英文法や語法問題、イディオムを初めアクセントや発音なども完全に網羅した死角のない参考書NextStageを徹底解説します。
桐原書店さんから出版されている「文法」、「語法」、「イディオム」「会話表現」、「単語・語彙」、「アクセント・発音」を対策する問題集、NextStageについてその効率の良い勉強方法、おすすめのやりかたを徹底解説します。
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Next Stage 英文法・語法問題[4th EDITION]: 入試英語頻出ポイント218の征服 (2021/3/22 17:44時点) |
Next Stageについて
多くの高校で受験教材として用いられているNextStageです。恐らく、高校などに対する営業を桐原書店さんも頑張っているのでしょう。
英文法の網羅系の問題集として、幅広い知識が載っており、この参考書を1冊やるだけで、ほぼ全ての英文法の受験問題はクリアできるようになります。
Next Stageを使うべき人とは
これは英文法の参考書としてとても良く出来ているだけでなく、熟語やイディオム、会話表現を覚えるための問題集としても、他の参考書ではあまり触れられていないアクセントや発音問題対策としてもとても有用です。
ですので、大学受験で英語がある方、センター試験で英語を受ける方は確実にやっておいたほうがいいです。
では特にどんな人がやればいいのでしょうか。
Forestなどの文法の参考書を一通りやった人
Next Stageだけで英文法をやり始めるのは、おすすめできません。
なぜなら英文法に対する解説がほぼなく問題集としての価値しかないからです。
なので、予めForestなどで英文法を基礎からしっかりやった人、またやりながらどのような問題を解けばいいのかを知りたい要領重視の人が使いましょう。
またNext Stageで迷ったり分からないところがあったときのために、Forestなどの厚めの文法の参考書を用意しておきましょう。
発音・アクセント対策でセンターで英語を満点取りたい人
センター試験で英語は、努力すれば満点を取れる教科です。
満点は取るためには大変ですが、高得点90%以上は誰でも取れる点数、それがセンター英語です。
長文読解や語法問題はあまり心配は要らないのですが、満点を取るためには会話表現、アクセント・発音問題もしっかりとれないといけません。
しかし、単語帳で勉強するときいちいち発音記号まで覚えるのは効率が悪すぎますし、覚え切れないと思います。
ただセンター試験で問われやすい問題は決まっていて、さらに発音やアクセントにはある程度パターンが存在します。それをまとめて覚えちゃおう!って人はNext Stageが適切だと思います。
それなりに量があるので覚えるのは大変ですが、一度全部覚えてしまい、あとは模試や問題集で出てきた発音・アクセント問題を自分でまとめてしまえば完璧です!
Next Stageの詳しい内容
Next Stageは
- 文法
- 語法
- イディオム
- 会話表現
- 単語、語彙
- アクセント、発音
の6つの分野からなります。
気に入っているのは、そのページの見易さにあります。
左に問題が載っていて、右にその解説が2~3行で載っています。解答は右下に載っています。
問題を答えてすぐ解説が見れるのっていいですよね。
また、問題の多くが書いたりする必要が無く、出先で出来るのが凄くいいですね。
文法は、SVOCから始まりしっかりと高校英語を網羅した内容で、難しい発展内容まで網羅していたり、文語表現・口語表現をしっかり記載しているため、漏れなく出来ますね。
イディオムもしっかりまとまってていいと思います。
イディオムや熟語表現は速読英熟語がおすすめ!
私は学校の教材としてNext Stageを使っており、速読英熟語は自分でやっていました。
内容は重複しますが、私は確認のためにどっちも熟語範囲をやりました。
ただ、どちらかだけでいいって人は速読英熟語をおすすめします。手っ取り早く熟語だけポンポンと覚えたい人はNext Stageでやってもいいと思います。
速読英熟語で覚えて、Next Stageで確認するやり方は結構いいのでおすすめです。
Next Stageの悪い点
今までいろんな参考書の解説ページを作ってきたのですが、悪いところをあまり挙げてなかったことに気がつきました!笑
良い所、悪い所をあげることで何か参考になれば嬉しいです。
解説が少ない
文法からアクセントまでと、とても扱っている範囲が多いので解説が少ないと感じる人もいると思います。
私は他の参考書にも詳しく書いてあるから、むしろ簡潔でいいとは思いました。
問題が少ない
これも扱っている内容が多すぎてしょうがないのですが、1つの語法や文法につき対応している問題が1つしかありません。
これでは、試験等で別の聞かれ方をしたときに気づかないかもしれませんので訓練が必要です。
解説が目に入り答えが分かっちゃう
見やすい構造でいいとは思うのですが、隠さないと答えが分かっちゃいます。これでは何の意味もありません。なので、やるときは白い紙を右に挟む必要があり面倒です。
何か良い方法を考えて、教えてください!
【ちょっとした工夫で差がつく!】Next Stageのおすすめの勉強方法
少しでも分からないところは文法書で確認
Next Stageは問題の範囲が広い文、解説がとても簡潔に書かれています。これでは、何でそうなるのか疑問に思った人が深く学ぶときに物足りなさを感じてしまいます。
ですので、常にNext Stageを用いて勉強する際は。Forest等の厚めの参考書と併せて使いましょう。
この際、しっかりとメモを右側の解説ページに残すといいでしょう。
自分の言葉で、分からなかった疑問や質問の解答をただ、Forestを読んで納得するだけでなく、解答を忘れてまた悩んだときのために分かりやすく書くと、効率的ですね。
さっと終わらせて長文読解
Next Stageはあくまで、文法や語法問題などを直接聞いてくる問題の対策としてはとても優秀です。
しかし、英語の得点源は長文であり、多くの配点が当てえられているのも長文ですし、成績の優劣がつきやすいのも長文読解です。
英文法や語法問題の問題集の解説ページで言うのもあれですが、知識問題はさっと終わらせて長文読解の対策に時間をかけるべきです。
なので、用いるときは、学校の授業に予め併せて用いるか、集中的に数週間でちゃちゃっと終わらせましょう。
ダラダラやるものではありません。
出来ない問題はチェックして何周もする
問題数が多いのでボリュームが結構あります。
幅広く問題を扱っているため、頭の中から抜けている知識や問題がたくさんあると思います。
なので、すばやく定期的にチェックするようにしましょう。
この際、チェックの仕方は苦手でよく間違えた問題を重点的にチェックする時間短縮コースと、しっかり全部やる網羅コースの2つを使い分けましょう。
例えば、予め間違えた問題をチェックしておけば、テスト前にチェックが多いものだけ選んでどんどん解説を読めばとても効率的ですよね。
しかし、間違えたことが無くても、いつの間にか解けなくなってしまうなんてこともあります。
なんていったって、受験生は覚えることが本当に多く、次から次へと新しい知識が増えますものね。
なので、時間があるときや、模試の前などに、苦手の範囲の問題を全てチェックしたりすると抜けどんどん無くなっていくと思います。
このように、場合に応じていろんなチェックの仕方ができますので、覚えて置いてください。
医学部予備校のアウトプット対策用に活用するのもありかもしれません。
特に医学部予備校の単科講座などを受講していて問題集を探している人は一度手に取って確認してみましょう。
【要点まとめ】Next Stageのおすすめの勉強法
- あくまで問題集なので厚めの文法解説書と一緒に使おう。
- 知識問題の対策に過ぎないのでサッと終わらせて長文読解の勉強へ移ろう。
- 模試の前などに定期的にチェックするようにしよう。
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