センター入試対策
センター試験と二次試験の勉強法の違い

センター試験と二次試験の勉強法の違い

今回のテーマは、センター試験と二次試験の違いについてです。 大学入試は、主にセンター試験と二次試験の2つの試験によって構成されています。というより、そういう制度で入試を行っている大学が多いです。 今まで紹介してきた参考書

今回のテーマは、センター試験と二次試験の違いについてです。

大学入試は、主にセンター試験と二次試験の2つの試験によって構成されています。というより、そういう制度で入試を行っている大学が多いです。

今まで紹介してきた参考書・問題集は、完全に総合学習=二次試験対策をメインとしたものでした。

しかし、どんな難関大学でもセンター試験という一風変わった試験の点数を考慮していますし、医学部でしたらかなりの割合をセンター試験が占めています。

それに対応すべく当サイトもセンター試験に焦点を合わせた参考書・問題集を紹介していく予定です。

ただ、まずセンター試験・二次試験の違い、捉え方をキチンとしていかないと勉強をするどころか計画さえ立ちません。そういうことを踏まえて、記事を書いていきます。

センター試験と二次試験について

まずセンター試験とは何なのか。二次試験とは何なのか。について紹介していきます。

知っている人にとっては当たり前な情報かもしれませんが、受験勉強をまだ始めていない高校生にとっては、複雑なシステムに感じるかもしれません。

その関係性、大学ごと、学部ごとに重要視している点も含めてみていきます。

センター試験って何?

センター試験とは、国が実施している試験のことで、大学入学者選抜大学入試センター試験の略称です。

問題を作っているのも、採点を行っているのも国です。

毎年、1月の中旬に行われている試験で、全国の大学がこの試験の点数を利用して、大学入学者を選びます。

内容は教科書に毛が生えた難易度で、難関大学志望者は8割以上、大学、学部によっては9割以上とらなければ勝負にならないところもあります。

全科目がマーク式

行われている科目は、多数です。

一日目に文系科目

  • 地理、歴史、公民
  • 国語
  • 外国語(英語etc)
  • 英語リスニング

二日目に理系科目

  • 理科(物理、化学、生物、地学)
  • 数学(数学IA,数学ⅡB)

その全てがマーク式で、選択問題が主な出題内容となります。
ただし、数学のみ以下のような空欄に数字を直接マークします。

数学のみ以下のような空欄に数字を直接マークします。
(Wikipedia引用)

これが本当にややこしくて、数学で致命的な記入ミスを犯す人が多いのじゃないでしょうか。

普通の国公立は900点満点

東大を含めて、主要な国公立では用いる科目は決まっています。

  • 国語200点
  • 数学200点
  • 理科200点 社会100点(理系) or 理科100点 社会200点(文系)
  • 英語200点(リスニングは除外したりしなかったり。東大は除外)

計900満点を各大学が圧縮したり、比重を変えて利用します。

東大では、900点を110点まで圧縮します。
京大では、学部によって違いますが、医学部では900点満点を250点満点に圧縮します。

圧縮した点数と二次試験の点数の合計が自分の持ち点となります。
この持ち点が合格ボーダー以上なら合格、以下なら不合格です。

大学・学部によって利用科目、圧縮率が違う理由

まず利用科目が違う理由です。
私立などでは、センター試験のみで入れたりもします。

例えば国際教養学部で、英語などの外国語が堪能な人を育てたいのに、英語が苦手で数学が得意な人が入ってきては大学も困るわけです。

医学部では一般に、国語などの文章を読む能力よりも数学や物理など論理性をもった理系能力を大学は重視します。

確かに医学部では、臓器の動きや薬物動態など計算や物理、化学の知識が必要なことばかりです。最も臨床医になったら、伝える能力とか文系科目のほうが大事だとも思うのですけどね。

つまり、欲しい人材によって必要な教科、そして配点を変えているのです。

次に、圧縮率について考えます。

例えば、東大ではセンター試験と二次試験の割合は110点:440点=1:4です。つまり、センター試験は20%に過ぎません。

センター試験は、簡単な私立の大学から、東京大学のような最高学府まで様々な大学を受ける人がみんな受験します。

そのため、かなり簡単目に作られており、東京大学が欲しい人材を完璧に選びきっているとはいえません。

そこで、東大は独自の問題を作成し、その問題の比重を高めることで本当に東大が欲しい人材のみを選んでいます。

センター試験は一次審査としても用いられており、ある程度以上とらないと東大が独自に作った二次試験を受けさせてさえもらえません。

例えば、例年、理科三類は約80%以上の受験生のみが二次試験に挑めます。合格者のセンターの平均点は90%近くの高得点となっています。

国公立二次試験って何?

二次試験とは、センター試験の後に行われる入学者選抜試験のことで、主に2月末に行われます。(2014年は2月25日,26日実施)出題形式は、主に筆記の記述試験になっています。

また、問題も各大学によって、さらには各学部によって異なった問題が出題されます。

足切りについて

上の東大のところでもお話しましたが、二次試験は大学が学部ごとに試験の倍率を設定しています。つまり、センター試験の点数が良い人上位○○人のみが二次試験を受けることが出来ます。

例えば、定員100名の医学部の設定倍率が3.0倍のとき、500人が二次試験を受けたいと出願しても、センター試験上位300人のみが試験を受けることができ、残りの200人は自動的に不合格となります。

受けさせてさえもらえないとは、厳しいですが、そうでないと東大とかで冷やかし受験や、記念受験などの相手もしなければならず、クオリティーの高い採点が出来なくなってしまいます。

二次試験の試験内容

大体どこの大学も似たり寄ったりですが、二次試験で扱う科目・配点は大学によって異なります。

理系は

  • 数学
  • 理科2科目(物理・化学・生物)
  • 英語

で構成されています。

文系なら

  • 国語
  • 社会2科目
  • 英語

ですね。

医学部などの理系でしたら、国語を入れるか入れないかという違いと、英語のリスニング試験があるかないかという大きな違いがあります。

文系でも同じで、数学を二次試験で出すか出さないかで、大きく志望大学を変える人も要るではないでしょうか。

私は、国語が苦手だったので、第一条件として国語を出題しない大学を志望しました。このように、自分が苦手な科目を避けるのも、志望校を選ぶ際の条件かもしれません。ただ、一番いいのは苦手を克服することなんでしょうけど。

自分の志望する大学の傾向を知ろう

センター試験対策をするにしても、二次対策をするにしても傾向を知らなければなりません。受験は情報戦です。どこが出やすいのか、どの分野で難しい問題が出題されているのかを知らなければ、他のライバルの受験生に遅れを取ることになるでしょう。

まずは行きたい大学、学部を徹底的に調べよう

GoogleでもYahoo!でもいいので、検索しましょう。
すると、必要な科目とその科目の配点が書いてあります。

また、センター試験と二次試験の割合も詳しく載っていますのでまずはこれを行きたい大学、興味のある大学で全部チェックしましょう。

赤本にも詳しく書いてありますので、志望校が固まってきましたら赤本を買うといいでしょう。立ち読みでもいいので早いうちに情報を手に入れましょう!

また、医学部志望者用に医学部の全情報が詳しく載っている本が売っています。そこに、必要な科目や配点が全て載っているどころか、各医学部の足切り点、必要なボーダー、倍率など事細かに書いてありますので、購入を激しくおすすめします。

ちなみに、私は上のメディカルラボが出している全国医学部最新受験情報を読み込んでました笑
この本で、どの大学を受験しようかとずっと医学部を選んでいて、それも結構楽しかったです。

入試の傾向を踏まえて計画を立てよう

以下に、

  • センター試験に比重が置いてある場合
  • 二次試験に比重がおいてある場合

の2パターンに分けて、勉強方法、センター試験対策のやり方、センター試験対策を行う時期について詳しく書いていこうと思います。

それを参考に、自分の勉強プランを練り直しましょう。

二次試験を重視する大学の受験勉強

まずは、センター試験ではなく、二次試験を重要視している大学を第一志望としている人向けに、その勉強法やアドバイスを書いていきます。

二次試験の配点が高い大学の特徴

一般に、難関大学といわれているところは二次試験の配点が高いです。もっと簡単に言うと、問題が難しい大学は二次試験優先する傾向にあります。

最もいい例は東京大学、京都大学、大阪大学などです。
あとは東北大学医学部医学科もかなり二次試験偏重型です。

東北大学の公式HP

これは、東北大学の公式HPから持ってきました。
どの学部も1:2くらいですね。医学部医学科のみ1:3となっています。

実は医学部はそんなに二次試験を重視している大学が多くなくて、センター試験を失敗した人たちは、こっちの二次試験偏重型の大学に殺到する傾向にあります。

二次試験を優先した勉強法

センター試験よりも、二次試験での高得点を狙う人がすべき勉強を紹介します。まずは、私がフローチャートで示したとおり、王道の参考書をどんどんやっていってもらって構いません。

記述を重視した勉強

基本的にはセンター試験のことはほとんど考えないでいいです。

二次試験で、記述のテストでどれだけ高得点が取れるか、少しでも模範解答のような書き方が出来るように研究しましょう。

センター試験とは違って、同じ解答に辿り着いたとしても、論理不十分の判定が下されたら大幅に減点です。

また、センター試験とは違って、決められた枠の中で、どう自分で白紙の状態から綺麗に解答を導き出せるかが問われています。

解答欄の使い方から相手に納得してもらえるような論理の進め方まで、多くのことに気を配って勉強しましょう。

普段から、問題の解答はちょちょらにしないで、常に試験を意識した解答作りをするようにします。そして、不安なら学校の先生や頭の良い友達に採点してみてもらうといいでしょう。

総合力をつけよう

センター試験では、出される問題はもう既に決まっています。

毎年傾向が変わった!変わった!って騒いでいますが、二次試験に比べればそんなに変わりません。

何が問われているのかは決まっています。

それに対して、二次試験では傾向が変わることはすなわち必要とされている能力が突然変わることを意味します。

例えば、センター試験では絶対ベクトルが出ますし、確率だって、論理と集合も数列も出ます。

しかし、二次試験は満遍なく出るなんて事はまずありえません。範囲が広すぎるからです。
英語に関してもいえます。突然、配点が物凄く高い英作文、長文読解、穴埋め問題なんてことも起こります。

それを運に任せていてはいつまでたっても合格できません。
二次試験では総合力が問われるのです。

英語でしたら、単語・熟語・文法・イディオム・会話表現・長文読解・速読力・精読力・英文解釈力・英作文・リスニング力

センター試験対策を始めるタイミング

一般に、二次重視の東大、京大を目指している人たちは年明けからセンター対策をするように指導されていると思います。

つまり、2週間しかセンター試験の勉強をしません。

けれど、私の経験からしてそんな攻め方をしている人は、余裕で東大受かりそうだった人だけです。

みんな、足切りを恐れてセンター試験の勉強を開始するタイミングが分からなくなっているようです。

ここで私は3つのパターンを紹介します。

センター試験対策ばっちり12月からやるパターン

センター対策をあらかじめがっつりやるパターンです。

これは、センター試験のような、簡単な問題を絶対に間違えないで高得点を取らなければならないのが極めて苦手な人向けです。

私もどちらかというと、センター試験は苦手で、模試の後いつも不安になっていました。確かに、センター試験独特の、選択肢を見破るような問題が苦手な人は多いでしょう。

なのでそのような人は12月はいったらもう、センター試験専用の参考書や問題集、過去問、予想問題を使ってやり込むといいでしょう。

一番怖いのは大失敗して足切りにあい二次試験を受けさえ出来ないことですからね。

安心するまであらかじめやっとくパターン

ちなみに私はこのパターンでした。

私はセンターがとても苦手で足切りされるのではないか、センター失敗したらもう全ておしまいになるような気がして、不安で仕方ありませんでした。不安で、二次試験対策=記述問題対策がままならないくらいでした。

そこで、私は12月に入ったらすぐセンター対策を始めました。

もちろん、学校がセンター試験対策をずっとしてくれていたのですがそれにプラスして自宅でも、センター対策をやりました。

1週間ほどしたら、これはいけるなっていう感触が得られたので、また二次試験の記述対策をし始め、1月入ってから再開しました。

ただ二次試験には含まれていないけど、センター試験でやらなければならない教科もあるでしょう。それを特にこの期間に重点的にやりました。

私だったら倫理・英語リスニング・国語です。

1月入ってから2週間で仕上げるパターン

恐らく現役生なら学校の授業がセンター対策となるので、それをして自分では1月からのみ、対策をやる人も多いでしょう。

受験生になると分かりますが、これは結構勇気が必要です。

センター試験で確実に足切りを逃れられると、センター模試の結果や手ごたえから判断した人はいいですが、少しで不安に感じたらあらかじめセンターのみの教科だけでもやっておいたほうがいいと思います

センター試験を重視する大学の勉強法

センター試験の比重が重い大学を志望する人に対してアドバイスや、センター対策の仕方、二次の考え方を解説します。

センター試験の配点が高い大学の特徴

センター試験の配点が高い大学とは、必ずしも二次試験を上回る配点の大学を指す言葉ではありません。

私の感覚だとセンター:二次=1:2以上でセンターの比重が高いといえるでしょう。

そういう大学はかなり厄介です。センター試験も二次試験も満遍なく、他の受験生よりも得点を取らなければならないため、何の勉強するのか、またそのタイミングがとても難しいです。

例えば医学部でしたら、地方国公立医学部はセンター重視が多い傾向になります。

医学部の中ではそこまで難しくなくても足切りでセンター90%くらい要求されるところもあります。

ただ、こういう大学の特徴は二次試験もそこまで難易度が高くないため、問題をいかに落とさないかの勝負になり、差が開きづらくなります。

なので、当たり前の問題を当たり前に解く力が必要になります。

センター試験を意識した勉強法

センター偏重の大学であっても、二次試験対策を行うのが大原則です。

難易度は、二次試験>センター試験であり、諺の『大は小を兼ねる』を実践していきます。

基本的には記述対策で勉強する

数学でも、二次試験が存在しているのであれば、二次の記述試験で点数を取れるようにしておかなければなりません。

もちろん、二次偏重型ほどではないにしても、ある程度は綺麗な解答を作り上げなければなりません。

なのでベースは二次対策をずっとやっていきます。参考書も特別、センターに特化したものではなく、王道のものをやっていくことになります。

センターのみの教科は取りこぼさない

センター試験の配点が低い大学であれば、センター1科目が極端に悪くても、二次試験の数学の小問1つくらい価値しかなかったりします。

なんていったって1問の価値が4倍違うんですから!!

ですが、センターの配点が高い大学は致命的な教科を作ってはいけないことが原則です。

飛びぬけて出来なくてもいいので、満遍なく高得点を取る必要があります。

特に、二次対策で記述力から鍛えてある英語はいいでしょうが、二次試験のみの科目、理系なら国語や社会、文系なら数学や理科がかなり手薄になってしまいがちです。

ここばっかりは二次試験でまとめてセンター対策も出来ないのでしっかりやらなければならないでしょう。
私は倫理を選択していましたので、倫理はざっとですが時折確認していました。

センター試験対策を始めるタイミング

基本的にはずっと二次試験の勉強をしているセンター偏重型ですが、センターの比率がある程度高い分、センター対策も二次試験偏重型に比べるとかなり多めにとる必要があります。

センター試験のみの教科は模試を有効利用

センター試験のみの教科でも早めに内容をある程度さらうくらい、1周を早めにし終えたほうがいいでしょう。

そうでないと、センター試験が近づいてくるとそればっかりに時間をとられて全ての教科が共倒れする可能性があるからです。

例えば、倫理や政経を選んだ理系の人は、あらかじめ面白いほどシリーズなどで簡単に1周しましょう。

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私は夜寝る前に、読み物として2~3周読みました。本当に読んだだけです。そして、簡単な一問一答の問題集で単語を頭に入れました。

後は模試のたびに復習、出来なかった分野を重点的にやりました。

こんな感じで、普段からしっかり勉強のやり残しがないようにしましょう。

よく、『あの教科は何月からでしょ!』とか、『それまでやらなくていいでしょ!』って感じの生徒がいますが、本当に危ないと思います。

事前に時間を見つけてちょくちょくやっていけば取り掛かりも上手くいくと思います。

11月頃から本格的にやるパターン

本格的に予想問題や、過去問を使ってどんどんセンター対策を行うのは早い人で11月ごろからになると思います。

特に、センター重視だと苦手な国語や数学などもしっかり点数を取らなければならなくなります。

なので、苦手をつぶさないといけません。

今までは、センターのみの教科をその都度やっていましたが、この時期からは逆に二次の科目をその都度やるようにしましょう。

例えば、センター試験の勉強+1日1長文とか+数学2問とか。

12月入ってからやるパターン

ある程度自信がある人は、そのまま二次試験の対策を続けたほうが最終的な点数は高くなる場合もあります。

センター模試などで9割以上が安定している人などは、12月くらいからで十分でしょう。

このあたりは自分の目標とするセンター試験の点数に今自分がどれだけ足りてないかを考えて勉強しましょう。

不安なら、あらかじめセンター試験対策をし、また二次に戻るのもありです。

とにかく、1つでも大きなミスをした教科があると辛くなります。
満遍なく取れるように調整し続けましょう。

予備校に通うのも1つの手段

ここまでお伝えしたとおり、受験においては自己管理とそれぞれの大学についての調査が大切となってきます。

勉強のペースや対策内容についても、自分で考えて動いていかなければなりません。

ただ、それって結構面倒ですよね?その計画で進めて良いのか、不安も残ります。

そのため、上記のように思う方は予備校に行くのがベストだと思います。

というのも、予備校はあらゆる大学の傾向や配点を知り尽くしていますし、その年の試験対策についても万全です。

また志望校合格に向けて、あらかじめ計画やカリキュラムが決められていて、なおかつ苦手科目の克服にも強い。

なので、勉強というインプットに集中できるというメリットがあります。

特に医学部受験や難関大を受ける方は、予備校は必須の存在となってくるでしょう。

当サイトでは医学部予備校をはじめ、多数情報を掲載しています。

ここでしか見られない独占インタビューや口コミ情報もあるので、ぜひ予備校選びの参考にしてみて下さい。

正直どれが良いのかわからない!という方は、5つの質問に答えるだけで、あなたにぴったりの予備校をピックアップしてくれる診断サービスも行っているので、そちらも試してみて下さいね。

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【要点まとめ】センター試験と二次試験について

  • 自分の志望の大学のセンターと二次の科目・配点を知ろう
  • 情報を元にしっかりとした勉強計画を練ろう
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