高知県は医学部予備校がないため、進学予備校の専門コースで受験対策することが地元で対策する一般的な方法です。
高知県は、南国のような気候に憧れ県外出身生の大学生が多いのも特徴的な地域です。
そんな高知から医学部合格を目指す人におすすめの学習環境をここでは紹介していきます。
県内に医学部予備校があるのか、最適な学習環境があるのかを医学部受験事情とあわせて確認していきましょう。
高知の医学部受験事情
地方都市では、公立高校のほうが偏差値が高い傾向にありますが、高知県の場合は偏差値60以上は全て私立高校が占めています。
中高一貫校を採用している高校も多く、6年間を通じて医学部入試対策が行えるのも魅力です。
高知県内でもトップレベルだと評判なのは、土佐高校。
例年30名以上の生徒が国公立大学医学部へと進学する進学校として有名で、地元の高知大学医学部への合格者も豊富です。
なお、高知でトップレベルの実力を誇る進学校の医学部合格者数は下記のようになります。
医学部に強い高校一覧(2019年度版)
高校名 | 2019年医学部合格実績 |
---|---|
土佐高校 | 国公立大学(33名) |
土佐塾高校 | 国公立大学(7名) 私立大学(2名) |
高知学芸高校 | 国公立大学(2名) |
土佐高校と高知学芸は私立大学医学部医学科については記載がありませんでしたが、やはり土佐高校の医学部合格実績は群を抜いています。
医学部合格を目指す小中学生は志望校にすると現役合格の可能性も高まるでしょう。
県内唯一の医学部を設置する高知大学
高知大学医学部は、県内唯一の医学科設置の新設医科大学です。
高知大学自体、全8割が県外出身生と地元出身比割合の低い大学として有名で、医学部も四国をはじめ、様々な地域から集まってくるのが特徴。
AO入試も県外出身生でも許可している珍しい医学部です。
医師国家試験の合格率は2019年度の平均89%を上回る91%ですが、進級判定はその分厳しいと評判なので入学後は勉強で大変な点で覚悟しておきましょう。
高知県内には医学部予備校はあるの?
高知県には、医学部予備校はなく進学塾や予備校の医学部コースで対策することが一般的です。
地元の予備校で医学部受験対策をするなら下記2校がおすすめとなります。
ただし、次でも紹介しますが、やはり豊富な実績とノウハウを有する県外の医学部予備校で学ぶことが合格への近道と言えるでしょう。
家庭教師のトライ【トライ式医学部合格コース】
家庭教師のトライは、テレビCMでもお馴染みの大手学習教室です。
小中高と幅広い生徒を対象にしており、マンツーマンでプロ講師から直接指導してもらえるのが特徴。
また、個別教室のトライをはりまや校、鴨部校、小津校の3教室体制で設置しており、教室に通って指導を受けたほうが集中できるという人におすすめです。
そんな家庭教師のトライでは、トライ式医学部合格コースを設置しており、医学部予備校に負けない指導を行っています。
トライグループには、医学部予備校のインテグラもあるのでノウハウや情報量の点では問題なし。
高知県内で医学部受験対策を行いたい人には最適かもしれません。
東進衛星予備校
東進衛星予備校も、カリスマ講師陣がテレビ等のメディアで活躍しているので知っていると思います。
映像授業で間接的な指導になってしまいますが、業界を代表する講師陣の授業が受けられるのが最大の魅力。
教え方が良いのはもちろん、情熱ある授業で成績が大きく飛躍する生徒も少なくありません。
ただし、収録授業は一方通行で集中力の維持が難しいこともあるので、成績が伸び悩むリスクも持ち合わせています。
東進でも医学部受験生向けの講座を設置しており、上手に組み合わせれば医学部予備校に負けない対策ができる可能性があります。
ライブ授業ではないので、自分の好きな時間割で受講できるのも学校生活が忙しい現役生にとっては無理をせずに勉強できるので安心。
偏差値50台前半は他県の医学部予備校での対策が合格へのカギ
以上のように高知県内には専門的な対策ができる医学部予備校がありません。
センター試験は基本的な問題が出題されるので、地元の予備校でも対応できるかもしれませんが、高度な学科試験や面接対策などは医学部予備校のほうがやはり強いと言えるでしょう。
したがって、河合塾などの模試で偏差値60以上ある人は、学校の授業や地元の予備校でも問題ないかもしれませんが、医学部合格から遠い学力の受験生、すなわち50台前半の場合は県外の実績豊富な医学部予備校で対策するほうが合格の可能性は大きく高まります。
10代の子供を一人県外の医学部予備校に通わせることに不安を持つ親御さんもいることでしょう。
しかし、全寮制の医学部予備校もあるなど、受験生の生活面から24時間365日徹底サポートしてくれるところがあるので安心です。
金銭的に高知県外の医学部予備校に通わせることが難しい場合は、通信講座という選択肢もあります。
ただの、映像授業や通信添削ではなく、医学部予備校の通信講座はテレビ電話を使って直接指導を受けることが可能です。
もちろん、医学部予備校の通学生に負けないサポート体制を確立させているので、孤独感を感じることなく、質問や悩みもすぐに解決してもらえます。
医学部合格を第一に考え、医学部予備校も含めてあらゆる選択肢の中から最適な学習環境を見つけ出すことが重要です。
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