秋田県の受験事情と県内に専門的な対策ができる医学部予備校があるかを解説。
秋田と言えば国際教養大学が高度な国際教育を実施し、受験生や企業から評判が高いことで有名。
しかし、県内の優秀な高校生は昔から地元の秋田大学医学部など医師の道に進むのも王道ルートとして確立されています。
近年は医学部受験の難易度が高まっており、専門的な対策ができる医学部予備校のニーズが高まっています。
そこで今回は秋田の医学部受験事情や医学部予備校について解説していますので、医学部予備校を探している受験生や保護者の方は参考にしてみて下さい。
秋田県の医学部受験事情
秋田県は、公立高校が進学校として合格実績が豊富ですが、特に県内トップクラスの秋田高校は毎年多くの医学部合格者数を輩出。
特に地元秋田大学への医学部を目指す合格者が多いのが特徴です。
医学部の合格者数は2019年で47名と東北圏内ではトップクラスの合格者数を誇る進学校として有名。
これから医学部を目指す中学生は、秋田高校への進学が医学部合格への最短ルートと言えるでしょう。
秋田高校の医学部医学科合格実績(2019年度)
大学名 | 区分 | 合格者数 |
---|---|---|
旭川医科大学 | 公立 | 1 |
弘前大学 | 国立 | 3 |
東北大学 | 国立 | 6 |
秋田大学 | 国立 | 22 |
千葉大学 | 国立 | 1 |
新潟大学 | 国立 | 2 |
岩手医科大学 | 私立 | 2 |
東北医科薬科大学 | 私立 | 3 |
自治医科大学 | 私立 | 3 |
埼玉医科大学 | 私立 | 1 |
北里大学 | 私立 | 1 |
日本医科大学 | 私立 | 1 |
金沢医科大学 | 私立 | 1 |
合計 | 47名 |
秋田大学医学部医学科の情報
秋田大学は、理系学部が中心の総合大学で、医学部は1970年に設置された新設医大に該当します。
面接試験を点数化していることで有名ですが、過去に病気のある女子受験生が筆記試験では最高得点だったのに、面接試験で0点とされて不合格にされたことがありました。
不合格に影響するくらい面接試験の配点は大きく、二次試験の半分を占める割合のため注意は必要。
面接試験の点数が大きく影響することもあってか、医学部再受験生の受験者数はそこまで多くはありません。
医学部医学科は英語試験がありますが、難易度は標準的であるいっぽう、数学は難易度が高い年も多いようです。
キャンパス | 〒010-8543 秋田市本道一丁目1の1 |
---|---|
男女比率 | 65:35 |
定員 | 前期:55名、 後期:25名、 推薦:44名 |
一般入試 【前期】 |
センター試験:550点、 数学:100点、 英語:100点、 面接:200点 |
一般入試 【後期】 |
センター試験:700点、 小論文:100点、 面接:200点 |
県内の医学部予備校一覧
秋田県内に医学部予備校と呼ばれる専門予備校はありません。
医学部合格を目指す受験生の場合、地元で対策するなら下記で紹介する個別指導で学べるトライ、あるいは地元の進学予備校で学ぶことになります。
それでは、医学部予備校のない秋田県ではどんな学習機関で医学部対策ができるか見ていきましょう。
トライ式医学部コースなら家庭教師・個別教室で対策可能
テレビCMが有名過ぎて知らない受験生はいないくらいのトライグループ。
トライと言えば家庭教師のイメージが強いですが、個別教室も展開しており、校舎で個別指導を受けることも可能です。
授業はプロ講師によるマンツーマンで指導が受けられるのはもちろん、トライ式医学部コースと呼ばれる専門コースも用意。
自分だけのオリジナルカリキュラムと完全個別指導で医学部予備校に匹敵した対策が行えます。
家庭教師や個別指導で医学部合格を目指したい受験生にトライはおすすめです。
県内唯一の専修学校「秋田予備校」
県内唯一の進学予備校として60年の歴史を誇るのが秋田予備校。
上位の難関大学向けコースは医学部合格を目指すので、学力優秀な受験生にはおすすめです。
現役生には個別指導コースも設置しており、高校生活と両立しながら無理なく医学部を目指すことも可能。
ただし、医学部予備校のような面倒見の良いサポートはないので、個人の頑張りが必要な部分も大きいという口コミを見かけます。
医学部予備校や大手予備校と比較してリーズナブルな学費は評価が高いです。
高卒生は県外の医学部予備校と言う選択肢もあります
現役の高校生は地元の予備校で対策することが一般的ですが、浪人した場合は秋田県外の医学部予備校で勉強する人も多いです。
やはり、医学部予備校は手厚いサポートと圧倒的な学習量が確保できるので合格できるチャンスが高まります。
特に東京や大阪と言った都市部の医学部予備校は合格実績が豊富な医学部予備校も多く、情報量やノウハウが豊富。
医学部受験は地域に関係なく合格できる大学を目指していくので、地元の秋田大学を目指すにしても全国のライバルと戦う必要があります。
したがって、第一線の受験指導を行う医学部予備校で勉強することも選択肢に入れると良いでしょう。
まずは、医学部予備校の資料請求や学校説明会に参加してみて自分との相性を見極めることから始めてみて下さい。
当サイトでは、現在医学部予備校の口コミ・体験談を募集しています。医学部志望の受験生に役立つ情報の場として、ぜひご協力お願いいたします。
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