医学部入試問題を斬る

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峰岸先生が徹底解説!『医学部入試問題を斬る』

「医学部入試の攻略」というテーマで医学部入試の対策講座を開設しています。入試問題の解説の他、受験に関する様々なテーマで入試に切り込んでいきます。入試問題についても英語のみならず各科目はもとより、小論文、面接といったものも幅広く扱う予定です。

第105回.医学部入試問題-英語「正誤問題」⑮

今回も東京医科大学の過去問を解いていきましょう。2012年の出題です。今日は、設問を解いていきましょう。解説の都合上本文やパラグラフに番号を入れています。

次の文章の内容と合っていると思われるものを,下に示した(1)~(25)のなかから8つ選びなさい。ただし,解答の順序は問いませんが,同一番号を重複使用した解答は無効とします

(17) It was CDC that found out the new treatment to cure Meyer’s illness.

(18) When the test for the most dangerous strain of E. coli familiar to Americans came back negative, the doctors were convinced that Meyer’s symptoms were caused by the rare German E. coli strain.

(19) It was only after the doctors found the presence of the deadly German E. coli strain and began special treatment that Meyer took a turn for the better.

(20) Meyer was in Milford Regional Medical Center for nearly one month.

【解説】

(17)

It was CDC that found out the new treatment to cure Meyer’s illness.
(メイヤーさんの新しい治療法を発見したのはCDCでした)

これは第8パラグラフ・第2文でThey sent specimens for additional analysis to the Centers for Disease Control and Prevention lab in Atlanta. (彼らは追加的な分析のために標本をアトランタの疾病管理予防センターの研究室に送りました)とあり、第3文でIn early June, CDC confirmed it was the German strain.(6月の初めに疾病管理予防センターは、これはドイツの大腸菌であることを確認しました)とあります。よってCDCはその治療に関わったという記述がありません。よってバツです。

(18)

When the test for the most dangerous strain of E. coli familiar to Americans came back negative, the doctors were convinced that Meyer’s symptoms were caused by the rare German E. coli strain.
(アメリカ人に馴染みのある最も危険な大腸菌に対するテスト結果がネガティブだった時、医師たちはメイヤーさんの症状は珍しいドイツの大腸菌によるものだと確信した)

これは、第8パラグラフ、第1文A test for the most dangerous strain of E. coli familiar to Americans came back negative.(アメリカ人に最も馴染みのある、最も危険な大腸菌に対するテストはその結果がネガティブとして戻ってきました)とあり、第2文でThey sent specimens for additional analysis to the Centers for Disease Control and Prevention lab in Atlanta. (彼らは追加的な分析のために標本をアトランタの疾病管理予防センターの研究室に送りました)と記述されています。よって、テスト結果がネガティブ時点で、医師たちはその原因を確信していません。よってバツです。

(19)

It was only after the doctors found the presence of the deadly German E. coli strain and began special treatment that Meyer took a turn for the better.
(メイヤーさんが回復し始めたのは医師たちが致死的なドイツの大腸菌の存在に気付いて特別な治療を始めたまさにすぐ後だった)

これは第8パラグラフ・第4文でAround that time, he had begun to recover.(そのころまでには、彼は回復し始めていました)とあり、第5文にHis kidneys were improving.(彼の腎臓はその状態が改善していました)第6文でHis awareness returned. (彼の意識もしっかりしてきました)となっています。第4文の「そのころ」はCDCが「ドイツの大腸菌であることを確認した」時で、それより前に回復し始めていたという事ですから、設問文はバツになります。

(20)

Meyer was in Milford Regional Medical Center for nearly one month.
(メイヤーさんはミルフォード地域医療センタに一カ月近くいた)

これは第8パラグラフ・第7文でHe was moved out of intensive care more than three weeks later, and on June 17 he was sent home(3週間以上たって彼は集中治療室を出ました。そして6月17日に彼は帰宅しました)とあります。また、メイヤーさんの初期状態を時系列でみていきましょう。まず、第6パラグラフ第3文にBy midafternoon, he was hit with bloody diarrhea and a dawning sense of alarm. (昼過ぎまでには出血を伴う下痢と危機感に襲われました)→同第6文She took him to nearby Milford Regional Medical Center.(彼女は夫を近くのミルフォード地域医療センターに連れて行きました)→第7パラグラフ第2文They recommended follow-up with a gastroenterologist the next day and sent him home for the night.(現場のたちは、翌日に胃腸病の医師に診てもらうことを勧めて、その日は帰宅してもらいました)→同第5文でLoreen took him back to the hospital that night and he was admitted.(その晩、ロレーンは彼をもう一度病院連れていき、彼は入院することになりました)とありますので、入院した日は5月18日です。よって設問はマルです。

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いかがでしょう。やはり起きたことを時系列でみていけば解けますね。次回はまた本文を攻略しましょう。お楽しみに。

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エースメディカルみなとみらいでは、生徒各個人に合わせて英文のレベルを分け、中学生レベルの英文から科学雑誌の英文までを準備しています。医学部に受かる力の養成に直結した授業を展開しています。無料レッスン随時受付中です。お問い合わせください。

2017年7月28日

<<プロフィール>>

峰岸 敏之
1964年生まれ。早稲田大学大学院・法学研究科前期課程修了、法学修士。大手新聞社で新聞記者を経験後、講師業に転向。河合塾や城南予備校、栄光ゼミナールなどの大手予備校や医学部予備校などで、大学受験ブロック長や英語科責任者などを務める。指導教科は英語と小論文。2013年春に横浜に医学部予備校を開校し、「30年以上続く予備校を作り、医学部への合格者を1000人を出す」が目標。

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