医学部再受験を対象とした医学部予備校選びのポイントを紹介しています。
医学部再受験を成功するためには合格に直結した対策が必要となります。
しかし、自分で学習体制や計画を立てながら、高度な学力を習得していくことは非常に困難です。
そこでおすすめなのが医学部予備校です。
手取り足取り丁寧に指導・サポートを提供してくれるので、医学部再受験生でも合格の可能性が大きく高まります。
ここでは医学部再受験事情とおすすめの医学部予備校について詳しく解説していますので、これから医師という職業を目指そうか迷っている方はぜひ参考にしてみて下さい。
医学部再受験生は意外と多い
大学を休学・中退したり、社会にでてから医学部受験に挑む人は意外と多く存在します。
その多くは医者以外の医療従事者や、ご家庭が病院経営者である場合ですが、中にはまったく医療と関係のない文系出身者の方もいます。
理系出身の場合、特に生物系を専攻していた方は、生命科学などの専門科目を必要とする編入試験での合格も狙えますが文系出身の方は編入試験は負担が大きいため、一般試験で大学入学を狙う方が現実的といえます。
編入・一般共に合格は厳しいのが現実
「医学部再受験」と検索すると関連ワードに「医学部再受験 その後 悲惨」 「医学部再受験 失敗」などネガティブキーワードが多くでてきます。
事実、医学部再受験を成功させた人はほんの一握りです。
これは大学側の年齢による寛容度の違いもあるかもしれませんが、その原因のほとんどは「学力が合格するレベルに達していない」点にあります。
医学部再受験生の場合、なぜ改めて医学部に入りなおしたいと考えたのかなどの動機をきかれるため面接や小論文の対策も重要です。
しかし、実際面接が必要な二次試験に進めない再受験生がほとんどです。
医学部再受験を成功させるためには、まず圧倒的な学力を身につけることを優先させてください。
医学部入試は以前にくらべよりレベルが高いものになっており、医学部再受験生でなくとも相当の努力をしないと合格を勝ち取ることができないのが現状です。
勉強が得意であると確固たる自信がある場合以外は独学での医学部再受験成功は厳しいでしょう。
期限を決めて挑むのが得策
医学部再受験を一度挑戦し始めると、失敗してもあきらめることができず長い間お金と時間を費やしてしまうことになります。
医学部再受験成功者のブログや、5ch(旧2ch)などの掲示板での成功体験をみると「あと一年頑張れば自分もできるのではないか、ここで辞めたらすべて無駄になってしまう」と思い、後に引けずだらだらと受験生活を送ってしまいがちです。
そうならない為にも「あらかじめ金銭的・時間的にリミットをきちんと設定して挑戦する」ことをおすすめします。
決められた期限内は医学部再受験の為に後悔ないようにするため全力で頑張り、無理ならば医学部再受験は諦める勇気も必要です。
医学部再受験の勉強をしっかりしていれば薬剤師や理学療法士、看護師などの大学を併願できます。
医学部再受験生が合格を勝ち取るための方法
年齢に寛容な大学を受験する
医学部受験に関しては近年、一部の大学において性別や年齢での差別が行われていたことが発覚し問題になりました。
このことがきっかけになり以前に比べて年齢の差別はなくなってきたといえます。
しかし、面接・小論・適性試験など明確に点数化しにくい入試科目が存在する以上、年齢による差別が完全になくなっているとは言い切れず、いまだブラックボックス化していると言わざるをえません。
年齢でのハンデがあるかもしれない大学を不安に思いながらわざわざ受験することはありません。
強いこだわりがある場合以外は、過去に多くの再受験生を合格させている一般的に寛容だと言われている大学を優先的に受験することをおすすめします。
予め寛容度を確認したうえで、志望校に向けて勉強をはじめた方が精神衛生上良いといえるでしょう。
私立大学も選択肢に入れる
学費のことを考慮して国公立医学部を考える方も多いですが、国公立医学部の場合、共通テストで国語や社会なども履修する必要があるのでかなり厳しい戦いになります。
過去に国公立大学を目指した理系選択者の場合はそれほど負担にはなりませんが、私立文系からの医学部再受験の場合は、かなり難しいといえます。
短い期間で医学部再受験を成功させるためには、まずは英語・数学・理科の3教科に絞って勉強し、この主要教科をまずは合格できるレベルに持っていきましょう。
特に文系出身の方は、まず、受験科目から数学や化学を外せる帝京大学や理科を1教科しか課さない東海大学などを目標に勉強することをおすすめします。
国公立にこだわった結果、数年医学部予備校に通い高額な授業料を払うよりは、私立に絞って短期間で入学した方が得策です。
東北医科薬科大学のように年齢制限もない地域枠を設定し1500万~3000万円の奨学金を貸与できる大学もあるので、条件を確認したうえで私立大学も視野にいれてみてください。
基礎学力を徹底的に身につける
医学部再受験がうまくいかない理由のほとんどは大学の年齢に対する寛容度が問題なのではなく、学力が足りないことにあります。
焦りすぎて市販の医学部入試のための上級問題を扱う問題集を用いて勉強をすすめてしまう方も多いようですが、これは得策ではありません。
確かに医学部の入試問題は一般的に難しいとされていますが、それぞれの大学ごとに傾向があり教科によっては非常に基本的な内容の問題で構成されている大学も多くみられます。
基礎学力をしっかり付けた上で志望大学の入試問題の傾向を踏まえた対策を行うことが合格の近道といえます。
医学部再受験生のブログやサイト掲示板を参考にして参考書を選ぶことも方法の一つですが、スタート時の学力やバックグラウンドがそれぞれ異なりますので、医学部専門予備校のような教育機関で自分に最適化されたカリキュラムで基礎学力を徹底的に身につけることがおすすめです。
なぜ医学部予備校が選ばれる?
無選抜で医学部に特化した対策ができる
大手予備校の場合は集団授業のため選抜試験などを経て選抜医学部コースに入ることが多いです。
この場合、医学部再受験生にとっては医学部受験に特化したコースに入れない可能性が高く、また、大手の予備校の場合は再受験生が入学することを想定したカリキュラムを用いないため、勉強の方法が身についていない学生は苦労することになります。
対して医学部予備校の場合、個別指導・少人数グループ指導が主流の為、スタート時の学力関係なく医学部入試の為の対策ができます。
医学部再受験の場合はスタートラインの個人差がかなりあるので、自分にあった授業内容を受講することができる医学部予備校の個別指導が最も効率の良い学力の伸ばし方といえます。
私立大学医学部の合格実績が豊富
医学部予備校の多くは私立大学医学部の指導に特化していることが多く、医学部再受験生を含めさまざまな境遇の学生を受け入れ合格者を輩出ています。
そのため、医学部再受験生が対策しやすい大学、比較的医学部再受験生に寛容な大学などを把握しています。
また、私立大学の受験担当者を招いたイベントや大学別の対策講座などのイベントを定期的に行っていることが多く、より早く労力を使わずに入試の傾向の変化をしることが可能です。
私立大学の場合は入試問題の傾向をつかむこと、過去の医学部再受験生に対する寛容度を把握することが合格の鍵になるといえるので、情報収集の観点からも医学部予備校を利用することをおすすめします。
医学部予備校の中には医学部再受験生のための編入試験に対応しているところもあるため、一般入試か編入かを迷っている場合は、両方の対策を行っている医学予備校を選ぶとよいでしょう。
手取り足取りサポートしてくれる
医学部予備校に通うための費用は決して安いものではありません。
しかし、その分オーダーメイドで受験勉強の計画をしっかり立ててくれたり、授業時間外でも徹底的に学力を上げる指導をおこなったりと面倒見の良さは大手予備校にくらべ格段に高いものとなっています。
大学を卒業している医学部再受験生のなかでも過去に推薦で大学に進学した場合など大学受験の受験勉強を経験していない人はどのように勉強を進めてよいかとまどうことも多いため、自学習の方法も管理される医学部予備校がおすすめです。
おすすめの医学部予備校
医学部予備校のほとんどは医学部再受験生に対応しています。
しかし、ブランクが長い場合、集団授業でついていくのは厳しことが多いです。
医学部再受験生で基礎学力に不安がある場合は、集団よりもグループ授業や個別指導を選択し医学部再受験生に寛容度が高いとされる大学の対策を集中的にできる環境を選びましょう。
医学部再受験生におすすめの医学部予備校は下記5校です。
- 学び舎東京
- 医学部予備校四谷メディカル
- 東京メディカル学院
- KGS
- 医進の会
体験授業や学習相談会に参加して自分との相性を見極めてみましょう。
学び舎東京
過度な精神論を用いず、スマートに効率よく学習をすすめることで効率の良い学力増進を実現している学び舎東京もは大学生・社会人のための医学部受験講座を設置しています。
医学部再受験講座受講者からも1年で合格をつかんだ生徒もおり、その実力がうかがえます。
オンライン指導も充実しており、働きながら医学部再受験を目指す方には最適といえます。
特徴 | 独自の学び舎メソッド、第二言語習得論を用いて多くの受験生の成績を伸ばしています。パーソナルトレーナーがつく超個別指導もあり。 |
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オンライン指導の有無 | 双方向オンライン個別指導 |
医学部予備校所在地 | 東京都新宿区四谷三栄町16-19 ecoビル1F |
医学部予備校四谷メディカル
偏差値30台や多浪生だけでなく、医学部再受験生から多くの合格者を輩出しており、医学部再受験生の私立大学への編入合格実績ももちます。
高効率な演習指導を実施定着率の高い「演習指導」を主体とした能動的な学習指導が特徴です。
私立大医学部合格完全プログラムなどゼロベースからの学習指導・万全なメンタルケアに定評があるため通学可能な私立医学部再受験生には最適な環境といえます。
特徴 | 業界初学力にあわせて受講費用を予算化し、完全定額制にしています。合格保証制度を採用しているのも自信の表れ。一人ひとりの学力にあった徹底演習指導で合格へ導きます。 |
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オンライン指導の有無 | 演習通信添削指導を中心とし、オンラインによる授業、口頭試問、SNSでの質問対応 |
医学部予備校所在地 | 東京都千代田区二番町11-6 番町YMビル1階 |
東京メディカル学院
文系大学からの医学部再受験を1年で実現させた実績をもちます。
数学・理科が初学からの医学部再受験を成功させている生徒もおり、定員制でしっかりしたサポート体制が魅力です。
定員制の少人数科目別能力別指導なので、各科目負担なくバランスよく受講することが可能です。
夜間学習会や合宿なども設けているため、医学部再受験の場合は大学を休学、会社を休職して通年を通して受験に集中できる環境の方におすすめです。
特徴 | 無料の夜間特訓を設置しており、講師が徹底的に指導します。自習室は個人の机が用意されており、自学習を行うには最適の環境といえます。女子専用の自習室も用意されています。 |
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オンライン指導の有無 | なし |
医学部予備校の所在地 | 東京都中野区中野2-11-6 |
KGS
名古屋の超少人数制難関大医学部予備校です。
徹底した個別対応、絶対的学習時間の確保により受験生を合格へと導きます。
私立大学だけではなく国公立大学医学部への合格率が高いのも特徴です。
小規模な予備校でありながら小論文の指導や面接対策なども必要な時期に適切に行っており、きめ細やかな指導が期待できます。
私立大学医学部専門コースも設置しており、近年の傾向をつかんだ授業が展開されます。
順天堂大学や慶応大学の合格実績ももち上位大学を目指している医学部再受験生にはおすすめの予備校です。
特徴 | 本当に合格させたいという強い決意をもった予備校講師が設立した予備校。合格するための工夫を徹底的に追及し、授業内容だけではなく自立学習もしっかり管理。上位大学合格に非常に強い医学部予備校です。 |
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オンライン指導の有無 | なし |
医学部予備校所在地 | 名古屋市千種区今池南30-2 川島第3ビル2-F・G・H |
医進の会
大阪の私立医学部再受験を目指すなら、医進の会がおすすめです。
それぞれの生徒に合わせたオーダーメイドのカリキュラムが設定された上での完全個別指導のため、勉強のブランクがあっても安心です。
通学の場合完全個別ブースでの自習室も用意されているため、集中して学習を進めることが可能です。
双方向オンライン授業でも個別カリキュラムで授業を進めることができるので、大学に通いながら、働きながらの場合もご相談ください。
特徴 | 志望校・学力・ご予算に応じたオーダーメイドカリキュラムを提案。2人に1人が合格という高い実績をもつ医学部予備校です。進学校の生徒・医学部再受験生がえらぶ医学部予備校NO.1,医学部再受験生に対するサポート力NO.1の医学部予備校と評価されています。 |
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オンライン指導の有無 | 双方向オンライン授業 |
医学部予備校所在地 | 大阪市天王寺区生玉前町1-1 上本町ホールドビル6F |
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