センター英語で7割、9割、満点別に確実に取るための勉強法を徹底解説!
英語は大学を進学しようとしている人のほぼ全ての人に必要な教科です。そして、一流大学と呼ばれる大学を希望している人ほど、『英語は満点近く』とる必要があります。
参考: 【数学のセンター対策】7割、9割、満点を狙う人別の勉強法
英語は、医学部などの理系を目指している人も、法学部などの文系の学部を目指している人も、『センター試験と二次試験』で英語を受験する人が多いと思います。
もちろん、自分で進学を希望している学部に必要な教科やその配点は各自でしっかり調べるようにしましょう。
受験における英語の立ち位置を考えます。
- センター英語は難関大学を志望している人にとっては簡単なレベルにあるはずです。またセンター英語を利用することが出来る大学がとても多く、私立の文系によっては、センター英語のみで合格できるところもあるくらいです。ただ、簡単なレベルなのですが、問題量がとても多く、 『速読力』・『知識量』が求められます。
- 二次英語は二次試験で各大学が出題するオリジナルの試験です。なので、難関大学ではかなりハイレベルの問題が出されたり、インターナショナルに重きを置く大学は配点が高かったりします。特に、東大・京大・早稲田などはかなり難しいことで有名です。
さて、上記したとおり、英語はセンター試験でも二次試験でもかなり重いウェイトを占めていることがわかったと思います。
各大学の色が強く出る二次試験では、それぞれに対策を講じなければなりません。しかし、その年の受験生が全員受けるセンター試験では、かなり特徴が強く、問題の傾向が似ているので対策をとりやすくなります。
しかし、逆に言うといくら英語力があっても、二次英語力があってもセンター試験の問題のタイプが上手く掴めないとそれで、受験が終わってしますような点数をとってしまいかねません。
ここでは、センター試験の英語で目指している点数別の勉強法を解説していきます。
- センター英語で7割を確実に取る勉強法。
- センター英語で9割を確実に取る勉強法。
- センター英語で満点を確実に取る勉強法。
ちなみに私のセンター英語の点数は192/200です。満点は残念ながら取れませんでしたが、高得点は必ず取れることを保証します!
センター英語の問題を分析する
まず、各勉強法を解説する前に、センター試験で出題される英語の問題を分析し解説していきたいと思います。
この作業は
- どの科目の勉強
- テレビゲームやサッカーなどのスポーツ
- 社会人になり仕事をするとき
・・・etc
この世で何をするにしても大切なことで、攻略する敵の情報は丸裸にしていかなければなりません。
以下に最新のセンター試験三年分の問題の内容を示します。
センター試験英語徹底解説さまでとても綺麗に分類されていましたのでお借りしました。リンク先で、過去のセンター試験の問題、解答、解説が分かりやすく説明されています。
過去10年分くらい見てもらえばもっと良く分かると思いますが、センター試験の出題傾向や出されている問題量などはほとんど変わりません。
もちろん、細かいところを挙げていけば毎年マイナーチェンジを繰り返しているのですが、根幹の部分はぶれていません。
では、それぞれについてもう少し踏み込んで解説し、どのように対策を練っていくかを考えてみます。
ちなみに概略です。毎年細かい点数や内容は違いますが大まかには変わりません。
大問1(15点/200点) アクセントや発音
大問2(40点/200点) 文法・語法・表現
大問3(45点/200点) 類推・要約など
大問4(33点/200点) 広告とか表、グラフから読み取る長文読解
大問5 (33点/200点) 日記やレビューなど文章から読み取る長文読解
大問6 (33点/200点) 論説文の長文読解
大問1~3の英語知識系で100点
大問4~6のいろんな長文読解で100点
大問1 アクセントや発音
毎年数問必ず、このアクセントや発音が出題されています。ただし、配点はやはり低めに設定されています。ただ、9割以上をとる人、もちろん満点を狙っている人はしっかり対策をしていく必要があります。
具体的には2種類の勉強法があります。
- 英単語帳で覚える段階で発音やアクセントに注意して覚える
- NextStageなどの参考書で出そうな単語の発音やアクセントを一気に覚える
圧倒的に多くの受験生に支持されているのが、2つ目の英語の参考書である程度時間をとって一気に覚える方法です。私もこの勉強法をとりました。使った参考書はNextStageです。
参考: 【英文法はこれ1冊でOK】網羅系参考書Next Stageの勉強法
英単語帳で地道に覚えていく方法
メリット
- しっかりとした発音が身につき、受験の垣根を越えて将来的な英語力が上がる
- さまざまな英単語の発音・アクセントをマスターすればリスニングやスピーキングに圧倒的に有利
- 単語と一緒に覚えていくことが出来るので焦る必要がない
デメリット
- 英単語を覚える際に時間がとてもかかり、大切な英単語の意味を覚えるという本質を見失う可能性がある
- 時間をかけて英単語帳を覚えきった割りに、発音・アクセントを覚え切れていない可能性がある
NextStageなどの参考書で一気に覚える方法
メリット
- 出そうな単語に絞ってあるため短時間でしっかり覚えきることが出来る
- 発音・アクセントに特化して覚えるので、効率が良く覚えやすい
デメリット
- 出そうな単語に絞っているため網羅し切れていない問題が出た場合お手上げ。(何度か経験済み)
- 英単語の意味を覚える作業とは別に行うため、新しい勉強時間が必要となる。
一長一短があるので、好きな方を選んでください。
ただ、単語と一緒に覚えようとしても実際には、怪しい発音だったりアクセントだったりもするので、オススメの方法としては『単語帳でも、発音やアクセントを意識するようにしておき、テスト前に一気にまとめて参考書を使って覚える。プラスして、参考書に載っていないがテストに出てきた発音やアクセント問題をまとめておく』という感じでやるといいでしょう。
ただ幅広い英単語からの出題なので完璧に網羅することは出来ません。なので、満点になる人以外は1問ミスくらいは覚悟したほうがいいでしょう。
大問2 文法・語法・表現などの穴埋め、並べ替え
簡単に言うと、大問2では文法や構文、表現などの英語の細かい知識問題が穴埋めだったり並び替えだったりして出てきます。基本的な問題しかでません。
文法の参考書をしっかり1冊やりきり、演習問題を積んだ人なら満点が取れるはずです。
勉強法としては、文法の参考書を1冊やり演習を積むといいでしょう。
あと、穴埋め問題はセンター試験や二次試験どちらにも頻発するので大丈夫だと思いますが、並び替え問題はセンター試験特有で、難易度もそこそこ高めに設定されています。
なので、この辺が苦手な人は注意しましょう。
大問3 類推・要約などバラエティー
大問3あたりはかなりセンター試験特有の問題形式ですね。そこまで問題は重くないですが、確実に英語力を問う問題が多いです。
個人的には、ここでしっかり点数が取れていない人は、受験英語に対する能力が高くても英語力がまだ足りていない傾向があります。
どういうことかというと、別に単語力や文法力が問題なのではなく、文章を読み取り、国語的な能力が必要だったり、問題の意図をしっかり把握する能力が必要で、それを英語の問題として表現するのでちょっと厄介です。
ただ、難易度はいつもそこまで高くないですし、長文でもないのでさくっと解く必要があります。
ここは、過去問などで演習し、苦手な人は何の能力が足りていないかを分析しましょう。専用の参考書を使ってもいいですね。
大問4 イラスト・グラフ・表読み取り型長文読解
ここから大問4,5,6は長文読解になります。ここを3つをいかに早く解ききるかがセンター試験で高得点を取るためのポイントになります。
大問4は、毎回ポスターやグラフ、広告、地図などそういう英語のイラストが出てきます。
英語特有の書き方があり、日本のポスターや広告と上手くリンクさせられる人はいいですが、そうでない人は苦手だと思います。難易度自体は決して高くないのですが、正解率がそこまでよくないのもそういう背景があるからでしょう。
この大問4はセンター試験特有の問題であり、慣れを要する問題なのであらかじめ演習しておきましょう。
大問5 文章読み取り型長文読解
文章を資料とした問題です。2014年では英語の手紙を読み取る問題で、2013年は映画紹介サイトの英語レビューでした。
センター試験ってこういう面白いバラエティーに富んだ問題が多いので、二次試験よりかなりポップな印象を持ってしまいます。
毎回面白いテーマ設定されていますが、しっかりとした長文読解の能力があれば問題ありません。
むしろ、大問4のイラストから読み取るというトリッキーな作業がいらず、さらに大問6ほど深い内容も出ないのでとてもとりやすい長文になります。
なので、ここでどれだけ時間短縮ができるか、正確に満点を取ることが出来るかがかぎとなります。
問題に興味がある人は、是非過去問をといて見ましょう。
大問6 論説文の長文読解
テーマ設定も含めて、かなり二次試験っぽい問題になっています。
問題量も難易度もセンター試験の中では最も重いです。しかも、長文読解に関しては1問6点が基準なので、3問間違えるとほぼ8割には達しないでしょう。
長文読解は、勇気を慎重さのバランスを意識していきます。
ただ、不安を煽ることばかり書いていますが、問題の難易度は二次英語の勉強をしている人にとってはかなり簡単な英文ですし、問題も選ぶだけなので簡単です。
センター試験のみ必要な人は、とにかく大問4~6が難しく感じると思うので、センター英語の演習をかなり行うようにしましょう。センター型のマーク試験の問題に特化した問題集をやります。
二次試験を受ける人は、簡単に感じると思います。しかし、後述しますが部分点がないマーク式ですので、ちょっとしたミスで、全てが台無しになる可能性をいつもはらんでいることに常に留意して、問題に臨みましょう。
>センター英語で7割取るための勉強法
70%を超えることの持つ意味
センター数学の記事でも書いたのですが、センター試験で70%を超えることで、『国公立大学の現役合格』の1つのボーダーとなります。
もちろん、東大だったり医学部だったりする場合は7割を取っても合格点にはなかなか辿り着かないのですが、地方国公立で普通の学部であればまず合格点となります。
そして、他の科目と違い英語は単体で満点が200点となるため、7割以上=140点以上を意味します。
同じ7割でも、70点と140点では持つ意味が違います。センター試験の点数は、もぎ取るものですので、その分勉強をしっかりしなければいけません。
特に、英語は数学や理科などの教科と違うポイントが多いです。
- 単語・文法・構文など暗記しなければならないポイントが細分化されている
- 知識問題と読解問題が大問レベルで異なり、高得点には総合力が必要
- 問題量が多く、80分という時間の戦略的使い方を考える
センター英語で7割取るための勉強法
こちらも、7割を狙っている人でも、二次試験に英語があるのか、センター試験のみ英語を必要としているのかで勉強法は変わってきます。
ただ、数学や国語などの明らかに文系・理系が分かれる科目と違って、多くの大学で英語はセンター試験と二次試験共に課す場合が多いです。
そこで、9割以上、満点を取る勉強法はセンターのみを考慮しません。そして、この70%を目標とした勉強法では特にセンターのみも含めて勉強法を解説していきたいと思います。
普通、高校ではセンター試験のみを意識させた授業であったり、テスト作りを行っている学校は無いでしょう。なので、センター試験型のマーク式の問題しかやったこと無い人はまずいないと思います。
センター英語と二次英語の主な問題の違いを示します。
- センター英語では、英作文、和訳、英訳を自由に書かせる問題は存在しない
- センター英語は文法事項や基本事項を問う基本問題が多い
- センター英語は長文読解が3問と多く、問題も明らかな意図を持った典型問題が多い
- 当たり前だが、二次試験の方が難しいことが多い
- センター英語は総合英語力が無くても解けることが多い
センター試験のみを受験する
このタイプの人は、文系・理系共に少ないとは思いますが、一応勉強の方針を示していきます。
まずは、どちらにしても基本的な文法の参考書、構文の参考書、単語帳、英解釈の参考書は1冊はやっておくようにしましょう。
これらは英語の全ての基本となっています。ただし、内容のレベルは基礎レベルのもので十分です。
使うべき参考書が分からない人は英語のフローチャートを参考にしてください。
参考: 英語の参考書のフローチャート
少なくとも、三年生の夏休みが終わるまでには、基本的な参考書を一周終わらせておいてください。
ある程度の力がついたら、必ず1度センター試験の過去問を解きましょう。
1度、実際の問題を見てみないと自分がどの程度勉強をやらないといけないのか、どの分野の力が足りていないのかが分かりません。大学受験の勉強の基本は、自己分析と問題分析に尽きます。
もちろん、この時点ではほとんど出来ないと思いますが安心してください。受験勉強はここからがスタートです。
この後、ある程度いけるようであればそのまま過去問を10年分、出来れば22年分解ききりましょう。
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解き終わったら必ず大問ごとに点数を書いて自己分析をします。
もし、文法が抜けているのなら参考書をもう一周、足りていないのならもう1冊、英長文が読めないのなら、問題演習をたくさんやりましょう。
過去問や予想問題が安定して8割取れるようになれば、本番でも7割を取れる確率はかなり高くなると思います。
二次試験も英語が必要でセンター7割以上とる
基本的には、ずっと二次試験の勉強を行います。つまり、記述式の問題を解くようにし、文法やイディオムや語法などもしっかり勉強していきます。参考書はフローチャート参照。
センター試験と違って、二次試験では難解な英長文の問題がたくさん出てきます。この対策のため、英長文は出来る限り毎日とくようにしましょう。
問題演習には『やっておきたいシリーズ』や『でるでたシリーズ』で演習量を稼ぐのがオススメです。
英単語を覚えながらやりたいのなら、『速読英単語の必修編』、英単語帳を既に1冊終わらせているのなら『速単上級編』、英熟語を覚えながら長文を読みたい人はとても出来がいい『速読英熟語』もおすすめです。
その後、センター試験の2ヶ月前くらいからセンター試験に特化させて勉強していくといいでしょう。
センター試験の大問2~3で苦戦している人は『二次試験の英文法も足りてない』と考えましょう。なので、文法などの知識問題の演習が必要です。
長文読解に苦戦している人は、原因を考えます。
- センター試験特有の問題が苦手な人、マーク式の選択問題が苦手な人
- 長文の文量が多くて読みきれない、難しい
センター試験の独特の雰囲気が苦手な場合、黒本などで、過去問をひたすらやり込み、苦手意識を払拭させます。これらは、必ず本番にも出るものなので、苦手意識は必ずなくさなければ成りません。
長文の文量が多いと感じる場合は『二次試験も要注意』です。センター英語で扱う長文はそれほど難しくありませんので、速読力が足りてないことになります。
なので、過去問をやり込む必要もありますが、そもそもの長文の勉強法であったり、演習量を見直す必要があります。
自分に足りてない部分、苦手なことの種類によって過去問をどれくらいやるか決めましょう。
少なくても5年分はやり、8割取れないようであれば追加で足りない分を補強していき、過去問を10年分くらいやるようにしましょう。
センター英語で9割以上を取る勉強法
センター英語で90%を超える意味
英語の場合、90%とは180点以上をとることになります。
つまり、大問4~6の長文読解の6点問題を3問間違ったらもう9割は取れなくなります。
恐らく9割以上を狙う人は、全ての問題を完璧に解き、どっちか選択を迷う問題が2,3問という感覚で仕上げることになります。私もこのパターンで、長文読解で一問、アクセントで一問間違えて、192点でした。
センター試験で平均9割を取ることが、難関大学、特に医学部のようにセンター試験の配点が高いような学部を目指す人にとっては必要命題なわけです。
そして、国語や社会が苦手な理系、数学や理科が苦手な文系にとって英語は少しでも多く点数を取り、9割以上に点数を乗せたいはずです。
英語は比較的、二次試験の勉強している人にとってはかなり高得点がとりやすくなっています。
なので、このレベルの人にとっては、偶然で9割を超す人というのは少ないでしょう。しっかり、二次力も含めて英語の総合力がついている人が180点~190点を取ることが出来るのです。
また、そのレベルまで仕上げれば、センター英語はかなり簡単に感じるため、長文読解ではまず間違えないと思います。
そして、配点の傾斜がそのような長文問題で高く、文法やアクセントなどの知識問題でかなり傾斜が低くなっているので、やはり実力をつけている人は高得点がとりやすいでしょう。
センター英語で確実に9割以上を取るための勉強法
上記したように、9割以上を安定してとるような人はセンター英語レベルの問題はとても簡単に感じるはずです。
では、どこで失点するかというと、
- センター特有の選択肢をしっかりと選びきることが出来ない
- マークミス
- 発音などの知識問題で知らないものがでる
特に、センター特有の選択肢はしっかり選べるようにしておかなければなりません。
どういうものかというと、『こっちの解答も漠然とあっていることを言っているし、こっちの解答も見方を変えればあっている』というように、しっかりと1つに絞りきれないものです。
センター試験は、マーク式ですので、慣れないとこういうところで失点してしまいます。これらは、予想問題よりもむしろ、過去問を何年分も解く事によってその絶妙なニュアンスを見破ることが出来ます。
模試で安定して8割以上取れる
数学同様、9割以上とるためには、二次試験対策で既に8割以上を取る力がないと行けません。なので、ここで勉強法が分岐します。
定期的に受けている模試や、2,3年分の過去問が8割以上取れている人は、センター試験の勉強は12月後半から1月の期間から演習を開始するといいでしょう。
それまでは、ひたすら2次力を伸ばします。ただ、アクセントや発音があまり取れてないようでしたら、そこだけはあらかじめ、ピンポイントで補強しておくといいでしょう。
センター試験の勉強は2~3週間で完成させます。過去問をどんどん解いていきます。10年分やるか、5年分+予想問題を解くといいでしょう。この辺は、各人で調整してください。
模試で8割以上が安定して取れていない人
模試で8割以上普段取れていない人が、突然センター試験本番で9割以上を取ることはかなり稀です。なので、こういう人はあらかじめ、センター対策を講じなければいけません。
パターン別補強方法
- 文法やイディオムなど知識問題を良く間違える
- 長文読解でよく間違える
- 問題は難しく感じないが時間が足りない
- 全体的にあんまり出来てない
- そもそも2次力含めて点数が低い
…etc
まず、苦手なポイントは必ず把握しておきます。なぜなら、そこをしっかり分析できていないと『時間が余計にかかる』『苦手対策の効果が薄い』からです。
9割取る必要があるのに、全く8割に届いていない人は、そもそも2次力も備わっていない場合が多いので、記述対策をしてください。
二次力があるのに、センター試験で点数が取れてない人は、しっかり知識問題が出来ていないのか、長文読解が苦手なのか、何が出来ていないのかを見極めましょう。
本当にセンターを取る必要がある場合は、2,3ヶ月前にはもう対策をするべきでしょう。過去問を真剣に解いて、詳しい分析を10年分行えば何か見えてくると思います。
逆に何も見えないようでは、やる意味がありません。センター特有の問題が苦手な人はとにかく、演習をこなしましょう。
センター英語で満点取るための勉強法
満点を取ることの意義
センター試験模試などで安定して9割以上取れる人が満点取れるようになる意義は、『点数以上の意味は実際そんなにない』です。
なぜかというと、本番は自分が知らない知識を問われたり、抜けがあったりするものです。確実に満点を取ることは、0点を1割にのばすこと、4割を7割にすること、7割を9割にすること以上に難しい作業です。
ただ、やはり1つあるとすれば『満点を目指すことで確実に9割以上を取れるようになり、他の教科を補える』ことです。
満点を確実に取るための勉強法
もしあなたが英語で確実に満点を狙うのであれば、
- 単語力・熟語力
- 文法・語法・構文・表現能力
- 長文読解能力と国語力を含めた英語の総合力
・・・etc
が必要になります。そして、これらは二次力がめちゃくちゃある人でも難しいことです。
過去問はもちろん、22年分をやりきり、それらで高得点を取り続け、1度やった問題や出てきた表現などを全部覚えきり、速読力を鍛えましょう。
苦手な分野(といっても確実に満点の取れない大問)は、専用の問題集などで漏れをなくすなどをしなければなりません。
また医学部受験や難関大を目指していて、なんとしても英語で満点をとっておきたい!という方や、満点は必要だけど苦手意識が拭いきれないという方は、予備校を変えてみるという手もあります。
というのも、予備校にも得意な科目があったり、講師との相性の問題(進め方・人間関係含め)もあるからです。
実際、それまで通っていた塾から医学部予備校に変えただけで、点数がぐっとアップしたなんて話はざらにあります。
当サイト、医学部予備校.bizではたった5つの質問であなたにぴったりの予備校をピックアップする診断サービスや、多数の医学部予備校情報を掲載しています。
ぜひ参考にしてみて下さいね。
センター英語の勉強法まとめ
以上、センター英語の問題分析から、7割、9割、満点を狙う勉強法について書いてきました。始めは皆、7割を目指して勉強し、出来るようになったら9割を取るようにシフトしていくといいと思います。
そもそも、9割を取る人は、二次力がしっかりついたこと前提で書いてあるので、そのことを考慮してください。では、勉強頑張ってください。
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