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峰岸先生が徹底解説!『医学部入試問題を斬る』

「医学部入試の攻略」というテーマで医学部入試の対策講座を開設しています。入試問題の解説の他、受験に関する様々なテーマで入試に切り込んでいきます。入試問題についても英語のみならず各科目はもとより、小論文、面接といったものも幅広く扱う予定です。

第113回.医学部入試問題-英語「長文読解-昭和大学医学部」④

今日から新しい問題を解いていきましょう。今日は第4パラグラフの第2文から読んでいきましょう。解説の都合上本文やパラグラフに番号を入れています。

次の文章を読んで以下の問いに答えなさい。

(4)②And when these children were assessed as adults, they still rated high on feelings of alienation* and continued to express high levels of negative emotion.③They also tended to be less conscientious* and less socially agreeable than their peers.

(5)①Long-term studies like the Dunedin project are critical for sussing out* the roots of addiction.

alienation:疎外、conscientious:良心的な、suss out:発見する、plague:悩ます、tease apart:解きほぐす

【解説】

第4パラグラフ
第2文

And when these children were assessed as adults, they still rated high on feelings of alienation* and continued to express high levels of negative emotion.

whenで始まる従属節のなかの主語はthese children(こうした子供たち)です。述語はwere assessed(評価されると)です。as adultsは「大人になったときに」です。主節の主語はtheyで、述語はstill rated high on~の部分です。ここは「~に高い割合である」と訳します。~の部分はfeelings of alienation(疎外感)です。主節の中のandの後ろにもう一つ動詞がありますが主語は同様にtheyです。その部分はcontinued to express(表し続ける)です。「何を表すのか」はhigh levels of negative emotion(高いレベルの否定的な感情)です。

訳:そしてこうした子供たちが大人になったときには、まだ高い確率で疎外感を感じていたり、ネガティブ思考を持ち続けたりしています。

第3文

They also tended to be less conscientious and less socially agreeable than their peers.

主語はTheyで述語はtended to be~(~である傾向があった)です。「どんな傾向があったのか」はless conscientious (良心に欠け)ていて、less socially agreeable (社会的に望ましくない)傾向です。この部分の後ろに「比較の対象」が入ります。than their peersは「彼らの仲間に比べ」て」という比較です。peerは「同僚、仲間」という意味です。

訳:こうした子供たちは周りの子供たちと比べると良心に欠け、社会的になじめていない傾向にありました。

第5パラグラフ
第1文

Long-term studies like the Dunedin project are critical for sussing out* the roots of addiction.

主語はLong-term studies(長期に渡る研究)で、述語はare critical (重要ある)です。criticalは「批判的な・重要な」の2つの意味を押さえておきましょう。ここでは「重要である」の方がすんなりとつながります。「何に対して重要なのか」はsussing out(見出すこと)に対してです。前置詞の後ろですからsussing のように動名詞になっています。「何を見出すのか」は the roots of addiction(中毒の根源)です。主語の後ろにあり、主語にかかっていくlike the Dunedin projectは「ダニーデイン・プロジェクトのような」です。

訳:ダニーデイン・プロジェクトのような長期計画はこうした中毒の問題の出発地点を見出す点において重要です。

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いかがでしょう。大人になって問題を抱えている場合、その根源を探ると「子供のときに良心にかけ社会的にうまく解けこめないという要因があった」という「出発地点」を探ることに意義がある、というのは面白いですね。つまり子供時代にある種の傾向を持った子供たち全員が将来的には好ましくない状況を引き起こすことになる、とは言っていませんね。このロジックは大切ですね。また次回もこの文を読んでいきましょう。お楽しみに。

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エースメディカルみなとみらいでは、生徒各個人に合わせて英文のレベルを分け、中学生レベルの英文から科学雑誌の英文までを準備しています。医学部に受かる力の養成に直結した授業を展開しています。無料レッスン随時受付中です。お問い合わせください。

2017年10月06日

<<プロフィール>>

峰岸 敏之
1964年生まれ。早稲田大学大学院・法学研究科前期課程修了、法学修士。大手新聞社で新聞記者を経験後、講師業に転向。河合塾や城南予備校、栄光ゼミナールなどの大手予備校や医学部予備校などで、大学受験ブロック長や英語科責任者などを務める。指導教科は英語と小論文。2013年春に横浜に医学部予備校を開校し、「30年以上続く予備校を作り、医学部への合格者を1000人を出す」が目標。

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