医師国家試験予備校MACについて講座内容や受講するメリットなど詳しく解説していきます。
医学部に入学してから6年間、みっちり医学を学んで医師国家試験に合格したら晴れて医師になることができます。
医師国家試験の合格率は約90%と非常に高いですが、しかしながらこの結果は能力の高い医学部生が必死に勉強したからこそのものです。
しかし、いくら優秀な医学部生であっても医師国家試験の膨大な出題範囲を頭ごなしに勉強していては医師国家試験合格は厳しい道のりです。
そのため多くの医学部生はMACと呼ばれる医師国家試験予備校の講座をとっています。
医師国家試験予備校とは
まず大前提として医師国家試験予備校とはなんでしょうか。
医師国家試験では内科学・外科学・産婦人科学・小児科学などをはじめとした臨床医学をはじめ、医学部低学年の時に学んだ解剖学や病理学、生理学といった基礎医学、公衆衛生や環境医学といった社会医学が範囲です。
言ってしまえば医学部に入学してから学んだものすべてが範囲になるわけなので、当然範囲は膨大といっていいでしょう。
内科学などではその中に循環器内科・神経内科・消化器内科・血液内科というように科目がさらに分かれています。
これらを単に教科書を読んで勉強していては国試合格までに何年もかかってしまう可能性があるので、そうした状況を鑑みて作られたのが医師国家試験予備校となるわけです。
代表的な医師国家試験予備校MAC(メディカルアカデミーコーポレーション)
代表的な医師国家試験予備校にMAC(マックメディカルアカデミーコーポレーション)という予備校があります。
MAC予備校は東田俊彦(ひがしだとしひこ)講師が「単に国家試験合格を目指すのではなく、医師になってから患者が抱える問題を解決するために必要な思考力を養う」ことを名目に、東京の新宿に設立しました。
MAC予備校の指導理念の概要
医学部内の試験で多くの学生が過去問を解いて、なんとなく知識を集めて試験を突破しようとします。
しかしそういった知識の点を集めるのでは系統的に理解している訳ではないので、すぐに忘れてしまいます。
MAC予備校の講座シリーズでは解剖・生理を含めた総論から始めて、症候論、診察、検査・治療法を学び、そして総論で得た知識を基礎に、各論では内科などの個々の疾患概念・病態生理を正しく理解できるよう講座を進めていきます。
このように系統的に医学を学ぶことで、複雑難解な病態生理や診断法を頭に定着させやすくなります。
こうして点と点を結び合わせることで、実際に医師として最前線で患者を診ることになっても完璧な対応ができるような思考力を講座を通して培うことをMACでは目標として掲げています。
MAC予備校の敏腕講師陣
MAC予備校では様々な実力派講師が在籍していて、医学部生の日々の勉強をサポートしてくれます。
MAC予備校設立者であるDr.東田は、ある記事では医師国家試験の神様とも評されていて、内科学といった中心的な科目の解剖・病態生理を担当しています。
Dr.越野は、苦手な学生の多い産婦人科を担当していて、産婦人科特有の覚えにくい数値や基準値を覚えやすい語呂合わせで落とし込んでくれます。
その他にもDr.田辺は救急医学のプロフェッショナルで、実現場で役に立つような病態に関する知識・概要を披露してくれますし、Dr.中石は手を付けずらい公衆衛生や産業医学などの知識を詳しく解説してくれます。
どの講師たちも根底に「医師になってからも役立つような思考力」を養うような講義にしようという意気込みが感じられるような講座になっています。
MAC予備校の講座方式
MAC予備校東京新宿本部では上記の講師陣による生講義を直接受講できます。
そのため東京・神奈川・埼玉・千葉などに住む医学生は対面講座を受講できますが、遠方に住む学生はどうすれいいのでしょうか。
実はMAC予備校ではそうした距離的な格差をなくすために、各講座をビデオ配信しており、所在地に関係なくMAC予備校の質の高い講座を受講できるようになっています。
またビデオ講座の方式をとることでいつでも自分の好きなタイミングで視聴することができるので、自由自在に自分のペースで受講することができます。
MAC予備校の講座は決して国試を受験する6年生だけを対象にした講座ではないので、早いうちから病態生理などの学習を開始することで高い思考力を得られるでしょう。
MAC予備校の医学生へのその他サポート
MAC予備校では講座以外にも様々な形で医学部生の勉強をサポートしています。
国試・卒試対策の無料個別相談を新宿会場で行っていて、医学生にメンタル面でのサポートも行っています。
また、ischoolという形でCBTと医師国家試験の模擬webテストを実施しており、日々の勉強の成果を確認するいい機会を学生たちに提供しています。
また国試直後の期間では国試の総括コメントや気になる問題を速報で投稿してるので、試験終了後の情報確認もしやすいです。
国試対策には医学部生対象のMAC(マック)がおすすめ
上記のように医師国試予備校であるMAC予備校では、全国どこからでもビデオ配信のある講座を受講でき、自分のペースで進められ、ischoolの模擬テストで自分の病態理解の到達度が推し量れるので非常に医師国試対策として有用です。
模擬テストでは第116回国試の傾向を分析したうえで作られたものなので、第117回の医学生の皆様は解いてみてはどうでしょうか。
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