受験勉強を始めようと思った受験生や高校生、再受験生、浪人生にまず合格するためにしなければならないこと、また何から勉強すればいいのかを徹底的に解説しています。
最近、とても忙しくしていましたが久しぶりの更新です!!
Google Analyticsでアクセスされてきた人たちがどのようにして、このサイトにやってきたのかを見てますと、最近「受験勉強 始め方」というようなワードで来られる方が多いです。
そっか、もう受験が終わり、受験勉強を開始する人が増えてくる時期なんですね。
このサイトも、受験勉強したての人が何をすればいいのかを徹底解説する目的がありますので、そのことについてまとめて行きます!
春がやってきますね!受験勉強を開始しようとしている人がやる気が出るようなそんな記事になれれば嬉しいです!!
情報をリサーチしていく
受験勉強は戦略が鍵を握ります。 言ってしまえば受験は情報戦なのです。
むやみやたらに、勉強を開始してはいけません。
それは、武器を持たずして戦いに行ってしまう兵士と同じことです。
しっかりと前準備をし、情報を入念に調べ、計画を立てて実践です!!
下準備さえ上手くいけば実践し、結果を出すことなど容易いことです。逆にここをサボっていてはいつまでたっても結果を出すことは出来ません。
自分の学力レベルを見極めよう
まずはここから、始めなければいけません。あなたは今どのレベルにいますか?
とはいえ、自分の学力を正確に把握しているならば、このようなサイトはいりませんよね。
簡単ですが、指標となりうるものを紹介します。
高校の進学実績と今の順位
完全には当てになりませんが、これは大体反映していると思います。
簡単に言えば、毎年10人東大行く高校で東大に行くなら10番以内にはいることが出来れば、東大に行くことが出来ますよね。
また高校が独自に、何番くらいにいればどの高校にいけるかを調査していることがよくあります。
私の高校がそうでした。なので、よく分からないときはベテランの教師に聞くといいと思います。
一般的な目安では県で一番の進学校ならば、上位10位以内に入っていれば、東大・旧帝医学部を狙える位置にいます。
上位30位以内で京大や大阪大、国立大医学部を狙えると思います。また半分より上でしたら国立大学は狙えるようになると思います。
模試の判定を利用する
学校の判定が怪しい場合は外部の模試で調べましょう。
直近でやった模試を引っ張り出してきて、自分の偏差値を見てみましょう。
偏差値とは、標準的な人を50としてそこからどれくらい差があるかで自分の立ち位置をみれます。
- 東大・旧帝医学部なら70以上
- 京大・阪大・国立医学部なら65以上
- 国立大大学なら60以上
を目安とするといいでしょう。
また話はそれますが模試は、問題と解等と結果はすべてひとまとめにして保管するようにしましょう。
成績が伸びていくことを実感するためにも、自分のどこが足りてないかを調べるためにも有効なツールになります。
志望校のレベルを見極めよう
自分が行きたい大学が一体どのレベルなのかが分からなければ、どのくらい勉強すればいいのか、どの難易度の問題まで解けなければいけないかが分かりません。
しかも、それは単純に偏差値が高いというだけではいけません。
数学が難しいけども、英語は簡単であるとか、リスニングがあるのかないのか、センターと二次の配点などしっかり調べなければなりません。
これが分かって初めて、どの教科にどの時間費やせばいいのかが見えてくるでしょう。
しかし高校生のうちではなかなか情報が入ってきませんよね。
それでは、どのようにして調べるのかを紹介します。
赤本を見てみる
赤本とは、過去数年分の過去問がまとめてある問題集です。
これを見ることによって傾向や配点など、その大学について事細かに書いてあります。
赤本はもったいぶらずにどんどん、使って傾向を調べていきましょう。
よく、受験生で赤本は最後の力試しに使いたいから見ないっていう受験生がいます。
これはやってはいけません。
確かに、赤本で全然解けないで心が萎えてしまうかもしれませんが、本番直前に自信を喪失するよりも、しっかり問題と向き合って、対策を講じるほうがよっぽど益があります。
しかし難点は、まだ未履修な分野については難易度を測りきれないかもしれませんね。
なので、この方法はとりづらいかもしれません。
偏差値表を見てみる
大学の難易度は相対的に測ることが出来ます。
例えば、極端な話、東京大学と同じ偏差値でしたら、とんでもなく難しいということになります。
このように、偏差値で見ることで自分の大学がどの位置にあるのかが分かるようになります。
偏差値は以下のサイトで詳しく載っています。
ただ、偏差値ランキングではその大学の教科ごとの難易度の偏りが分かりません。
なので、これは赤本と併せてみるのがオススメです。
自分の目標を設定する
私はいろんな記事の中で目標であったり、なりたい職業であったり、夢を持つことが合格を近づけると書いてきました。
なので、勉強をする前にモチベーションを保つためにも、なぜ自分が勉強するのかについて考えてみてください。
- お金持ちになって欲しいものがあるから。
- 東大に行ってみんなに尊敬されたいから。
- 東京の私立行ってもてたいから。
- 一人暮しがしたいから。
- 東京に住んでみたいから。
- 医者になって人の命を救いたいから。
- なりたい職業があるから。
何かをするときの動機に良いも悪いもありません。
そして1年あれば、あなたがしたいと思ったことは努力さえすれば必ず叶います。
強く、強く夢を持ち、それを現実感を持った目標に変えていきましょう。
私も旧帝医学部に入るなんて、高校一年生の時には冗談でも言えませんでした。
しかし、勉強をし少しずつ成績が上がることで、夢になり、目標になり、現実になりました。
なぜ自分が勉強をするのか、見つからない人はそれでもいいと思います。
行きたい大学が見つかったときに手遅れにならないように勉強をしておくというのも素晴らしい動機です。
決まりましたら、いらない紙に大きく宣言するように書いて、適当に貼っておきましょう。
私は、いつも夢が決まったら紙に書いて貼り付けていました!
是非、夢をかなえる一歩目として紙に書いて宣言しましょう。
【実践編】すぐに行動に移しましょう
心の準備が出来たらすぐ行動に移しましょう。せっかくやる気が湧いてきているのに、何もしない手はありません。
ですが、すぐに参考書に取り掛かってしまうのはまだ早いです。全てにおいて、先じるのは計画を立てることなのです。
勉強の計画を立てる
勉強の計画を立てることが、私は実は一番好きでした。
計画を立てていると、この勉強を全部やりきったら、自分はどのレベルまで力がつくのかを考えているのと、とてもやる気が湧いてきます。
私は計画を
- 1年間を通して大きく立てるもの
- 3ヵ月をめどに分野ごとに一区切りつけて立てるもの
- 1カ月をめどにやる参考書ごとに立てるもの
- 2週間おきに細かくやる内容を指定して立てるもの
の4つ立てていました。
勉強の予定の立て方はまたすぐにまとめておこうと思います。
とりあえずここでは簡単に説明します。
1年を通してたてる計画
まず一年後の自分を想像することから始めます。
自分は志望校を受験していましたか?まだ受験はしてないですか?
自分の希望の大学に受かるために必要な学力を、参考書で考えましょう。
基本的なレベルでいいのなら大学への数学一対一対応の演習を完璧にすることを目指しましょう。医学部や、東京大学を目指すのならそこからさらに2,3冊やるレベルまで上げる必要があります。
とにかく、一年を通しての計画では
- 1月、2月、3月・・・・12月という風に12等分する
- その中で、ざっくりと何月にはどのレベルにまで達しているかを書いていく。
(例:12月にはセンター試験8割は取れる状態にしておくなど)
3ヵ月ごとにたてる計画
3ヵ月ごとに立てる計画では、参考書単位で立てていくと立てやすいと思います。
まずは1年の計画に沿って、自分がどの範囲を(数1とかその程度)どのタイミングでやるのかを決めましょう。
そうすれば、レベルに合わせてどの参考書をやるかが決まるはずです。
これは、教科ごとではなく、全教科合わせて1つの紙でまとめてやるといいでしょう。
1カ月ごとにたてる計画
1カ月では、やる参考書を決めるようにしましょう。
この時、ちょっと無理な計画タイプAと、ここまでは必ずやるというタイプBを二つたてるようにしましょう。
基本的にはタイプAをやるようにし、急なときでもタイプBを守り確実に進度を進めるようにします。
二週間ごとに立てる計画
これは、もう何の参考書をやるのかは決まっていますので、一日何ページとか、何章ずつ進むとかを決めていきます。
この時、2週間のうち数日は予備日としてとっておきましょう。
こうすることで、その日は終わらなかったところの補修、分からなかったところの復習として使えますので。
数学と英語からやる
まず、どの勉強から始めようかと迷ったら数学と英語からやるようにしましょう。
なぜかといいますと、数学と英語はどの大学でもほとんど二次試験に用いられている教科であり、センター試験と合わせてとても高得点が期待できる教科だからです。
しかし、誰でも得点できるわけではありません。しっかりと毎日勉強をし続けた人だけが英語と数学で高得点をたたき出すことが出来ます。
なので、まず勉強を始めたら数学の解法パターンの暗記と英語の単語や熟語を覚えていきましょう。これのメリットは他に、勉強の効果が現れやすいことにあります。
始めのうちはなかなか勉強しても点数に反映されづらく、モチベーションも下がってしまうことがあるでしょう。しかし、数学と英語は始めのうちは覚えれば覚えるほど点数が上がります。
また長期的に最も時間がかかるため、早めのうちに初心者の状態を抜け出さなければならないからです。
そして、医学部受験を考えている人であれば、專門の予備校で面接対策を受けておくことをおすすめします。
冒頭でもお伝えしたとおり、近年のトレンドは、ただ頭の良い人ではなく人間性に問題が無い人を面接で見極めるような傾向に。
そのため、面接対策もきちんと行っておく必要があります。
ちなみに、特に学校の数も多い医学部予備校激戦区である東京のおすすめランキングは以下からご覧頂けます!
関東圏にお住まいの方は、参考にしてみて下さいね。
要点まとめ 受験勉強を開始したらすること
- まずは自分の気持ちを整理し、自分の状況を整理することから始めましょう。
- 勉強は計画を綿密に立ててから行います。
- 計画は何段階にも分けて、合格から逆算して立てていきましょう。
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