年現在で医学部予備校は約100校まで増えたといいます。
コロナウィルスの影響もあってどの医学部予備校もオンライン授業に力を入れていますから、代々木とエリアを限定せず東京全域から探すことをおすすめします。
各医学部予備校の特徴を比較検討しながら探すことで、より自分に合った学習環境を見つけることができ、効率的に学力を伸ばしていくことが可能です。
当サイトでは、現在医学部予備校の口コミ・体験談を募集しています。医学部志望の受験生に役立つ情報の場として、ぜひご協力お願いいたします。
口コミ投稿はこちら
福岡で合格実績豊富な全寮制の医学部予備校
生徒の2人に1人が医学部進学を実現させる実力派予備校