大学入試における面接における髪型や服装、言葉遣いについて徹底解説します。
国立大学の二次試験が近いということで、こちらをまとめてみました。
国立大学入試面接の合格するための服装や身だしなみ、髪型や言葉遣い、行動を中心にご紹介しています。
以前、医学部の面接について詳しく書いてありますので、医学部進学を考えている人はこちらも合わせてみてください。
特に、医学部を志望している人は注意しましょう。
最近の医学部受験のトレンドは、頭の良い人を採ることだけでなく、人間性に問題が無い人を選ぶような方向にシフトしつつあります。
そのため、多くの大学で面接や小論文が課せられるところが多くなってきています。
普通にやれば問題ない面接ですが、普通にやるのも大変ですよね。
以下に詳しく、解説してありますので参考にしてください。
大学入試の面接について
大学入試で行われる面接は、主に
- 得点化されるもの
- 特にやばい人を排除するもの
の2種類あると考えてください。
得点化されるもの
こちらは、実際の点数としてセンター試験、二次試験同様に成績に加味されて差がつくようになっています。主に、小論文などを実施している大学にこの傾向は多いですね。
確かに、生徒の質を本当の意味で見極めることが出来るのは、数学などのテストではなく小論文や面接にあるような気がしますよね。
つまり、しっかり対策しないと他の生徒に差をつけられてしまうことになります。
数学や英語をあれだけ頑張って良い点数を取ったのに、面接が劣っていたため落とされたなんてことにもなりかねません。気をつけましょう。
人間性に問題がある人を排除するもの
基本的には、こっちのほうはあまり心配は要りません。
やばくないんだということを証明できさえすれば、点数に変動がありませんので差がつきません。
ただ、こちらでは人間性に問題ありと判断されてしまうと、どんなに良い点数でも合格は困難になります。
特に医学部では、将来医師になる人材として見られているので、特に厳しく面接されたりするようですね。
ですが、意識しすぎてもしょうがありません。
ここでは、出来るということを見せるのではなく、出来ないというのを見せることの無いようにしましょう。
面接時の身だしなみチェック
身だしなみは印象を決めるとても大切なファクターです。
深く関わることのない短い大学入試の面接ですと、第一印象のみを見られているといっても過言ではないかもしれません。
だらしない人は厳しく見られると思いますので注意してください。
面接において正しい服装とは
正しい服装はあなたの状況によります。
卒業見込みの現役生なら学生服
現役生で、まだ卒業してないのなら学ランで問題ないです。
もちろん、学校指定のブレザーでもなんら問題ありません。
ただしあえて丈を短くしているもの、ぶかぶかなものは良い印象をもたれません。
普通のサイズのものにしましょう。
また、ボタンが取れている人なども注意してください。
学校のバッジに関しては、出来ることなら卒業見込みの現役生ということを示すためにも、つけていたほうがいいと思います。
高校時代、付け忘れてよく怒られていた人も多いと思いますが、あるといいでしょう。
ただ、学生時代服装に規定が無かった人、ぼろぼろになってしまい自信の無い人はスーツにしましょう。
ちなみに、学生服の場合は靴は何でもいいと思います。
学校指定の革靴とかならそれでいいですが、高校時代に指定が無かった人はスニーカーでも問題ないと思います。
私も革靴を持っていなかったので、派手ではないスニーカーで行きました。
再受験生、浪人生はスーツが原則
一度、学校を卒業している人はスーツが原則です。
スーツもストライプなど入っている派手なやつではなく、普通の無地のブラック、色があるとしても紺くらいにしたほうがいいでしょう。
パーティー用のものは絶対やめたほうがいいです。
靴も革靴にしたほうがいいでしょう。スーツでスニーカーとかでも問題ないとは思いますが、少し浮くと思います。
常識的にもそこは革靴がいいと思います。
スーツ、学生服が無い人は控えめな服で
学生服もスーツも無い人は、私服で行くしかありません。
私の記憶する限り、100人くらいで5人くらいしかいませんでしたが。
それでも、ジャケットを着ていたり、チェック柄のシャツだったり控えめな服を着ていました。
ちなみに、私服を着てきて受かった友達を知らないので、スーツを買ったほうがいいと思います。高校を卒業したのにスーツも持っていないのか、という目で見られたら損ですしね。
髪型について
多くの人が勘違いしているのが、ワックスやジェルをつけることが面接に置いてマイナスに働くと思っている人が多いです。
しかし、派手に使うのではなく、整えるために使う分にはマイナスどころかプラスにさえ働きます。
やってはいけない髪型
いわゆるチャラい髪型はしないほうがいいでしょう。
長髪過ぎる髪型はやめましょう。
面接をしているのは、実際に教鞭をとっている大学の教授や偉い先生方です。
その先生方がチャライ人を入学させたいかといえば答えは、ノーでしょう。
天然パーマはいいですが、パーマを強く当てたクルクルな髪型などは控えたほうがいいと思います。
目にかかるのはダメ!
また、髪の毛が目にかかっているのもやめましょう。
漠然と、不潔感があり、暗いネガティブな印象をもたれます。
大学が欲しがっている人材は、明るくリーダータイプだけではないですが、コミュニケーションが苦手そうな人は低い点数になってしまいます。
少しのことですが、受験前は調えるようにしましょう。
黒髪が大原則
茶髪はやめましょう。
高校時代に、自由な校風で髪型・髪色が自由な高校で茶髪に違和感が無くても、大学入試の面接ではとんでもない違和感になります。
特に、面接官の先生は上の年代の方なので、髪の毛の染色に関して否定的な人も多くいます。
そのような人に嫌われるだけで点数は低くなるかもしれませんし、心証は間違いなく悪くなります。
服装以外の身だしなみ
服装や髪型以外で気をつけたほうがいいものをあげていきます。
化粧は原則しない。やっても薄く。
女子生徒に対してですが、学生服でばっちりメイクだと面接官に変な目で見られるかもしれません。
社会に出れば、化粧をすることが礼儀になるのですが、まだ学生の範疇ということで大学の先生たちもそのような目線で見ています。
浪人生や再受験生など、スーツを着ている人は多少の化粧は問題ないと思います。
しかし、ばっちりメイクをして色気作戦なんて通用しませんので、薄く目立たない程度にするのが無難だと思います。
ヒゲを剃ろう
最近では、男子のヒゲがファッション化してきて、おしゃれな清潔感あるひげも出てきました。それでも、テレビのアナウンサーでひげを生やす人はいないですよね。
今では、少し茶髪のアナウンサーも出てきましたが、まだまだヒゲ面のアナウンサーは出てきていません。
つまりまだ、社会には受け入れられていないということです。
不精ヒゲも印象が悪いですのでやめましょう。
言葉遣いについて
これも、まだまだ高校生では難しいと思います。
特に言葉遣いが悪いと普段から自覚している人は気をつけましょう。
~です。~ます。の徹底
面接のときに敬語を間違えないための秘策があります。
謙譲語、尊敬語は難しいからやめて全て丁寧語にしましょう。
丁寧語って簡単に言えば、~です。~ます。や、お~。ご~。をつけるものです。
変な敬語を使うくらいなら、これだけを徹底して使うようにしましょう。
しかし、まだ学生の面接なので、試験官によっては全然気にしない人もいるようですので、気張り過ぎないようにしましょう。
家族や友達の呼び方に関して
お父さん、お母さんという呼び方を普段している人は注意です。
公の場では、父、母、友人の苗字君というのが正しい呼び方です。
とっさに出てしまわないように注意してください。
最後に
面接時の所作もとても緊張すると、間違えてしまうかもしれませんし、ドアのノックから意識しすぎるとがちがちになってしまうかもしれません。
しかし、緊張している様子を一番分かっているのが面接官です。何人もの人を面接してる豊富な人生経験を持つ面接官を、取り繕った態度でごまかすのは難しいでしょう。
大切なのは、礼儀正しく振舞おうとする心だと思います。
それさえあれば、何を間違えたって、変な仕草をしても許してくれるはずです。
特に、企業の採用面接ではなく、大学入試の試験をやった上での面接ですので。
しっかり上のことを押えて、希望の大学に合格されることを祈っています。
医学部予備校での面接対策は効果的
でも面接対策は、客観的に評価してくれないと自分のどこがいけないかを理解することは困難なので、一人で行うには限界があります。
外見や言葉遣いなど最低限の対策はできても、質問されたことに対して大学側が求める回答をするにはやはり訓練が必要です。
方法としては、友人・家族・先生・予備校の4つの方法があります。
友人や家族並びに高校の先生は医学部入試を熟知していないので、面接対策のアドバイスが適格かと言えば疑問です。
やはりおすすめは医学部受験を熟知している予備校での対策でしょう。
学科試験対策だけでは医学部最終合格が難しいので、やはり医学部予備校などでは小論文や面接対策に力を入れています。
志望校に合わせた面接試験の傾向や理念に応じた適切な対策ができるので、本番でも自信を持って臨むことが可能です。
面接が苦手な人は医学部予備校の対策講座を受講してみてはいかがでしょうか。
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