医学部受験情報は大学公式サイトり最新情報を入手することが重要です。
医学部受験情報は、合格するためには必要不可欠な情報であり合否を左右すると言っても過言ではありません。
ここでは医学部受験情報を正しく取得・分析できるようポイントを交えて解説していきます。
偏差値だけじゃない!医学部受験情報の重要性
志望校の入試概要や過去の入試データなど詳しく把握し、合格に直結した質の高い準備ができるよう医学部受験情報は必ずチェックしましょう。
ただ単に偏差値を確認するだけでなく、入試科目、出題形式・出題傾向、倍率、配点比率、平均点など細かく分析していくことが重要です。
出題形式や出題傾向は特に私立大学医学部は毎年同じようなケースが多く、過去問対策などしっかりと準備していた人は捨て問や良問の区別が瞬時に判断可能なので、本試験でも時間内に効率よく得点を稼いでいくことが可能です。
また、得意科目の配点比率が高い医学部の方がより高い点数を取ることが可能なので、合格のチャンスも高まります。
過去問は、既に出題されているから意味がないと思う人もいるかもしれませんが、各医学部のクセを把握しておけば、本番で落ち着いて解答に専念することができます。
医学部受験情報は公式サイトでの確認が必須
近年は、科目の追加や面接試験の導入など、入試形式の変更が毎年多くの医学部で実施されているので必ず受験情報は確認しておくようにしましょう。
また、その際は大学医学部の公式サイトの入試情報から確認することが重要です。
これは、ネット上の情報だとどうしてもタイムリーでなかったり、情報に誤りがあったりする可能性があるからです。
医学部受験情報には、入試科目の変更、配点の変更、選考方法の変更、面接試験の追加など多岐に渡っています。
入試直前になって知って焦らないよう、常に志望校の入試情報は早い段階から頻繁に確認しておくよう心がけてください。
また、志望校ではない医学部でも入試制度の変更により、自分と相性が良くなる場合も少なくないので、やはり医学部受験情報は広く確認しておくことをオススメします。
さらに、変動がある定員や学費などは志望校選びにも大きく影響してくるので早めに入手しておきたいところ。
他には、2019年なら2020年度の入試日程(推薦入試も含む)や願書配布開始時期などは、余裕をもって知っておきたいものです。
志望校は実際に足を運んで確認
医学部受験情報は、インターネットや資料で確認することが可能ですが、志望校は実際に足を運んで確認することをおすすめします。
キャンパスのロケーションはもちろん、施設の規模や学習環境、学生の質など6年間の長い医学部生活を過ごすことになるので、実際の雰囲気を肌で感じておくと良いでしょう。
私学医大の場合は6年間同じキャンパスであることが多いですが、総合大学の場合、1、2年次と3年次以降の学ぶキャンパスが異なっていることが多かったり、都市部の大学と郊外の大学では雰囲気や環境も全然違います。
地方生で親元を離れる場合は東京でも都市部と郊外では家賃など生活費も全然異なってくるので、志望校を選ぶ場合は入学後のことも見据えて様々な情報を入手しておいて損はありません。
医学部について自分の目で確認したい場合は、オープンキャンパスや入試説明会などを利用すると良いでしょう。
人気のプログラムによっては全国から受験生が集まるため締め切りになることもあるため、公式サイトで日程を確認して早めに予約を取っておくことが重要です。
オープンキャンパスや説明会では、受験情報だけでなく、入試担当者に直接個別に質問や相談ができる機会もあるので参加をおすすめします。
ネット上の情報は要注意
インターネット上からたくさんの受験情報を入手することができるいっぽうで、なかには信頼性に欠ける誤った情報があるのも事実です。
受験情報が最新ではなく古いものだったりと正しい情報である保証がありません。
そこで、インターネット上の情報のなかでも特に匿名性のあるものは、評判の良いサイトでも100%鵜呑みにせず参考程度に確認しておくことに留めておきましょう。
誤った情報を信じて間違った対策などを行えば、受験に失敗して浪人生活を送ってしまうリスクがあります。
上でも紹介したように医学部の公式サイトのほか、駿台や河合塾などの大手の予備校・塾や医学部予備校の講師や、現役生なら高校の先生など信頼できる予備校や先生から受験に関する情報は入手するように努めましょう。
2020年受験生向け最新情報
こちらでは人気の高い医学部の最新受験情報を参考になるよう抜粋しています。
最終的には各大学の公式サイトで詳しく確認するようにしてください。
なお、紹介している医学部でも他の変更があることがあり、紹介していない医学部でも変更点が生じています。
注目すべきは、医学部で唯一面接試験を導入していなかった九州大学もついに2020年から面接試験を導入することになりました。
面接がないからと再受験生や多浪生に比較的人気が高かっため、受験生への影響は大きいと言えるでしょう。
2020年医学部入試変更点一覧(※2019年8月時点)
国公立大学 | |
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大学名 | 変更点 |
北海道大学 | 募集人員(前期) 97名から90名へ変更 |
東北大学 | 募集人員(前期) 105名から75名へ変更 |
地域枠入試 (宮城県枠、岩手県枠) を新規実施 |
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筑波大学 | 募集人員(前期一般枠) 58名から49名へ変更 |
募集人員(推薦) 36名から44名へ変更 |
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千葉大学 | 募集人員(前期) 97名から85名へ変更 |
募集人員(後期) 20名から15名へ変更 |
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新潟大学 | センター試験: 外国語、数学の配点が 各100点から 各200点へ変更 |
富山大学 | インターネット出願を導入 |
大阪大学 | 入試配点の変更: センター500点、 個別1500点へ |
2段階選抜が 2.6倍から3倍へ変更 |
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鳥取大学 | 後期日程の廃止 |
広島大学 | 後期日程の廃止 |
九州大学 | 2段階選抜が 4倍から2.5倍へ変更 |
面接試験の導入に伴い、 試験日が2日から3日間へ |
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熊本大学 | 募集人員(前期) 95名から90名へ変更 |
私立大学 | |
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大学名 | 変更点 |
北里大学 | 健康診断の廃止 |
募集人員(一般) 84名から65名へ変更 |
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地域枠指定校推薦9名を 新規実施 |
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慶應義塾 大学 |
募集人員(一般) 68名から66名へ変更 |
昭和大学 | 募集人員(一般Ⅰ期) 78名から75名へ変更 |
東京 慈恵会 医科大学 |
英語外部試験の利用が可能 |
大阪医科 大学 |
研究医枠の廃止 |
募集人員(前期) 85名から87名へ変更 |
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関西 医科大学 |
インターネット 出願のみに対応 |
推薦入試の適性試験150分が 総合学力試験130分へ |
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募集人員(一般前期) 86名から82名へ変更 |
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募集人員(一般後期) 6名から10名 (センター後期とあわせて)へ変更 |
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センター後期を新設 | |
兵庫 医科大学 |
面接・調査書が配点ありへ (点数化) |
名古屋の試験会場を廃止 |
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