医学部予備校コラム
プロが語る「医学部受験」と「予備校の選び方」~TMPS医学館~

【TMPS医学館】医学部受験のプロが最新の入試傾向や予備校の選び方を解説

1. 最近の医学部受験のトレンド、トピック(話題になる事柄・出来事)について

多くの医学部逆転合格者を輩出する東京高田馬場で人気の医学部予備校TMPS医学館から広報課の佐藤様から最新の医学部入試傾向や予備校の選び方を解説してもらっています。

2022年度医学部入試において、文科省のデータがある2013年以降で初めて女子受験生の合格率が男子受験生を上回った結果になったことは、ニュースに取り上げられたことによりご存知の方も多いと思います。

2018年に東京医科大学を筆頭にいくつかの大学で得点操作などの不適切な処理が行われていましたが、近年不適切入試を指摘されたうちの5校は、この結果の通り女子受験生の合格率が高くなっており、改善傾向が見られていると言って良いでしょう。

しかし大学側の事情はどうでしょうか。

とある生徒の保護者の方が医師なのですが、「○○大学の学長さんは男子学生を欲しいと話していた」ということも伺ったこともあります。

しかし得点操作などの不正は厳しく監視されており今後は行われないと思われるので、実状としてこういった話があるということを念頭に置きつつ、男子受験生も女子受験生もまずは高得点を取ろうという高い意識を持って春から自分の入試が終わるまで全力で勉強を進めて欲しいと考えています。

また岩手医科大学のように二次試験で合否判定の際、一次試験の得点を考慮しない大学も出てきています。

学力だけでなく、面接で評価される「コミュニケーション力」も勉強と同時に大切であると考えています。

都内近郊の医学部の特徴、傾向について

都内近郊の医学部の特徴、傾向について
TMPS医学館は東京の新宿エリアにあるので、やはり都内の私立医学部を志望する受験生が大半を占めます。

都内には全国的に見ても多くの私立大学医学部が存在していますが、入試問題の出題傾向はかなり異なっています。

例えば東京慈恵会医科大学や日本医科大学などは非常に難度の高い出題は続いていますが、杏林大学では解きやすい問題の出題が続いていたり、日本大学では前年度から全学部統一方式のN方式での受験になり、難度が高い学習より基礎学習の重要性が高まっています。

当然合格を目指すための勉強のベクトルが異なるため、TMPS医学館ではテストの結果や過去問演習の結果を分析し、その生徒に相性の良い出題傾向がある大学を出願するように指導をしています。

直近で順天堂大学を特待生で合格したTMPS卒業生もいますが、都内の医学部の競争率は非常に高いので、当初は順天堂大学や日本医科大学などを志望する生徒も多いのですが、「進学」を第一に考えて杏林大学や帝京大学などの都内中堅校に的を絞り、地方の私立医学部も受験しつつ昭和大学や東京医科大学にチャレンジするという生徒も増えているのが現状です。

いずれにせよ、生徒がどこの大学の問題と相性が良いか、しっかりと先生と一緒に見極めてその対策を立てながら勉強をすることが重要です。

どんな視点で予備校を選ぶのがよいか

どんな視点で予備校を選ぶのがよいか
都内には大手を含めて医学部専門としている数多くの予備校・塾があります。

まずはその予備校・塾がどのような方針で合格までの指導とサポートをしてくれるのかを、実際に足を運んで直接説明を聞き、可能であれば体験授業を受け、授業後の勉強管理がどうなっているかをしっかり見てほしいと思います。

私は、入試に精通したプロ講師が良い授業を提供するのは最早当たり前になっているので、そこから先の自学習時間の精度と管理をどこまで予備校・塾がやれるかが合格の鍵となり、建前の説明だけではなく、日々の生徒管理の面を考えて予備校・塾を選んで頂きたいと考えています。

そして、生徒が100人単位で多く在籍する予備校・塾や、90%以上の非常に高い合格率に安心感を得てしまう方も多いとは思いますが、しっかりと日々のサポートが行われているかという点と、数字のカラクリには気を付けて頂きたいと思います。

100人単位に対して、その予備校・塾のスタッフが何人居るのかを把握されたうえで、果たして本当に合格までの間サポートが続けてもらえるのか、という点はお問合せ頂いた方が良いと考えています。

また、全国で約11~12万人の医学部受験生がいる中で、実際に大学側が募集している総人数は約9,000人程です。

たった0.7~0.8%ほどの定員比率の中で1つの予備校・塾から何百人も合格していた場合は、その点も回答を得られるか直接聞いてみるのが良いと思います。

近年TMPS医学館にいらっしゃる保護者の方や受験生から、「以前通っていた予備校では面倒を見てもらえなかった、授業を受けているだけで放置されていた」という話がよく出てきます。

どんなにポテンシャルを持っている受験生でも、たった9ヵ月程しかない勉強期間の中で授業を受けて宿題と復習をしているだけでは、前述の通り医学部ごとに出題傾向が違うため、合格出来る力を付けられるのかというと首をかしげざるを得ません。

私たちTMPS医学館では、この点に関して医学部専門予備校として2016年に初導入したコーチング指導をシステム化し、徹底した生徒管理を行っています。ご希望があれば、1週間程のコーチング体験も承っています。

是非体験に来てください。

成績が伸びる生徒、合格する生徒の特徴

成績が伸びる生徒、合格する生徒の特徴
直近数年の、1年で医学部合格を掴み取っていく生徒を見ていると共通しているのは、「素直」に先生に指示された通りに勉強する、夏辺りまで徹底して「基礎」を疎かにせずに勉強する、最後まで諦めない、といった点です。

生徒の勉強に対する姿勢にも大きく左右されますが、「素直」に先生に指示された通りに勉強する生徒は吸収率が高く、勉強の方向性に悩むことも少なく順調に成績が伸びていく傾向があります。

夏辺りまで徹底して「基礎」の勉強を貫く生徒は、秋頃までは我慢の時が続きますが、成績が後半に徐々に伸び始め入試の時期に高い学力を付ける生徒が多いです。

最後まで諦めない生徒は、入試期間に突入しても次に受験をする大学への対策を前日ギリギリまで行い、逆転合格を勝ち取るケースも多くあります。

私たちTMPS医学館では入塾テストなどは実施しておらず、絶対に1年で合格したい・勉強は1からスタートだけれども成長していきたいという強い信念を持った方に、システム面などご納得頂いてご入塾頂いています。

春当初に偏差値が40代という生徒も、当校に入塾しコーチング指導の中で学力面だけでなく生活面も改善を行うことにより、劇的に成績を飛躍させる生徒も居ましたので、いかにその生徒の力を引き出せるか、ということに着目してスタッフ一同日々指導にあたっています。

学校の特長、PRポイント、合格事例など

学校の特長、PRポイント、合格事例など
私たちTMPS医学館は、最大定員25名までとした少人数制医学部専門予備校です。

生徒サポートについては数多くある都内の医学部専門予備校の中でもトップクラスと自負しており、医学部専門予備校としては2016年にどの予備校・塾よりいち早く導入した「コーチング」を年々進化させ、他校では真似することの出来ない独自システムをベースに生徒指導を行っています。

このコーチングがより多くの受験生を医学部合格へ導けるということが2022年度の合格実績に表れており、一次試験合格者が全員医学部進学決定という結果に繋がりました。当校ではこのコーチング指導を含めて、以下の5つのメソッドを掲げています。

①コーチングによる学習プランニング

最近はコーチングを謳っている予備校・塾が増えてきましたが、「1ヵ月もしくは1週間に1回学習スケジュールを組んで終わり」というところが大半です。

私たちは、学習スケジュールを組むのは当たり前で、さらに毎日面談を行いその進行状況を確認し、事前に設定した中期目標や短期目標に向けて学習進度の微調整を繰り返しながら、日々の勉強が進行出来るよう指導をしています。

②毎日講師が常駐するバックアップ体制

日替わりでプロ講師が講師室に待機しており、授業以外の時間で朝から夜まで勉強をし続ける生徒のために質問対応が出来る環境を提供しています。

自分の授業担当ではない講師でも申し出があればスタッフが帯同するので、気軽に質問することが出来、講師陣も一丸となって生徒を支えています。

③毎月実施する保護者会

コーチング指導から見えてきた生徒の状況を、保護者の方ともしっかりと共有をすることも大切だと考えています。

大半の予備校・塾は保護者会を年に2~3回しか実施されませんが、一般的に全国模試やテストの結果からの学力診断に終始することが多く、本当に生徒のためになる保護者会とは言い難いのが事実です。

当校では学力はもちろんのことですが、テストの結果だけではなく様々な観点から、合格への戦略を全員で一緒に考える場として毎月実施しています。

④他の受験生に差を付ける合宿・特訓

合宿・特訓を行っている予備校・塾はいくつかありますが、当校は普段の授業の延長線上ではなく「的中」という明確なコンセプトをもって実施されます。

入試問題は固い頭では太刀打ち出来ないものが多く、実際の入試問題を使用しながら幅広い視野を持てるよう指導を行います。そして予想問題や的中問題の解き込みを行い、合格へと繋げていきます。

⑤個別ブースで集中出来る学習環境

多くの予備校・塾では当然自習室がありますが、予約制であったり早い者勝ちであったり、狭かったりします。

当校では生徒1人1人に専用個別ブースを割り当てており、使用上のルールはありますが自分だけのパーソナルスペースで集中して勉強出来る環境を提供しています。

個別授業を受講の際はこの専用個別ブースで受講することが出来ます。

当校では担任制を採用しており、生徒へのサポートを徹底している都合上担任スタッフが受け持てる生徒数に限りがございます。

そのため定員は25名までとさせて頂いております。

オンラインでの受講も可能となっておりますが、是非一度TMPS医学館へ足をお運び頂き、どのように指導を行って医学部の合格へ導いているのかを直接ご覧になって頂きたいと考えております。

遠方の方は提携寮や賃貸物件のご紹介も承っておりますので、ご遠慮なくお問合せ頂ければ幸いです。

TMPS医学館の合格実績

2022年度の合格実績

高知大学医学部・防衛医科大学医学部・日本医科大学医学部・昭和大学医学部・東京医科大学・
日本大学医学部・杏林大学医学部・帝京大学医学部・東京女子医科大学医学部・北里大学医学部・
聖マリアンナ医科大学医学部・東海大学医学部・埼玉医科大学医学部・獨協医科大学医学部・
岩手医科大学医学部・東北医科薬科大学医学部・金沢医科大学医学部・愛知医科大学医学部・
川崎医科大学医学部・福岡大学医学部

直近3年の合格実績

東京大学理科Ⅲ類・大阪大学医学部・筑波大学医学群・群馬大学医学部・大分大学医学部・
慶応義塾大学医学部・東京慈恵会医科大学医学部・順天堂大学医学部・東邦大学医学部・
国際医療福祉大学医学部・近畿大学医学部・兵庫医科大学医学部・久留米大学医学部・
産業医科大学医学部

【ご協力】

TMPS広報担当者の画像

  • 予備校名:医学部受験専門予備校 TMPS医学館
  • 広報課:佐藤 直音

Webプロモーション全般を担当中。過去に大手楽器店に勤務しており、福山雅治氏などへ楽器の販売を担当。プロの要望に応える提案を行ってきた経験から、担任スタッフとして保護者や生徒の考えを聞き出し、緻密な受験戦略を構築する。

「生徒1人1人に合った合格マネジメントを」
受験生の勉強へ向かう姿勢やクセなどは千差万別です。何が得意か苦手かをしっかりと見極め、医学部合格へ向けて俯瞰的な視点を持って生徒の学習スケジュール管理を徹底しています。生徒にとって医学部受験は就職試験と同等の意味を持つと考えていますので、決して諦めることなく最後まで走り切れるよう、最大限サポートを行っています。

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